ストロベリームーン(6月の満月)の意味と由来
ストロベリームーン(苺月、Strawberrymoon)の意味は、「イチゴの収穫時期である6月に昇る満月」であり、アメリカ先住民のネイティブアメリカンに由来します。
ネイティブアメリカンのオブジワ族は、農耕や狩猟が困難な五大湖の西側に暮らしてきました。オブジワ族は、その月に収穫できる木の実や植物の名を満月の呼び名として用いており、初夏の6月が野イチゴの収穫時期にあたることから「ストロベリームーン」と呼んでいたとされています。
俗説にあるような、「月がイチゴのように赤みをおびた色をしているからストロベリームーンと呼ぶ」という説は間違いです。
ストロベリームーンの待ち受けで恋愛運アップ
ストロベリームーンの待ち受けにすると恋愛運アップに効くというジンクスがあります。「片思いが実る」、「結婚できる」など、ストロベリームーンの待ち受けには恋愛に関する幸運を引き寄せる効果があるのだそうです。
この恋愛に関するジンクスで言われているストロベリームーンは「赤みがかった色をした満月」のことであり、ストロベリームーン(苺月、Strawberrymoon)という言葉の本来の意味とは異なります。
初夏の満月は赤みがかかって見えることがあり、ロマンティックで神秘的な印象を感じさせることからそのようなジンクスが生まれたのでしょう。
ストロベリームーンはいつ?【カレンダー】
ストロベリームーンがいつ観測できるかをカレンダーにまとめています。
ここでは2020年から2030年までのカレンダーを紹介しましょう。例えば、2020年のストロベリームーンは6月6日、2021年にストロベリームーンが見られるのは6月25日になります。
年 | 月日 | 時間 |
---|---|---|
2020 | 6月6日 | 04:13 |
2021 | 6月25日 | 03:40 |
2022 | 6月6日 | 04:13 |
2023 | 6月4日 | 12:42 |
2024 | 6月22日 | 10:08 |
2025 | 6月11日 | 16:44 |
2026 | 6月30日 | 08:58 |
2027 | 6月19日 | 09:46 |
2028 | 6月7日 | 15:10 |
2029 | 6月26日 | 12:24 |
2030 | 6月16日 | 03:42 |
ストロベリームーン以外の満月の呼び名はこちら
ストロベリームーン以外の満月の呼び名をまとめました。
例えば、1月の満月にはウルフムーン(狼月、Wolfmoon)、2月の満月にはスノームーン(雪月、Snowmoon)などの呼び名があり、それぞれの月ごとに他にも複数の呼び名があります。いずれもネイティブアメリカンに由来するものです。