シワシワネームとは？男女別の古風な名前一覧とメリット・デメリットを紹介

キラキラネームと比較すると、シワシワネームは日本古来の伝統的な名前として良いものに見えます。しかし、メリットばかりではなく、当然ながらデメリットも存在します。

社会に出た大人やお年寄りにとっては落ち着く名前であったとしても、幼い子供にとってはそれが良く分かりません。子供にとっては現代風のおしゃれな名前に憧れることもあるのです。シワシワネームのメリットとデメリットを把握して、子供がよりよく過ごせるような名前を付けてあげましょう。

シワシワネームの大きなメリットは、「読みやすく、かつ日本人として親しみ深いこと」です。子供が友達を作るときにも、社会に出て自己紹介をするときにも、物事はスムーズに進むでしょう。読みづらさから、周囲を困惑させることもありません。

子供自身がこれを実感するのはある程度成長してからにはなりますが、集団に入ったときに悪目立ちしないのは幼少期においても重要です。社会人になってからは特に、日本人らしい名前であることに恩恵を受けることとなるでしょう。名前の由来がしっかりしているだけに、そのような人格になろうととする姿勢が身に付くこともあります。

 

シワシワネームのデメリットは、特に幼少期において「いじめや嫌がらせの原因となるリスクがあること」です。子供同士の世界では古めかしい魅力が通用せず、古臭いと捉えられてしまう可能性もあるでしょう。

祖父母と同じ名前というだけの理由で、馬鹿にされてしまうこともあります。子供の嫌がらせには、そんな理由で充分なのです。

日本の伝統や風習を踏襲するのも良いですが、あまりにも現代と毛色が違うとなると、異質なものになりかねません。「温故知新」という言葉があるように、古きを大事にしつつも新しい流れを取り入れてあげることが大切です。

シワシワネームとは、古風かつ日本人らしい趣のあるとても良い名前です。文字を通して子供への願いを込めることができ、子供自身がそれを受け取ることもできるでしょう。大人になってからも困ることがなく、誇りを持って名前と付き合っていくことができます。

ただし、どんなに古風な雰囲気が良くとも、時代に合っているかどうかは最低限注意をしなければなりません。あまりにも古臭いと、「キラキラネーム」同様に浮いてしまう可能性があります。「まるでおじいちゃんおばあちゃんの名前みたい」と思われない範囲で名付けてあげるのが賢明ですね。

名前はあくまでも本人のものであると再認識しましょう。決して親のものではありません。子供の将来をよく考えた上で、良い影響を与えるような名前を付けてあげるのが望ましいです。