【2020年】畢宿の運勢は？｜宿曜27宿｜畢宿の性格と相性を解説します

「畢宿」は宿曜占星術の中でも強靭なエネルギーを持つ宿星です。穏やかで誰からも好かれ、頼りにされる一方で、強いこだわりを持ち一度こうと決めたら揺るがない頑固さも持ち合わせています。体力や気力に恵まれているので、地道な努力を続けて成功をおさめる大器晩成型です。

「畢」の字には「ことごとく」という意味があり、畢宿の人の持つ強いパワーをあらわしています。

「畢宿」の女性はほがらかで品があり誰とでもよい関係を築くことができます。「畢宿」は3大美人星の1つにも数えられていて、生まれながらに華をもち人を惹きつける魅力を持っています。目立つ外見とは裏腹に気どったところはなく、性格は温厚で落ち着きがあるので、男性にアプローチされることも多いようです。

また気配り上手で周囲の雰囲気を読むのが上手く、悩みごとの相談を受けやすく頼りにされます。その一方でほかの人の意見に流されやすいところもあるようです。

「畢宿」の男性は人当たりがよく人気者ですが、一本気で頑固な一面も持っています。マイペースで動作がゆっくりしているので不器用に見えますが、理想に向かって着実に努力を続けるタイプです。人に合わせず自分のペースを守ることが成功へのカギとなります。

ただし、一度目標を決めてしまうとほかの人のアドバイスに耳を貸さないという欠点もみられます。また他人のものさしで評価されたり、意見されたりするのを極端に嫌います。「畢宿」の男性と接する人は、初対面の穏やかさと内面の激しさとのギャップに驚くかもしれません。

「畢宿」は非常に魅力的で人当たりがいいため好意を寄せられることも多いでしょう。けれども自分が納得する人に出会えるまで妥協をしないために、結果的に晩婚になってしまいがちです。

婚期は20代後半～30代前半に訪れそうです。「もっといい人が現れるかも」と迷うことなく、目の前にいる人に意識を向けるとよい縁を手に入れられるでしょう。

コツコツと努力を続けることが得意な「畢宿」には、1つのことを突き詰める専門職が向いています。たとえば職人や医師、芸能人や作家などです。また金銭感覚も鋭いので実業家や銀行員も向いています。

財運と健康運に恵まれているので、順調に資産を増やすことができるでしょう。

命の関係にあたるのは、同じ「畢宿」です。思考や感覚が似通っているので分かり合える部分が多く、ソウルメイトのような関係になるでしょう。ただし似ているがゆえに衝突が多くなったり、マンネリになったりすることもあるようです。

業にあたる「軫宿」とは初対面から気が合い、社交的で行動力のある「軫宿」がおっとりした「畢宿」をサポートする形になりそうです。

価値観が似ていて、まじめで慎重な「女宿」を「畢宿」が支えればよい関係を築けるでしょう。ただし「女宿」の人は感情的な発言をしがちなので振り回されることもありそうです。

慎み深く控えめな「觜宿」とは、お互いを尊重しあうことができ、関係は長続きするでしょう。一緒にいると心地よい相手です。

独自の価値観を持つ「虚宿」は、「畢宿」に広い視野を与え頼りになる存在です。社交性の低い「虚宿」もおだやかな気性の「畢宿」とは気が合うようです。

エネルギッシュで活動的な「角宿」は「畢宿」に新鮮な驚きを与えてくれるでしょう。初対面ですぐに仲良くなれる関係ではありませんが、お互いを知るうちに相手の良い面に惹かれるようになります。

美的センスの高い「昴宿」と、堅実でおっとりした「畢宿」は相性が良く、お互いの欠点を補いあうよい関係を築けるでしょう。

愛嬌がありサービス精神も旺盛な「翼宿」は、「畢宿」にとって頼りになる存在です。マイペースになりがちな「畢宿」をしっかり支えてくれるでしょう。

努力家で堅実なところが良く似ているので、「畢宿」が「斗宿」に張り合う形でライバル関係になりやすい相手です。お互いが存在することで能力を高めあえるでしょう。

気が強く好奇心旺盛な「胃宿」とは、一見真反対に見えて実はよく似たもの同士です。お互い内に秘めた闘志があり同じ目標に向かって邁進していくでしょう。

価値観は違いますが、「畢宿」の視野を広げてくれる貴重な存在です。自信家でリーダー気質の「張宿」が「畢宿」をリードしてくれるでしょう。

明るくさっぱりした「箕宿」の気性に惹かれ、末永く良い関係を築けるでしょう。ただし「箕宿」は干渉を嫌うので、ほどよい距離感で付き合うのがよさそうです。

バイタリティがある「参宿」とはパワフルな所が似ていて、気が合うでしょう。「参宿」の無遠慮な発言にイラっとすることもありますが、けんかになってもすぐに仲直りできそうです。

行動力があり創造性も豊かな「危宿」は、野暮ったくなりがちな「畢宿」にとってまぶしい存在です。「危宿」の飽きっぽさを「畢宿」が上手くフォローすればよい関係を築けます。

タフさにおいては、「畢宿」が唯一かなわないのが「亢宿」です。一緒にいることがよい刺激になりさらに高い目標を達成できるでしょう。

臨機応変に動き話術もたくみな「井宿」とは、理解しあえずどちらも意地を張ってしまいがちです。相手の長所に目を向けるように心がけるとよいでしょう。

お互いに努力家ですが、自信家で社交性の高い「室宿」は「畢宿」にとって一枚上手な存在です。ライバル心を刺激されるので少し距離をあけて付き合った方がよさそうです。

「底宿」の勝手気ままなふるまいが、堅実な「畢宿」の気にさわり、険悪な関係になりそうです。そりが合わないので極力関わらないほうがよいでしょう。

フットワークが軽く柔軟な思考を持つ「婁宿」は、「畢宿」にとって新鮮に感じる相手です。けれどもあまりにペースが違いすぎて、一緒にいるとお互いにイライラすることになります。

何事もスマートにこなせる「星宿」は「畢宿」にとって憧れの対象です。ただしあまり近づきすぎると、自分の至らなさが目について苦しくなります。距離をあけて付き合うのが無難でしょう。

お互いに努力家という点で最初は気が合いますが、「畢宿」が主導権を握る形になり「尾宿」がライバル心をかきたてられる結果となりそうです。上手く付き合うには、「畢宿」が「尾宿」に花をもたせる形にするとよいでしょう。

「鬼宿」の鋭い感性と発想力に新鮮味を感じるものの、あまりに感覚がかけ離れすぎて疲れてしまうかもしれません。

温厚で面倒見のよい「壁宿」とは落ち着いた良い関係を築けるでしょう。器用な「壁宿」が「畢宿」をフォローしてくれます。

お互いにないものを持っているので最初は惹かれあいますが、無口で警戒心が強い「房宿」とはなかなか関係を深めることができず、疎遠になりそうです。

品がありきらびやかな「奎宿」とは、価値観の違いを楽しむことができれば良い関係を築けます。ただしおっとりした「畢宿」に「奎宿」がイライラすることも多いでしょう。

人の心に敏感で気配り上手な「柳宿」とは最初はウマが合い親しくなれるでしょう。けれども最終的には「柳宿」が「畢宿」のマイペースぶりに疲れて離れていくことになりそうです。

社交的でムードメーカーな「心宿」と、堅実でスローペースな「畢宿」は水と油のように相容れない間柄です。お互いに魅力を感じられず深い仲になることはないでしょう。