カラーセラピストとはどんな仕事?仕事内容や収入、なる方法について解説します

カラーセラピストとはどんな仕事?仕事内容や収入、なる方法について解説します

カラーセラピストとは、色の持つ効果を利用して心理療法を行う人のことです。クライアント(相談者)の好みや心理状態によって色を選び、どのように取り入れるのか提案していきます。今回はカラーセラピストの仕事内容や収入、なる方法について詳しく解説します。

この記事には広告が含まれます。

コンテンツ [表示]

  1. 1カラーセラピストとは?
  2. 1.1カラーセラピストの仕事内容
  3. 1.2カラーセラピストの収入
  4. 2カラーセラピストになる方法
  5. 2.1持っておいた方がいい資格
  6. 3カラーセラピストに向いてる人
  7. 3.1常識のある人
  8. 3.2コミュニケーション能力に長けた人
  9. 3.3相手の相談に真摯に対応できる人

カラーセラピストとは?

カラーセラピストとは?
Photo byDenis_Azarenko

カラーセラピストとは、色が人の心理や身体にどのような影響を及ぼすか理解し、色彩の効果を活用して相談者の生活を改善し、心身を癒していく人のことをいいます。

カウンセリングを通じて相談者の好みや心理状態を把握し、相談者から選んでもらった色の効果を説明します。ファッションやインテリアなど周りにあるものを用いて、どのように生活に色を取り入れるかを提案する仕事です。

 

カラーセラピストの仕事内容

カラーセラピストの仕事内容

カラーセラピストの仕事内容は、相談者に現在の状況、悩みや不安を聞き取るカウンセリングを行い、状態に合った色の選定をします。もしくは相談者に色を選択してもらい、その色がどのように身体的・精神的に影響を及ぼすか説明して、それをどのように生活に取り入れるか提案します。

また、選んだ色によって相談者の性格を判断する性格分析を行い、行動の傾向や心理状態を把握することで、どのような行動を取ったら相談者が快適に暮らしていけるかをサジェスチョンするのも仕事です。

 

カラーセラピストの収入

カラーセラピストの収入
Photo byRilsonav

カラーセラピストは、どこかの会社に所属するのではなく独立して活動することが多いようです。また、主婦や本業を持つ傍ら副業で行う人もいます。そんなカラーセラピストの平均的な収入は以下の通りです。

       カラーセラピストの収入
労働時間 160時間/月
平均月収 10~18万円
平均年収 150~200万円
男女比率 8(女性):2(男性)

カラーセラピストになる方法

カラーセラピストになる方法
Photo bykhamkhor

カラーセラピストになるには必ずしも資格が必要という訳ではありません。だからこそ、知識を深めるために資格を取って、仕事の質を高めることが大切です。

カラーセラピストの資格を取得するには、養成講座や通信教育を利用するのが一般的です。決められた期間受講すると、修了時に資格がもらえます。

受講期間は数時間のものから1年と長期で学ぶものもあります。他にも独学で勉強した後、資格検定を受け資格を取得する道があります。

また、カラーセラピーには、さまざま理論や方法があります。

カラーセラピーの種類

  • カラーボトルを利用したオーラソーマ・センセーション・イリス・アヴァターラ・キャスメス・オーラライト
  • カラーライトを利用したカラーパンクチャ―
  • 塗り絵などのアートセラピー
色の効果だけでなくボトルや光などツールを使用してのカウンセリングも、相談者の興味を引くものとして有効です。

色彩心理学を取り入れたものから、スピリチュアル的要素が強いものまで種類はさまざまです。自分が学びたいと思うカラーセラピーの種類を選んで、講座や通信教育を受けましょう。

持っておいた方がいい資格

持っておいた方がいい資格

カラーセラピストとして、持っておくとよい資格は次の通りです。

  • カラーセラピー」日本デザインプランナー協会
  • 色彩インストラクター」日本インストラクター技術協会
  • カラーセラピー資格検定」日本メディカル心理セラピー
  • カラーアドバイザー」日本デザインプランナー協会
  • TCカラーセラピスト講座」トゥルーカラーズ

最近ではアロマセラピストやエステシャン、ネイリストなど他の資格も取得して他店との差別化を図る傾向にあります。

さらに、集客や経営の知識を勉強することも大切です。カラーセラピストのみでは経営が難しいのが現状なので、開業を考えている場合は他の資格も一緒に取ることを視野に入れたほうがいいでしょう。

カラーセラピストに向いてる人

カラーセラピストに向いている人
Photo bygeralt

どんな職業にも向き不向きがあります。カラーセラピストは、相談者の悩みを聞き色を使って解決に導く人です。色の選定の他にも、人の話を聞くカウンセリングの力が重要になってきます。また、社会的常識や相手の気持ちを察するコミュニケーション能力なども必要です。

ここでは、カラーセラピストに向いてる人の特徴をご紹介します。

 

常識のある人

常識のある人
Photo byrawpixel

どんな職業に就くとしても、常識がなくては周囲の人の信頼を得ることは不可能です。特にカラーセラピストの場合は、相談者の悩みを聞き、分析を加えてその解消法を提示するのが仕事です。相手から信頼を得られなければ、本当の悩みを打ち明けてもらえず、正確な分析や診断もできなくなってしまいます。

また、カラーセラピストは相談者を第一に考えて仕事をしなくてはなりません。相手の立場に立ってどんな小さな悩みも、親身になって聞いてあげることができる人がカラーセラピストに向いています。

他にも、TPOをわきまえない服装や話し方、約束の時間を守らない、体調・スケジュールの管理ができずに相談者との面会をずらしてしまうなど、社会人としての常識がない人にはカラーセラピストは務まりません。
 

コミュニケーション能力に長けた人

コミュニケーション能力に長けた人
Photo byFree-Photos

多くの相談者と向き合うカラーセラピストという職業には、コミュニケーション能力が不可欠です。人と接するのが苦手な人は、カラーセラピストには向いていません。コミュニケーション能力の中には、会話が上手くできるというだけでなく、相手が何を感じているか敏感に察知する力や理解力も含まれます。

もちろん、話し好きが高じて相談者のプライベートに首を突っ込んだり、相談内容から逸脱した話ばかりする人にはセラピストの適性はありません。また、自分の能力を過信して相談者に威圧的な態度で接したり、一方的に話したりすることのないよう気を付けなくてはなりません。

相談者にとって心地よい会話や良いコミュニケーションを築ける人がカラーセラピストに向いています。

相手の相談に真摯に対応できる人

相手の相談に真摯に対応できる人

カラーセラピストは、相手に真摯に対応できる人が向いています。相手の話を聞かずに、自分の話をしてしまう身勝手な行動を取るようであればカラーセラピストには向いていません。

セラピーの基本は相手の話をよく聞き、心理状態をしっかり把握することです。相手がどんな悩み事でも安心して話せるような人がカラーセラピストに向いています。カラーセラピーは相談者の話をじっくり聞くところから始まっています。カラーセラピストにとって色に対する知識も重要ですが、相談者に寄り添い真摯に解決へ導こうとする姿勢はもっと大切です。

カラーセラピストの仕事内容や収入・なる方法についてのまとめ

  • カラーセラピストとは、色の持つ効果で相談者の心身を癒していく人のこと。
  • カラーセラピストの仕事は、カウンセリングを通じて相談者の心理状態にあった色を選定し、どのように生活に色を取り入れていくか提案する。
  • カラーセラピストになるには、「カラーセラピー」「色彩インストラクター」などの資格を持っておくとよい。
  • カラーセラピストに向いている人は「常識のある人」「コミュニケーション能力がある人」「相手の話に真摯に向き合える人」である。

関連記事

アクセスランキング