満月の呼び名まとめ、1月から12月の満月の名前と由来を解説

満月の呼び名まとめ、1月から12月の満月の名前と由来を解説

満月の特別な呼び名を1月~12月まで紹介します。ネイティブアメリカンの人々は満月に特別な呼び名をつけて生活の節目を感じていました。この記事では満月の特別な呼び名のほか、スーパームーンとマイクロムーンの違いについてもふれていますので参考にしてください。

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  1. 1満月の呼び名の由来はネイティブアメリカン
  2. 21年間の満月の呼び名まとめ
  3. 2.11月の満月:ウルフムーン
  4. 2.22月の満月:スノームーン
  5. 2.33月の満月:ワームムーン
  6. 2.44月の満月:ピンクムーン
  7. 2.55月の満月:フラワームーン
  8. 2.66月の満月:ストロベリームーン
  9. 2.77月の満月:バックムーン
  10. 2.88月の満月:スタージェンムーン
  11. 2.99月の満月:コーンムーン
  12. 2.1010月の満月:ハーベストムーン
  13. 2.1111月の満月:ビーバームーン
  14. 2.1212月の満月:コールドムーン
  15. 3スーパームーンとマイクロムーン
  16. 4満月以外の月の呼び名の関連記事

満月の呼び名の由来はネイティブアメリカン

満月の特別な呼び名は、ネイティブアメリカンが使っていたものを由来としています。

カレンダーが無かった頃、月の満ち欠けは、人間が時間の流れを読むために欠かせないものでした。

ネイティブアメリカンが使っていた美しい満月の呼び名をみると、農耕の節目や季節の変化、野生動物の名前にまつわるものが多く用いられていることがわかります。

1年間の満月の呼び名まとめ

1年間の満月の呼び名をまとめてご紹介します。

1月の満月:ウルフムーン

1月の満月は、ウルフムーン(狼月、Wolfmoon)と呼ばれます。

食糧が尽きる真冬に、飢えた狼が遠吠えをすることにちなんで名づけられたようです。他に、オールドムーン(古い月、Oldmoon)やアイスムーン(氷月、Icemoon)とも呼ばれます。

2月の満月:スノームーン

2月の満月は、スノームーン(雪月、Snowmoon)と呼ばれます。

北アメリカでは2月に雪が多く降ることからその名が付きました。他にはストームムーン(嵐月、Stormmoon)やハンガームーン(飢餓月、Hungermoon)とも呼ばれ、過酷な環境を表しています。

3月の満月:ワームムーン

3月の満月は、ワームムーン(芋虫月、Wormmoon)と呼ばれます。

厳しい冬を越え、暖かい春が近づき、地中からミミズなどの芋虫が這い出てくることにちなんだものです。日本でいう二十四節気の「啓蟄」に通じるものがあります。
 

4月の満月:ピンクムーン

4月の満月は、ピンクムーン(桃色月、Pinkmoon)と呼ばれます。

北アメリカで春先の早い時期に開花するフロックスという花の色にちなんだものです。他にスプラウティンググラスムーン(萌芽月、Sproutinggrassmoon)とも呼ばれ、草木の芽吹きを表しています。

5月の満月:フラワームーン

5月の満月は、フラワームーン(花月、Flowermoon)と呼ばれます。

フラワームーンの呼び名は、5月にたくさんの種類の花が開花することにちなんだものです。ネイティブアメリカンだけでなく多くの国や民族に親しまれる呼び名として定着しています。

6月の満月:ストロベリームーン

6月の満月は、ストロベリームーン(苺月、Strawberrymoon)と呼ばれます。

北アメリカではバージニア苺と呼ばれる品種の野苺が自生しており、6月に収穫時期を迎えることにちなんで、満月にその呼び名がついたようです。

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7月の満月:バックムーン

7月の満月は、バックムーン(雄鹿月、Buckmoon)と呼ばれます。

オスの鹿には毎年ツノが生え替わる習性があり、7月に新しいツノが生え始めることから、7月の満月をそう呼ぶようになったようです。

8月の満月:スタージェンムーン

8月の満月は、スタージェンムーン(チョウザメ月、Sturgeonmoon)と呼ばれます。

アメリカとカナダの国境沿いにある五大湖では、チョウザメが獲れます。チョウザメの豊漁を願い、8月の満月をスタージェンムーン呼んでいたようです。

9月の満月:コーンムーン

9月の満月は、コーンムーン(トウモロコシ月、Cornmoon)と呼ばれます。

ネイティブアメリカンの暮らす北アメリカでは、9月にトウモロコシの収穫が行われることから、9月の満月をコーンムーン呼ぶようです。

10月の満月:ハーベストムーン

10月の満月は、ハーベストムーン(収穫月、Harvestmoon)と呼ばれます。

実りの秋を迎え作物の収穫が行われることにちなんだもので、豊作を祝うお祭りも多い時期です。また、来たる冬に向けて狩猟を行うことから、ハンターズムーン(狩猟月、Hunter'smoon)とも呼ばれます。

11月の満月:ビーバームーン

11月の満月は、ビーバームーン(ビーバー月、Beavermoon)と呼ばれます。

諸説ありますが、毛皮にするビーバーを捕えるための罠をしかける時期が由来であったり、ビーバーが冬ごもりのためのダムづくりを始める時期だったりが由来とされています。

12月の満月:コールドムーン

12月の満月は、コールドムーン(寒月、Coldmoon)と呼ばれます。

本格的な冬を迎え、厳しい冷え込みに耐え忍ぶ時期であることにちなんで、12月の満月をコールドムーンと呼ぶようです。夜が長いことからロングナイトムーン(長夜月、Longnightmoon)とも呼ばれます。

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スーパームーンとマイクロムーン

スーパームーン(Supermoon)は、楕円形の軌道を描いて地球の周囲を巡っている月が、地球に最接近したことにより、最も大きく見える現象のことをさして使われる占星用語です。この現象は月が満月、新月の状態のときに見られます。

また、マイクロムーン(Micromoon)は、月が地球と最も遠く離れたときに、月が最も小さく見える現象のことをさして使われる言葉です。マイクロムーンは、別名ミニマムーン(Minimumoon)とも呼ばれます。

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