ハーベストムーン(10月の満月)の意味と由来
ハーベストムーン(収穫月、Harvestmoon)の意味は、10月の1回目の満月で「収穫時期である10月に昇る満月」であり、アメリカ先住民のネイティブアメリカンに由来します。
アメリカ農業暦では、通常だと10月の月をハンターズムーン(狩猟、
Hunter’smoon)「夏の間に太った動物を狩るのによい季節の満月」とい呼びますが、月に2回満月がある年があり、その年によって満月の呼び方が変わります。
月に2回満月がある年は、1回目の満月のことを「ハーベストムーン」といい、2回目の満月を「ハンターズムーン」といいます。10月のハーベストムーンは日本でいう十五夜にあたります。
ハーベストムーンは、一晩中明るく輝くので、農民は夜遅くまで作物を収穫できることから、収穫の月という意味の「ハーベストムーン」と呼ぶようになったといわれています。
ハーベストムーンはいつ?【カレンダー】
ハーベストムーンがいつ観測できるかをカレンダーにまとめています。
ここでは2020年から2030年までのカレンダーを紹介しましょう。例えば、2020年のハーベストムーンは10月2日、2021年にハーベストムーンが見られるのは10月2日になります。
年 | 月日 | 時間 |
---|---|---|
2020 | 10月2日 | 06:06 |
2021 | 10月2日 | 06:06 |
2022 | 10月2日 | 06:06 |
2023 | 10月29日 | 05:25 |
2024 | 10月17日 | 20:27 |
2025 | 10月7日 | 12:48 |
2026 | 10月26日 | 13:13 |
2027 | 10月15日 | 22:48 |
2028 | 10月4日 | 01:26 |
2029 | 10月22日 | 18:29 |
2030 | 10月11日 | 19:48 |
ハーベストムーン以外の満月の呼び名はこちら
ハーベストムーン以外の満月の呼び名をまとめました。
例えば、1月の満月にはウルフムーン(狼月、Wolfmoon)、2月の満月にはスノームーン(雪月、Snowmoon)などの呼び名があり、それぞれの月ごとに他にも複数の呼び名があります。いずれもネイティブアメリカンに由来するものです。