ソードの4の正位置・逆位置の意味とは？【恋愛/相手の気持ち】

ソードの4の意味・概略について簡単に触れておきましょう。ソードは「風」のエレメントであり、知性や思考・葛藤などを象徴します。穏やかな風は心地よいものですが、嵐のような強風は害をもたらすことがあります。また４という数字は安全や安心の象徴です。

そのためソードの4は「安全な場所・心の平和・休養」などを意味します。１つ前のソードの3は悲しみを表すカードですが、ソードの４はその悲しみを癒す状況を表しています。

ソード4の絵柄に中央には、手を合わせている騎士の彫像が施された石棺があります。黒いスペースは石棺の蓋が空いているようにも見えます。ソードの１つはこの棺のモチーフとして横たわり、後の３つは教会の壁のモチーフとなっています。３つのソードの剣の先は３つのチャクラ（第6・5・4チャクラ）を向いており、これらのチャクラを活性化させているという見方をする研究者もいます。

画面左上のステンドグラスにはイエス・キリスト（左側の人物）と彼にひざまずいている人物が描かれています。少し見えにくいですが、キリストの頭上には「PAX」（ラテン語：平和の意）という文字があります。

他のソードのカードからイメージされるような険しいイメージは、このカードからはあまり感じられません。むしろステンドグラスのPAXの文字が示すような心の平安や静けさといったニュアンスが強いカードです。

タロットカード占いでソードの4 正位置が出た場合の解釈は、基本的に「休養や心の平安」を意味します。では具体的に恋愛・仕事・運勢において、ソードの4の正位置はどのように読み解くのでしょうか？

タロットで恋愛を占った際にソードの4 正位置が出た場合の解釈は、「今一度冷静になるように」というタロットカードからのアドバイスになります。片思い中の人や恋人・パートナーのいる人は、相手の一挙一動に振り回されていませんか？ここは一旦冷静さと落ち着きを取り戻しましょう。

相手の気持ちを示すカードとしてソードの4の正位置が出た場合には、恋愛から興味・関心が離れていることを意味します。他の関心事のことで頭が一杯になっている可能性があります。

新しい恋を探している人も、焦ることなく冷静に行動することが大切です。また、恋人探しを一旦小休止して気分転換をすることで、新たな恋を呼び寄せやすくなります。

タロットで仕事を占った際にソードの4 正位置が出た場合の解釈は、休養やリラックスが必要であることを意味しています。仕事やビジネスにおける競争に疲れやストレスを感じているようなら休養を取り、リフレッシュを意識して行うようにしましょう。

仕事における人間関係でゴタゴタの渦中にいるなら、今は自分の感情を表に出すべき時ではないことを示しています。感情の波を落ち着かせ、平静さを保つことで無事に乗り越えられます。

タロットで運勢を占った際にソードの4 正位置が出た場合には、新しい事に積極的にチャレンジするよりも、静観している方がよい時です。英気を養って、次のアクションに備えるのがベストです。

何らかのトラブルに巻き込まれている人は、解決のために積極的に動き回るよりも、少し離れたところから眺めるようにすると、よい解決策が見つかりやすい状態です。またトラブルに直接関わらなくてはならない場合、感情的にならなければ解決にこぎつけられます。

ソードの4の正位置が出た場合の対策としては、今取り組んでいることから少し距離を置く、あるいは手を休めることです。リフレッシュや気分転換を心がけることが開運につながります。そうすることで問題解決のためのベストな方法を思いつくことがあります。

また感情が不安定になりやすい時でもあり、何かのきっかけでマイナス感情が表に出てしまう可能性もあります。事を荒立てないためにも、自分の感情をコントロールするように努めましょう。