アビガンの副作用について警告!奇形児が生まれるなど危険性を調べました

アビガンの副作用について警告!奇形児が生まれるなど危険性を調べました

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症。治療薬として「アビガン」が注目を集めていますが、副作用についても危険視されています。アビガンはどのような薬なのでしょうか?奇形児が生まれるという催奇形性の副作用についても調べました。

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  1. 1新型コロナに効果があるアビガンはどんな薬?
  2. 1.1インフルエンザの治療薬
  3. 1.2富士フィルムが開発
  4. 1.3安倍総理が言及して話題に
  5. 2アビガンの副作用・危険性
  6. 2.1奇形児が生まれる危険性
  7. 3【考察】ウイルスは人間にとって必要な側面もある
  8. 3.1赤ちゃんはウイルスの壁に守られている
  9. 3.2ウイルス複製の阻害が原因か?
  10. 4アビガンは使わないほうがいい?
  11. 4.1【提言】高齢者は使用し、若者は使用を控えるべきでは?
  12. 4.2アビガンに関する参考資料

アビガンの副作用・危険性

アビガンがパンデミック用の薬剤として流通が厳しく制限されているのは、「催奇形性」という副作用があるためです。アビガンの副作用についてご説明します。
 

奇形児が生まれる危険性

アビガンには「催奇形性」という、妊娠中に服用すると胎児に奇形が起こる副作用が指摘されています。

薬による催奇形性が認識され始めたのは、1960年代に起こったサリドマイドの薬害事件がきっかけで、「あざらし症」と呼ばれる手足に重い奇形を持った赤ちゃんが生まれ、世界的な問題となりました。

この反省を踏まえ、現在では新薬の開発にあたっては催奇形性の厳重なチェックが行われています。

開発元の富士フイルムからのリスク喚起

アビガンは、動物実験において、ラットで初期胚(受精卵が発達して胎児になる前の個体)の致死が、マウス、ラット、ウサギ及びサルで催奇形性が認められました。

この動物実験の結果を受け、ヒトにおいても胎児への影響が否定できないとして、妊婦又は妊娠している可能性のある女性に投与することが禁忌となっています。

富士フィルムのリスク喚起資料

動物実験の結果については、開発元の富士フイルムが資料を公開しているのでご参照ください。

アビガン錠の催奇形性の可能性について
アビガン開発元の富士フィルムが公開している奇形児が発生するリスクについての資料です。

アビガンのヒトの初期胚及び胎児への影響に関するデータはなく、妊婦及び胎児にどのような影響があらわれるか不明であるため、妊娠期間における投与は禁止されています。
 

妊婦はもちろん男性にも影響

アビガンを男性が服用すると、薬の成分が精液に移行します。そのため、性交渉を通してパートナーに薬の成分が移行し、胎児へ影響を与える危険性があるため注意が必要です。

男性にアビガンを投与する際は、危険性について十分に説明をした上、服用中から服用終了後7日間は必ずコンドームを着用した避妊をし、妊婦との性交渉を行わないよう指導しなければなりません。

アビガン錠の添付ラベル
実際にアビガン錠に添付されているラベルと、富士フィルムの資料です。

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【考察】ウイルスは人間にとって必要な側面もある

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