ゴジアオイとは?恐ろしい植物なの?
ゴジアオイという植物について知っていますか?
ゴジアオイ(午時葵)は英語で「grey-leaved cistus」、学名では「Cistus albidus」と呼ばれ、南西ヨーロッパ地域ではポピュラーな花です。
ゴジアオイにはピンクのパステルカラーや白の花が咲きます。
ゴジアオイはゴジアオイ属ハンニチバナ科。一般名称は、ロックローズ(英語:rockrose、イギリスではrock rose)。
ゴジアオイは、ハンニチバナ科ゴジアオイ属の常緑性低木で、地中海沿岸地域を中心に約20種が分布しています。和名である「ゴジアオイ (午時葵)」は、午時 (正午)頃に開花し、アオイに似た花を咲かせることに由来しています。
葉は披針形~先の尖った長楕円形で、枝は多数分枝してブッシュ状になり、樹高50~150㎝程度に成長します。
卵状楕円形の5cm程度の葉に淡紫紅色系の花を咲かせます。
花は5月から7月の間で咲き、5枚の花びらをつけます。
高温多湿な日本の気候はゴジアオイの生育には適していないため、日本ではあまりゴジアオイを見かけることはありません。ちなみに「キスツス」とも呼ばれます。
恐ろしい植物といわれるゴジアオイ。花言葉もヤバい
ゴジアオイは日本の気候になじまないために日本ではあまり知られていませんが、和名もあり、漢字では「午時葵」と表記します。
そんなゴジアオイですが、たまにネットで話題になることがあります。
ゴジアオイのもつ変わった性質や怖い花言葉から、「自殺する花」「植物界のサイコパス」として話題になることがあるのです。
ゴジアオイの花言葉
ゴジアオイの花言葉は、「私は明日死ぬだろう」です。
ゴジアオイのかわいい花からは考えられない、恐ろしい花言葉ではないでしょうか?
ゴジアオイが「私は明日死ぬだろうという」恐ろしい花言葉をもつ理由は、ゴジアオイの奇妙な性質にあります。
ゴジアオイの恐ろしい花言葉の理由
ゴジアオイの花言葉が恐ろしい理由は、ゴジアオイの花の変わった性質が理由です。
ゴジアオイの花は晴れた日の正午頃に咲き、夕刻にはしぼむ一日花です。ゴジアオイの花は1日しか咲かないことから、死を連想させ、「私は明日死ぬだろう」という花言葉がつけられたと言われています。
キスツスの花言葉も同じ
ゴジアオイの別名「キスツス」の花言葉も同じで、「私は明日死ぬだろう」です。
ゴジアオイが恐ろしい植物と呼ばれる理由
ゴジアオイ
— ジト⚙️ (@zito_T95isGOD) December 29, 2018
「自殺する植物」「植物界のサイコパス」
気温が35度程度を超えると、自分を燃やすため発火しやすい分泌液を出す
それが自然発火し、ゴジアオイもろともあたりの植物を燃やし尽くす
花は一日しか咲かず、花言葉は「私は明日死ぬだろう」 pic.twitter.com/gAF4xcD5yB
ゴジアオイは花言葉が不吉なだけでなく、植物界のサイコパスという怖い呼び名までついています。これは、ゴジアオイが持っている特徴のためです。
ゴジアオイという植物の生態を紹介しながらゴジアオイがサイコパスと呼ばれる理由について解説します。