ソードの10の正位置・逆位置の意味とは？【結婚/後悔/相手の気持ち】

タロット占いで、ソードの10 逆位置が出た場合の解釈は「精神的な苦しみからの解放」です。小アルカナのソードの10が逆位置で出ることによって、背中に突き刺さっている剣が抜け落ちると考えます。そのため、長い間苦しめられていたことや障害から解放され、新しい状況がやって来ることを暗示しています。

恋愛についての占いでソードの10 逆位置が出た場合の解釈は「精神的につらい状況がじきに終わる」というものです。長い間片思いだった人、あるいは復縁を願っていた人は今の精神的に苦しい状況にピリオドが打たれる可能性があります。自分が望んでいる・望まない結果に関わらず、精神的な苦痛から解放されます。

恋人や結婚相手のいる人の場合、相手との関係がよりよいものに変化することをカードが告げています。あるいは二人の関係に終止符を打つ可能性もあります。恋の出会いを求めている人なら、相性のよい相手と出会える暗示です。

ソードの10 逆位置が相手の気持ちを示すカードとして出たら、精神的な苦痛から解放されることを意味します。あなたへの不平不満が解消され、仲が深まる可能性がありますが、逆に関係を断ち切ることで精神的に楽になることも暗示しています。
 

仕事の占いでソード10 逆位置が出た場合の解釈は「重荷となっている仕事から解放される」です。責任の重い面倒な仕事を手掛けているなら、その仕事がもう間もなく終わることを意味します。その仕事自体が何らかの原因でなくなってしまう、あるいは契約の解消・退職といった形で自分から手を引くことになる気配です。

たとえ今いる会社を辞めることになっても、決して後悔するような事にはなりません。独立や転職を前向きに考えることを暗示しています。

運勢についての占いでソードの10 逆位置が出た場合の解釈は「再起・チャンスの到来」です。これまで身動きできなかった状態からようやく脱出できる気配です。束縛していたもの・不自由さがなくなることで、一気に運気は上昇気流に乗ります。よい意味での人生の転機が訪れることも暗示しています。

タロット占いにおいて、ソードの10が逆位置が出た場合の対策は「積極的にポジティブに活動すること」です。これまで何かしらの障害やしがらみで行動が制限されていたなら、その障害やしがらみがようやく無くなろうとしています。思うように行動できなかった状況から脱出できるので、そのことも踏まえて行動・準備する必要があります。

中には縁を断ち切るといった痛みを伴う行動が必要なケースもありますが、新しい状況・可能性が確実に訪れているので、決してマイナスに捉えないことが大切です。