目の色を変える、とは?
「目の色を変える」とは、
目つきをかえる。 また、血走った目つきになる。
怒りや驚き、また何かに熱中するさま。
とあり。
参照 『精選版 日本国語大辞典』
以上のように、目の色を変えるとは、感情の変化により目つきが変わることを意味する言い回しです。
例えば、怒ったり、驚いたり、何かに熱中したりする様子を表します。
目の色が変わるとは、同じ意味で自動詞的に表現した言い方です。
目の色を変える(瞳の色が変わる)方法はあるの?
目の色というのは、瞳の周りにある虹彩(こうさい)という部分です。外国の人はこの虹彩の色が青であったり緑であったりするのですが、日本人の多くの人が黒か茶色です。まれに明るい茶色の人もいますが、外国の人のように青色の人はほとんどいません。
この虹彩というのは、目に入る光の量を調節するものであり、肌色を決めるのと同様にメラニン色素で作られているものなのです。つまり、強い日差しから目を守るために黒くなっているため、日差しが強い地域に住んでいれば目の色が黒に近くなるわけです。
そのため、北ヨーロッパなど日差しが弱い地域の人はメラニンが少なく、青や緑の人が多いことにつながります。こういったことから、目の色を青くするような遺伝的要素が強いことがわかります。
しかし、「虹彩学」という分野の専門家の間では、「瞳の色は不変ではない」というのは周知の事実なのだとか。
虹彩学とは症状が現れる前に、医師が目から隠れた疾病を“読み取る”、予防・診断の手法です。 目は単に心の鏡であるだけでなく、身体をも映し出します。
食べ物で目の色を変えることができるって本当?
目の色を変える方法として、食べ物で変えることができる方法もあります。そんな瞳の色が変わる食べ物についていくつかご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
目の色を変えることができる食べ物とは
普段食べている食べ物でも目の色が変わると言われています。そんな食材についていくつかご紹介します。
内臓の状態で目の色が変わる!?
内臓の健康状態と目の色は相関関係があると言われています。
これはイリドロジーという考え方です。
自然健康とデトックスの専門家ロバートモース博士は、長年の研究から目の内側と内臓は繋がっていると考えています。
イリドロジーの目の変化の具体的な内容としては
ほうれん草を多く食べると目が若々しくなり明るくなる
はちみつは、目に暖色系の色合いが強くなる
魚介類は、目の色味を強める
などです。
その他にも、オリーブオイル、玉ねぎ、ナッツなどがあります。
しかし、この考えは化学的な裏付けがされておらず、更なる研究が必要でもあります。
その点も踏まえながら、一つ一つは詳しく見ていきましょう^^
目の色を変える食べ物①ハチミツ
ハチミツをたくさん食べると自然と目の色が薄い色に変化すると言われています。元々健康にも良い食材で、火傷の回復を促進する効果もあります。日頃から取り入れれば健康的で強い体にもなりますよ。
目の色を変える食べ物②カモミールティー
カモミールティーは、気分を落ち着かせる爽やかな味ということもあって人気の食材ですが、これもストレス濃度を低くさせる効果があり、暖かい色合い目の色が変わると言われています。また日焼けや傷跡にも効果的です。
目の色を変える食べ物③オリーブオイル
オリーブオイルにはリノール酸やリノレン酸、オレイン酸などの成分が含まれているため、美しく柔らかい色合いに瞳の色が変わると言われています。またコレステロール濃度を下げる効果も期待できます。
目の色を変える食べ物④生姜
生姜といえば血行を良くして冬の季節に取り入れる人も多いですが、喘息の症状を軽減させる効果や肝障害を回復させる効果もあります。そんな生姜も瞳の色が変化する食材です。
目の色を変える食べ物⑤ほうれん草
ほうれん草は日頃からスムージーにして取り入れている人も多いですが、そんなほうれん草にはカロテノイドとアキサンチンが豊富に含まれています。その鉄分が目の色をより明るくしてくれると言われています。またその他にも栄養素が豊富に含まれているので、ストレスの軽減などの効果も期待できます。
目の色を変える食べ物⑥ナッツ類
ナッツ類は栄養が豊富に含まれており、海外で積極的に取り入れられています。そんなナッツ類は日頃から少しずつ取り入れることで、驚くべき変化を目にもたらすと言われているのです。しかしナッツは高温にさらされることで栄養素が破壊されているため、高温にさらされていないものだけを取り入れましょう。
目の色を変える食べ物⑦魚介類
魚介類には様々な栄養素が含まれており、中でもカルシウムや鉄、マグネシウムやリンが目の色に変化をもたらすと言われています。また日頃から取り入れることで、目の色の変化を永久的なものにしてくれるとも言われているので、積極的に取り入れたい食べ物です。
目の色を変える食べ物⑧お肉
お肉も亜鉛やマグネシウムなどの栄養素が豊富に含まれているため、目の虹彩の変化をもたらせてくれると言われています。目の色を変えたいなら、お肉を使った料理に上記の野菜をプラスした方がより効果を期待できます。
簡単に目の色を変えたいならカラーコンタクト!
目の色を簡単に変えたいのなら、カラーコンタクトを使うのがおすすめです。今の時代、様々な種類のカラーコンタクトが販売されていますので、自分が変えたい色のカラーコンタクトを付ければ、簡単どころか一瞬で目の色を変えることができます。
しかしカラーコンタクトをつけるときには、いくつか注意する点もあります。コンタクトには、それぞれ使用できる期間が決まっており、1ヶ月のものもあれば1日のものもあります。1日のものは勿体ないと思う人もいますが、安全に使うためには1日使ったら必ず捨てるようにしましょう。
また1ヶ月など1日以外のものは、しっかりと定期的に正しく洗浄するようにしましょう。目の感染症にかかってしまい、最悪の場合失明となる場合もあります。しっかりと清潔に保つことが大切です。
またカラーコンタクトを購入する際に、市販で販売されているものを購入する人が多いですが、値段もさまざまで、きちんと眼科で取り扱っているものを使うのがおすすめです。市販の中には色素が出ている危険なものもあり、安全が保証されていません。どんなに口コミが良かったとしても、安全に目の色を変えるなら眼科で販売されているものを購入してくださいね。
色素を薄くする方法:サングラスで目の色素を薄くすることができるって本当!?
目の色の濃さは、目にあるメラニン色素の量で決まります。
たとえば日光の照射率が低い国ではメラニン色素の量が少なく、青くするなどの目の色素を薄くする効果があると言われています。
メラニン色素は、紫外線を浴びることで生成されますので、UVカットのサングラスなどを常時着用することで、今より目の色素を薄くすることができます。
ただ、目の色の要素としては、遺伝的要素が大きいので、効果は限定的ではないでしょうか。
手術で目の色を変えることも可能?
目の色を変える方法として、値段は高くなりますが手術をするという方法もあります。目の色を変える技術として、レーザーを使ったものがあります。この方法によれば20秒ほどで目を青くすると言われています。どのような方法なのか、さらに詳しくご紹介します。
レーザー手術で目を青くする方法が、アメリカで臨床実験中!?
ストロマ・メディカル社が開発したこの方法では、眼球の虹彩前層にある茶色のメラニン色素をレーザーで取り除く。グレッグ・ホーマー医師は「基本原則として、すべての茶色い目の下には青い目がある」「茶色い目と青い目の違いは、表面にあるこの薄い色素の層の違いにすぎない」と解説する。
この色素を取り除けば、目に入ってくる光のうち波長の短い青色のみが反射して、空が青く見えるのと同じような原理で目が青く見えるようになるという。
同社のレーザーを用いた方法では色素の層を破壊してこの組織を自然に体から排出させるといい、手術時間はわずか20秒。目が青く見えるようになるまでは数週間かかる。値段は5000ドル(約60万円)を想定している。
表面の層の取り除き方次第では、アースアイのような目になったりするのでしょうか。
しかし、この手術は値段も高く、体内に貯まった血が排出するための器官が詰まってしまい、眼圧が上がってしまう心配があるようで、これによって緑内障のリスクが高まるとされているのです。
この手術法の考案者は安全な技術だと主張していますが、まだ規制当局からの許可は下りていません。
そのため、必ずしも安全だという保証は言い切れないのが現状です。
今後の流れに注視していきましょう。
※アースアイとは、目の瞳の色が、青色や茶色、グリーンなどの色が混ざっており、地球の色に似ていることから名付けられた。
瞳の色が変わる方法のまとめ
- 目の色は虹彩に含まれる色素によって色が変わる
- 簡単に目の色を変える方法なら、カラーコンタクトがおすすめ
- 食べ物で目の色を変えるなら、ハチミツ・カモミールティー・生姜・オリーブオイル・ほうれん草・ナッツ類・魚介類・お肉を取り入れると良い。
- レーザー手術で目の色を変えることができるが、値段も高く緑内障になるリスクもある。
- 目の色素を薄くするならサングラスの着用も効果がある。