【タロット】ペンタクルの9の正位置・逆位置の意味は？相手の気持ちも解説

ペンタクルの9が逆位置で出現した場合は、自分の能力を過信したり、悪事や不正に手を染めてしまう可能性を意味しています。

ペンタクルの9の逆位置の意味について、仕事や恋愛・復縁、相手の気持ちについてご紹介します。

ペンタクルの9が逆位置で出たときは、仕事において損得勘定が行き過ぎて自省の気持ちが欠如していることを意味しています。

ペンタクルの9のタロットが逆位置で出た場合、仕事においてのあなたは、利益だけを追い求め、足元が見えていない状態です。自分ひとりで成し遂げたつもりになっていても、そこに潜む大きな見落としや信頼関係の綻びに、あなた自身が気づけていない可能性があります。

周囲からも、口先だけで適当に仕事をしている人物、或いは不正などずる賢い手を使って実績を上げようとしている人物という印象を持たれているかも知れません。

ペンタクルの9の逆位置は、あなたが仕事をする上で、最終結果として物心ともに成功した未来を望むなら、ひとりよがりにならず謙虚に周囲の声に耳を傾ける姿勢を持つことの重要さを警告している、という意味に解釈できそうです。

ペンタクルの9が逆位置で出たときは、恋愛において、ステータス重視の付き合いになってしまう恐れがあることを意味しています。

片思いをしている場合にペンタクルの9のタロットが逆位置で出たならば、あなたが本当に惹かれているのは相手の人間性にではなくステータスに対してかも知れません。片思いが成就することによって自分が得られるであろうポジションや恩恵を、打算的に想像してしまっているところがないか、問うべき時期に来ていることを意味します。

交際中の場合にペンタクルの9のタロットが逆位置で出たならば、その恋愛が誰かの犠牲のうえに成り立った関係であるという意味に解釈できるでしょう。不倫や浮気など、禁断の恋に溺れている状態を意味する場合もあります。

フリー同士の交際の場合にも、結婚話は利害重視になりやすく揉め事が起こりそうな予感です。

復縁を望んでいる場合にペンタクルの9が逆位置で出たならば、今はラクな方に流されやすい状態であり、「別に精神的な絆を感じられなくても良いから」と投げやりな気持ちになりがちで、身体だけの関係が続いてしまうという意味に解釈できます。

このままでは最終結果として、本来あなたが望んだ未来とは違う未来に行きついてしまう恐れがありそうです。

タロット占いにおいてペンタクルの9が逆位置で出たときの相手の気持ちは、あなたに好意を抱きながらも裏を探っている状態を意味します。

小アルカナのペンタクルの9のタロットが逆位置で出た場合、出逢って間もない相手や付き合いが浅い相手に対してあなたは「軽い人物」という印象を与えがちです。

あなたのせっかくの魅力や能力が悪いほうに働き、片思いの相手や周囲のフリーの人々からは、適当に付き合っても構わない異性と誤解されやすいでしょう。

片思いの相手の印象を変えたい場合は、品行方正に努め、誇りを失わない努力が必要です。

ペンタクルの9のカードが逆位置で出た場合、誰も信用できない状態を意味しますが、最終結果にこのタロットカードが出れば、周囲の意見が耳に入っていない状態で、自分勝手に振る舞っているか、自信がなくて周囲に迎合しすぎています。

非常に揺らぎやすい状態であるために周囲に悪い印象を与えがちです。

交際中のパートナーがいる場合には、相手の気持ちとしてあなたへの不信感や、異性トラブルが起こる心配を与えてしまっている印象を受けます。あなたらしさを大切にして誠実に対応しましょう。

小アルカナのタロットのペンタクルの9は「繁栄」「高嶺の花」「成果」など、目に見える形での評価が多い印象を感じさせる意味を持ちます。

最終結果にこのタロットが出れば、棚から牡丹餅のような偶然の幸運ではなく、これまで頑張ってきた成果が認めらて正当な評価を得られるなど、「裏付けのある幸運」に恵まれることを意味していますので、自信を持って前へ進みましょう。片思いや復縁の成就も叶いやすいときです。

未来に不安を感じることがあっても、あなたの未来に約束された成功を追い求めて努力し、小アルカナのペンタクルの9に描かれた人物のように凛としていて下さい。

逆位置においては、あなたが独りよがりになり過ぎていたり、これまでの実績や経験がむしろ邪魔をしていたりしている意味となります。

独り占めやケチな行動は慎むときです。等身大の自分を認めることから全ては始まります。今ある与えられたものを大切に、着実にクリアしていける方法で実行しましょう。

自分を律することの難しさと、それに伴う幸せや豊かさの享受をペンタクルの9のタロットは伝えてくれています。

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