脚絆(きゃはん)
脚絆天才すぎて震えてる#ベーコンが物理で推してく製作タグ pic.twitter.com/W45pv51rsj
— ナカノベ (@bacon1007cos2nd) October 19, 2019
脚絆(きゃはん)は、長方型をした布の四隅に紐が付いた形をしているものです。袴の上から使用するもので、脚絆を前側からすねに巻き付けた後、四隅についている紐を前に回して固定します。今でいうゲートル(ゲーター)同様、すねを守り、防寒の役目も果たしたと思われます。また、忍者は脚絆にも小型の刃物などを隠していたそうです。
猫叉
褌(ふんどし)
昔の褌(ふんどし)は、現代で知られているものと少し異なる部分があります。昔の褌は片端だけでなく両端に紐がついているものもあり、一方は「輪」の仕様になっていました。その輪になっている方を首からかけて股の間を通し、腰部分でもう一方の両端に付いている紐を前で結んで固定して使用したそうです。
また、忍者にとって褌は、細長く裂いてロープや包帯の代わりとして使用するなど、大変便利な忍装束の一つであったとされています。
番長
現代でもふんどしはあるが、ロープや包帯代わりに使えるなんて知らなかったぜ! めちゃくちゃ重宝する忍装束だな!
草鞋(わらじ)
草鞋(わらじ)は藁で編んだ履き物で、足袋の上に着けます。現代でも目にすることができるものなので、実際に実物を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
しかし、忍者装束として使われた草鞋は、夜の闇でも目立たなくするために「黒色」に染めたものを使用していたと言われています。
着物ちゃん
一般的なわらじは藁の色の茶色っぽいものが多いですよね。忍者装束に使われるような黒色のわらじは見たことがないわ。
足袋(たび)
宴会場でのライブで土足厳禁だったから急遽足袋でやったの(๑•̀ㅂ•́)و✧
— 楔條詩苑 (@fox_shion) January 31, 2017
かっこいい!!さらに忍者感を増すという(笑) pic.twitter.com/EuqpDhasXU
足袋(たび)は、現代でも着物を着る際などに使用されています。しかし、忍者装束として使用されていた足袋は仕様が若干異なり、忍び込んだ屋敷などで足音を立てないように、足袋底に「綿」を厚く入れるなどの工夫が施されていました。
厨二ちゃん
底に綿をたくさん入れて「クッション効果」で足音が出ないようにしたんだね。忍者ってすごい!
忍者の服装・忍者装束 まとめ
忍者の装束は、黒装束であると思われがちですが、実は「濃紺色」でした。そして特別なものではなく、最初は農民の野良着などが使われ、必要に応じて工夫が加えられていったと考えられています。忍者装束で使われている脚絆はお祭りの際に、手甲は「茶摘み娘」などの姿に現在も見ることができます。
また、忍者は普段はスパイとして目立たないよう、山伏や虚無僧、行商人、薬売りなどに変装をして民衆に紛れて行動していたといわれます。つまり、当時は一般の人々が忍者装束を見ることはほとんどなかったようです。
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脚絆を巻くと「忍者っぽさ」が増すにゃ! レッグウォーマーとはちと違うのか!?