新型コロナに効果があるアビガンはどんな薬?
【超朗報】アビガン投与でPCR陰性化、劇的に症状改善、透析患者への改善など多数の改善報告が続々と集まる〜ネットの反応「透析患者も治してしまったのか!」「これ日本?他の国はまだか」「なんかものすごくね?」 https://t.co/Kz1w1aIrYL
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) April 15, 2020
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への効果が期待されるアビガンは、富士フィルムが開発したインフルエンザの治療薬です。作用のメカニズムなどについて解説します。
インフルエンザの治療薬
折角なのでタイムリーな話題を。次に示すのは抗インフルエンザ薬アビガンの成分であるFavipiravirの合成経路(2種類)です。各反応における合成中間体の構造を考えてみましょう。 pic.twitter.com/18SYokQla4
— 化学実験をする咲夜さんbot (@yuukisakuyasan) April 15, 2020
「アビガン錠」は、一般名をファビピラビルと言い、国内では抗インフルエンザウイルス薬として製造販売承認を取得している薬剤です。
アビガンは知れば知るほどスゴイ薬
— K9-Nutritionist(ろびんさん) (@K9Nutritionist) April 16, 2020
・ほとんどのRNAウイルスで、増殖に欠かせない複製のプロセスを阻害
・耐性ウイルスができない!
開発者のお一人
白木公康先生の緊急寄稿文を拝読し、夢のような治療薬ということが分かりました✨https://t.co/5G5MKJph5f#新型コロナウイルス #アビガン
アビガンは「ウイルスのRNAポリメラーゼを選択的に阻害することでウイルスの増殖を防ぐ」というメカニズムを持っており、インフルエンザウイルスと同種のRNAウイルスである新型コロナウイルスに対しても効果が期待されています。
タミフルとの違い
「「タミフル」が細胞内で増殖したウイルスを外へ出なくさせる作用機序を持つのに対して、アビガンは「RNAポリメラーゼ」という酵素を阻害することでウイルスの増殖そのものを防ぐ、~原理上は、遺伝子変異が起きず、耐性ウイルスを生じないといわれている。」https://t.co/Ogv6ZNByXj
— Dr. Tad (@tak53381102) April 12, 2020
アビガンとタミフルの違いについておさらいしましょう。
代表的な抗インフルエンザ薬「タミフル」は細胞内で増殖したウイルスを外へ出なくさせるメカニズムであるのに対し、前述したとおり、アビガンはウイルスの増殖そのものを防ぎます。
エボラ出血熱にも有効
そのため、タミフルでは効かない患者に投与する薬剤として価値が見出され、2014年に西アフリカで流行したエボラ出血熱の治療にもアビガンは有効に使われました。
富士フィルムが開発
アビガンは富士フイルム富山化学株式会社が開発し、2014年3月に新型インフルエンザの治療薬として承認を得ました。
アビガンの適応症は「既存の抗インフルエンザウイルス薬では効果が不十分な新型または再興型インフルエンザウイルス感染症」で、国が判断した場合にのみ患者への投与が検討されます。
アビガンは危機管理用薬剤
ファビピラビル(商品名:アビガン)http://t.co/8wzKacED8P
— Priamal Fear (@PriamalFear) November 11, 2014
既知の副作用として動物実験での胎児の催奇形性があるため、日本国内では通常のインフルエンザには使用してはならないとされ・・・あくまでパンデミックに備えた危機管理用の薬剤である。
既存の薬剤が効かない新型インフルエンザのパンデミック(爆発的流行)に備えた危機管理用の薬剤であるため、通常のインフルエンザに使われないよう徹底した管理が求められています。
安倍総理が言及して話題に
4月7日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令後の記者会見において、安倍晋三首相はアビガンについて言及しました。
「既に120例を超える投与が行われ、症状改善に効果が出ているとの報告も受けている」と触れ、希望する患者への使用をできる限り拡大していくため、「アビガンの備蓄量を現在の3倍、200万人分まで拡大する」と明言しています。
また、治験を希望する諸外国にアビガンを積極的に提供する考えも示しました。
2020/04/12 18:30頃から
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) April 14, 2020
CNNでアビガンの特集
安倍氏が各国に治験に無償提供し、売り込み
合衆国での治験では効果が認められず
催奇性の副作用あり
トラムプ氏が売り込むクロロキンと同じようなものと報道。
今後、各国から治験結果が出るだろう。 pic.twitter.com/KTeyrXtZTP
安倍がアビガンと発する前から、株価が上がり始めている。
— 平川 拓 (@TH_FUNK_LOVE) April 15, 2020
政治家繋がりが購入していれば、インサイダー取引の疑い pic.twitter.com/amjf8BLqgE