「ジンラミー」のルールを解説！2人でできる簡単なトランプゲームの遊び方

トランプゲーム「ジンラミー」は世界三大カードゲームということもあって、ルール自体はかなり簡単なのですがプレイしてみると面白いゲームです。麻雀のような面白いゲームですが、基本的に2人で行いますので短時間で勝負が決まります。

自分の手札を引いたり捨てたりを繰り返して、手札の点数が少なければ勝ち、最終的に得点の合計が100点になった人が勝利です。

トランプゲーム「ジンラミー」のルールは、以下の通りです。

• 点数が0点（ジン）だった場合は、ノックした人に、ノックしなかった人の点数を得点としてプラスし、さらに25点をボーナス得点として加算される

• 1点以上の点数で相手の点数よりも低かった場合は、ノックしていない人の点数からノックした人の点数を引き、ノックした人にその差分を得点として加える

• ノックした人の点数が、相手の点数よりも高かった場合をアンダーカットと呼び、ノックした人の点数からノックしていない人の点数を引き、その差分をノックしていない人に得点としてプラスして、さらに25点をボーナス得点として加える

トランプゲーム「ジンラミー」の勝敗を決めるカードのそれぞれの点数、またその点数の計算方法についてみていきましょう。

トランプゲーム「ジンラミー」の点数は、マークは関係なく1~10点で以下の通りになります。
 

トランプゲーム「ジンラミー」の点数の計算方法は、セットがどれだけあるかで決まってきます。セットとは、同一数字のカードが3枚以上か、同一マークで数字が連続するカードが3枚以上であるかに当てはまる組み合わせのことです。

しかし同一のカードで複数のセットを作ることはできません。以下で点数の例について解説しましょう。

例えばこの写真ですと、上の部分の人は「10、J、Q、K」と4枚の数字が続いたラン、「7」の数字が4枚のセット、残りは「A、4、4」と合計9の得点です。

下の部分の人は「A」が3つのセットと「2」が3つのセット、残りは「3、6、8」ですから合計17となります。そのため、数字が残った数字が最も多い下の部分の人が負けということになるのです。

トランプゲーム「ジンラミー」の遊び方や流れは以下の通りです。

1. 初めに親と子を決め、親はカードをよくきって各プレイヤーに10ずつ配りそれぞれの手札にします。残りのカードは裏向きで山札となります。
2. 山札から1枚カードをめくり、子はそれを取るか取らないかを決めます。取った場合は手札から不要なカードを1枚捨て札として、取らなかった場合は親からゲームを始めます。
3. 順番に交代で捨て札で欲しいカードがあればそれを1枚取り、なければ山札から1枚取ります。取ったときは手札から1枚捨て札にして、捨て札は1箇所に重ねて置きます。ちなみに捨て札は1番上のものしか取れません。
4. 手札の合計点数が10点以下になれば「ノック」を宣言してゲームを終わらせることができます。「ノック」を宣言した人は、手札をみんなに見せてメルドと残りのカードを分けていきます。
5. 「ノック」を宣言された人はみんなに手札を見せて、相手のメルドに自分の手札をプラスすることによって、自分の点数を減らせる付け札ができます。しかし相手の手札がジンのときやメルドになっていない人の手札には付け札はできません。
6. 付け札が終わって、それぞれの手札の点数を合計して、点数が最も低かった人の勝ちです。

トランプゲーム「ジンラミー」の戦略やコツは以下の3つが挙げられます。

• とにかく点数を下げること
• カードを覚えること
• ノックのタイミング