ピロートークの意味とは?
ピロートークは、性行為の後にその余韻を堪能しながら他愛のない話を楽しむ行為です。
・ピローの意味:枕
・トークの意味:会話
性行為の後に枕を挟んで、ピロートークをすることで、お互いのことをこれまで以上に深く知る絶好の機会となります。
ピロートークの必要性
性交後は心も体も満たされていることが多く、駆け引きのない素直な気持ちで話が出来るので、ピロートークをするにはベストなタイミングとなります。それは、お互いに本音で話が出来たり、勘ぐることなく相手の話を受け入れたりしやすい状況にあるためです。
相手と長く関係を続けていくには、飾らない姿を見せたり、いつもなら照れくさくて伝えられないようなことを話すことが大切です。しかしながら、成功後にどんなことも包み隠さず伝えれば良いということではありません。
よりよい関係を長く築いていくためにも、言われて嬉しい言葉はストレートに、日頃気になっていることはオブラートに包んで相手に伝えることがピロートークの大切な心得と言えるでしょう。
ピロートークにおすすめの内容とトーク例文
一言でピロートークといっても、言われて嬉しい言葉や、伝えたいことなど様々あります。
そこで、二人の気持ちが盛り上がり、絆が強くなるようなピロートークにおすすめの内容とトークの例をご紹介します。
感謝の言葉伝える
性行為後は、素直な気持ちで話をしたり話を聞いたりすることが出来るため、感謝の言葉を伝えることをおすすめします。
いつもなら照れがありなかなか素直に伝えられない「ありがとう」の気持ちも、ピロートークでなら伝える事が出来るはずです。
恥ずかしい気持ちも込めて、「いつもそばにいてくれて、ありがとう」、「さっきは優しくしてくれてありがとう」と感謝を伝えられたら、パートナーは心から喜んでくれること間違いなしです。
そして、その喜んでくれているパートナーを見て、あなたの心もほっこりと嬉しくなるはずです。
愛の言葉を語り合う
日本人は、気持ちを伝えなくてもなんとなく察して欲しいと考える人が多くいます。特に、「好き」や「愛している」といった言葉は、恥ずかしさもあって伝えることが容易ではありません。
しかしながら、実際は「好き」や「愛してる」を伝えて欲しいと感じている人がほとんどです。
そこで、性行為後の素直になれる時に、普段は言えない愛の言葉を語り合ってみましょう。先ほどまで性交していた二人ですから、少しの照れや恥ずかしさがあっても、お互い様です。
「○○の、こんな仕草がかわいくて好きなんだ」や「この前、転びそうになった時、とっさに転ばないように助けてくれたとき、力強さを感じて素敵だった」など、二人で愛の言葉を語り合うことで、より一層パートナーのことを愛おしく感じ、絆も強くなっていくことでしょう。
性的嗜好を打ち明ける
日常の中では伝えにくい性的嗜好の話も、性交後のピロートークではハードルが低くなります。相手の話を受け入れる体勢も出来ていますし、少し試しても良いかなと感じさせる雰囲気があるためです。
いきなりハードな性的嗜好を伝えるのは、ピロートークでもハードルが高いと思いますが、自分の好みの性的嗜好の入り口辺り、例えば「少し部屋の灯りを付けた状態でしてみたい」や「少しだけ手を拘束して欲しい」など、そのくらいから伝えていくと、パートナーも比較的受け入れやすくなります。
ただし、パートナーにとっても、許容できる性的嗜好とそうでない性的嗜好がありますので、無理強いすることなく、お互いの気持ちを大事にしながら話を進めていくようにしましょう。
プライベートを語り合う
ピロートークでは、プライベートなことを語り合うのもおすすめです。
知らなかった一面を知ることが出来ると、自分と同じだと感じたり、違う考えが参考になったりします。プライベートなことを自分だけに教えてくれたという特別感が嬉しいと感じ、愛おしさを倍増させます。
トークの例文としては「実は、ボルダリングが好きで通っているから、もし良かったら一緒に行ってみようよ」や「この作家さんの本が好きで、少しアダルト要素が入っているけど、よく読んでいるんだ」などがあります。
信頼している関係だからこそ、プライベートな話ができます。信用されているのだという気持ちが伝わることで、絆がより深くなるはずです。
ピロートークをする際の注意点
ピロートークは、普段なかなか伝える事が出来ない内容を伝える良い機会ですが、話の内容や伝え方に気を配ることが大切です。
そこで、ピロートークを進める上での注意点をご紹介します。
元カレ・元カノの話は避ける
元カレや元カノの話を持ち出しても良いことはありません。たとえそれが、「元恋人と比べて、現恋人の方が優れている、大好きだ」という内容だったとしてもです。
それは、パートナーと元恋人との性交を連想させることに繋がる可能性があるからです。当然のことながら、「元恋人のこういう所が良かった」などと口にするのは以ての外です。
最悪の場合、これまで築いてきた関係が一気に崩れてしまうということにもなりかねないので、特に注意が必要です。
ダメ出しは控える
パートナーへのダメ出しも、相手にダメージを与えるだけの行為なので控えるようにしましょう。
パートナーからダメ出しされてしまうと、いじけてしまったり反抗的になる可能性があります。そのため、「力が強くて痛すぎる」や「体勢がきつくてつりそうだった」のように、どうしても伝えなければならないようなこと以外は、露骨にダメ出しをしないようにしましょう。。
どうしても、伝えなければならないことは、パートナーとの性交がどんなに良かったかということを交えながら、ダメ出しではなく、ささやかな要望として伝えると良いでしょう。
賢者モードを理解する
男性には、性行為後に賢者モードが訪れます。
賢者モードは、男性が性交や自慰行為によって射精した後に訪れる虚無感や脱力感のことを言い、賢者タイムや不応期などとも呼ばれています。
賢者モードのときは、頭がスッキリ冴え渡ったり、激しい睡魔に襲われます。女性には、なかなか理解しづらい男性の特徴なので、性交後の彼は冷たいなどと勘違いしてしまうことがあるかもしれません。
性交後は「賢者モードなのだな」と理解して、一緒に眠ってしまったり、女性から優しくゆったりとした雰囲気で話しかけるのが良いでしょう。
また、男性も賢者モードになっていることを伝えてあげると、女性が必要以上に不安になることもなく、穏やかな気持ちで男性と一緒に過ごせるようになるでしょう。
大事な話や約束はしない
性行為後は、性交中の雰囲気もあって、お互いへの気持ちが普段より一層高まっている時です。そのため、普段なら冷静に対応できる将来の話も、ついついオーバーに話をしてしまいがちです。
それは、パートナーに嘘をつくつもりではなく、パートナーの喜んでいる顔が見たいためです。
お互いが話の内容に対して、温度差があることに気がつくことが出来ないと後々トラブルに発展してしまう可能性があります。
したがって、将来の話や真剣に伝えたいことは、お互いが落ち着いて冷静に対応できる状態の時にしましょう。
ピロートークで心の繋がりを深めよう
ピロートークで様々な会話をすることにより、パートナーのことをより一層知ることが出来ます。感謝の気持ちや愛の言葉、プライベートな話、性的嗜好など、普段なら恥ずかしくて伝え難いことも伝えることが出来るタイミングとなります。
性行為後のゆったりとした優しい雰囲気の中で、ピロートークを楽しみ、パートナーとの心の繋がりを深めてみてはいかがでしょうか。
ピロートークの意味や具体的内容のまとめ
- ピロートークは、性行為後の余韻を堪能しながら穏やかな気持ちで会話を楽しむ行為
- ピロートークでは、感謝の気持ちや愛の言葉などを伝えるのがおすすめ
- ピロートークでは、話の内容や賢者ムードを理解することなど気を付けるべきことがある