トイレの夢の基本的な意味と心理
夢におけるトイレの意味はいくつかあり、最も代表的なのが「要らないものを水に流したい」という夢の主の欲求です。これは「不要物=排泄物」と置き換えればイメージしやすいでしょう。
また上記の意味とは逆に、欲求不満をこじらせているケースも少なくありません。尿意や腹痛でトイレに駆け込むように、人の欲求がトイレの夢として表れた場合、それは我慢の限界ということを表しています。
他にも金運上昇の兆しや健康状態の反映などトイレの夢には多くの意味がありますが、詳しくは後の項目で解説していきます。
【夢占い】トイレに行く・トイレをする夢
トイレに行く意味は、
- 「欲しい物を手に入れたい」
- 「要らないものを捨てたい」
の2つに大別されますが、いずれにしても用を足せるか否かで吉凶が分かれます。
トイレを済ませスッキリできたなら、現実の欲求や不満もいずれ解消に向かうでしょう。逆にトイレに行けなかった場合、それは現状に対し我慢の限界を迎えつつあることを表しているので、思い当たる節がある人は一人で抱え込まず誰かに相談してみましょう。
【夢占い】トイレを探す夢
トイレは紛れもない生活必需品であり、それを探し回ることはすなわち、大切なものが自分から遠ざかっているということを表しています。
或いは何を大切とすべきか見失っている場合もあるので、この夢を見たら今一度自分の優先順位を見直すことが重要です。
また人にしろ物にしろ、身近にあるものへの感謝も忘れてはいけません。トイレが見つからないまま夢が終わる場合、それらの存在を「当たり前」と考えてしまっている可能性があるからです。
【夢占い】トイレを我慢する夢
トイレを我慢する夢は、現実での苦痛を反映しており、トイレに行けない夢と同じく「もう我慢できない」というSOSを発信しています。
苦痛の原因が欲求不満ならそれを手っ取り早く満たせる方法を探り、人や環境に対するストレスなら一度距離をおいてみるといいでしょう。
【夢占い】トイレが流れない夢
トイレが流れない場合、心身の不調に対する自浄能力が低下している恐れがあります。
上手い解決策を見出だせていないことはもちろん、多忙などでそもそも問題と向き合う余裕がないケースも少なくありません。心労を積もらせている場合は有休を取るなどして、ストレス発散の機会を十分に確保することが重要です。
またトイレが流れない夢は心でなく体の不調を訴えていることもあるので、一度健康診断を受けてみるのもいいでしょう。
【夢占い】トイレが詰まる夢
トイレが詰まる夢は、欲望や不満が押さえ付けられていることを表し、とりわけ利他的で自分を犠牲にしがちな人が見やすい夢といえます。
この夢を見た人は今の生き方が本当に自分の幸せにつながるのかを見直し、時には自分本位で動くことも覚えてください。
またトイレが詰まることは流れないことに通ずるため、トイレが流れない夢を見たときと同じく心身の管理を怠らないようにしましょう。
【夢占い】トイレが溢れる夢
トイレが溢れるのは、水に流そうとしていたものが元に戻ってしまうということであり、この夢は現状の問題に対して解決策が間違っているか、或いは端から目を背けている状態であることを表しています。
またトイレが溢れる夢の大きな特徴として、トラブルの主な原因が己の不手際や不摂生だという点も見逃せません。心当たりのある人は、生活習慣など自分の日々の行動を今一度見直してみましょう。