魂のブループリントとは？スピリチュアルな未来の設計図について

魂のブループリントとは、生まれる前の世界で決めてきた魂の目的や大まかな計画が記されている人生の設計図です。そもそもブループリントとは建築や機械設計などにおいて設計図の複写に使われていた青写真という技法を指します。これが転じて「未来への青写真」と言った言葉のように将来設計や計画という意味に使われるようになりました。

私達の魂は生まれる時に人生の目的は決めて来ていますが、その達成のための道筋ははっきりと決めて来ているわけではありません。そして、この世に生を受けた段階で決めてきた人生の目的を忘れてしまいます。これは魂が生きていく過程でいろいろな経験をして学びを深めるためだと言われています。

そのため魂のブループリントは何パターンもあり、その時々に自分の選択により色々なパターンを行ったり来たりしながら最終目的地にたどり着くようになっています。この選択は個人に委ねられており、どんな選択肢を選ぶかは自由です。これが魂の自由意志と言われているものです。

不思議な偶然から自分の生きる目的を見出した時や思いがけず人生が大きく動いた時、私達は運命を動かす何か大きな力が存在しているような気がします。そして自分が経験しているすべての事には実は深い意味があり、何か大きな結末に向かってさまざまな出来事が起こっているのではないかと考え始めます。

「自分の生まれてきた意味や人生の目的、未来を知りたい」

このような意識が生まれた時が自分の魂のブループリントを知るきっかけとなります。そして意識がそちらに向いた瞬間から、思わぬシンクロによってあなたのもとにブループリントについての情報がやって来るでしょう。
 

自分で決めて生まれてきているとはいえ、ほとんどの人が魂のブループリントの内容を忘れてしまっています。しかしそれをやるために生まれてきている訳ですから、自分の人生を振り返ってみるとなんとなく大筋が見えてくるのではないでしょうか。

子供の頃から得意だったことや頑張らなくても上手にできること、または理由はわからないけどとても気になることなどは魂のブループリントに描かれている可能性が高いと言えます。

しかし、実はもっとはっきりと魂のブループリントを知る方法があるのです。以下に主な3つの方法をご紹介いたします。

占星術はこの世に生を受けた瞬間の星の配置によってその人の人生を読み解くものです。このため生まれる前に決めてきた運命や人生の目的を大きく反映していると言えます。また、数秘術も生年月日を基に人生の目的や使命、人生の流れを読み解いていく手法となりますので、魂のブループリントを知​​​​​ることができます。

瞑想によって自分のハイヤーセルフや潜在意識と繋がることにより、より自分自身を認識することができるようになります。すると自身の持つカルマや課題が浮かび上がってきますので、おのずと自分の人生の目的がはっきりとしてきて、魂のブループリントが明らかになります。

もし自分一人で瞑想するのが難しいという場合は、ヒーリングミュージックや誘導瞑想などのCDを聞きながら行うのもよいでしょう。音の効果で自分のより深い部分へと意識を繋ぐことができます。

ヒプノセラピーとは催眠療法とも言われる心理療法の一つです。誘導催眠により顕在意識から潜在意識へとアクセスし、意識を最適化する手法です。催眠状態になることで自由に意識を過去や未来へ移行させることができます。例えばあるトラウマを持った人がヒプノセラピーを受けた場合、そのトラウマができた幼児期に退行してその意識を書き換えることでトラウマを解消することができます。

このヒプノセラピーを使えば、生まれる前の中間世と呼ばれる時期まで退行することで自分が今世で成し遂げようとしていることを確認することができるのです。