コールドムーン(12月の満月)の意味と由来
コールドムーン(Cold Moon)は「寒さが厳しい季節の満月」を意味し、ネイティブアメリカンが12月の満月をそう呼んだことに由来します。
アメリカの先住民族であるネイティブアメリカンは、寒さや空腹などの辛く不快な状態を「ギフト(神からの贈り物)」とし、逆に、生きる原動力のひとつとしていました。
月の満ち欠けや星の動きを見て季節を知り、自然と共に生きていた彼らにとって、月の満ち欠けは身近あり、生活するためにも重要だったに違いありません。
また、12月の満月であるコールドムーンは「ロングナイトムーン」と呼ばれることもあります。特に冬至に近い頃の満月を「ロングナイトムーン」としていて、夜が一番長い頃の月を表しています。
コールドムーンのスピリチュアルな意味
12月の満月であるコールドムーンには「家族・安定・成長」などのスピリチュアル的な意味があるとされています。
「家族仲良く暮らしたい」「もっと成長したい」などの願いがある人は、コールドムーンの写真を撮って、お守りにすると良いとされています。スマートフォンの待ち受けにするのも良いでしょう。一番大きな満月になる頃の写真を撮ると効果アップが期待できるようです。
コールドムーンはいつ?【カレンダー】
2020年から2030年までのコールドムーンはいつ見ることができるのかを一覧にまとめました。
2020年のコールドムーンは12月30日、2021年にコールドムーンが見られるのは12月19日になります。
コールドムーンは寒さが厳しい時期の満月です。鑑賞する際には、防寒対策を忘れずに行ってください。
年 | 月日 | 時間 |
---|---|---|
2020 | 12月30日 | 12:29 |
2021 | 12月19日 | 13:36 |
2022 | 12月30日 | 12:29 |
2023 | 12月27日 | 09:34 |
2024 | 12月15日 | 18:03 |
2025 | 12月5日 | 08:15 |
2026 | 12月24日 | 10:29 |
2027 | 12月14日 | 01:10 |
2028 | 12月2日 | 10:41 |
2029 | 12月21日 | 07:48 |
2030 | 12月10日 | 07:42 |
コールドムーン以外の満月の呼び名はこちら
コールドムーン以外の満月の呼び名をまとめました。
例えば、11月の満月にはビーバームーン(ビーバー月、Beaver Moon)、10月の満月にはハーベストムーン(収穫月、Harvest Moon)など、いずれもネイティブアメリカンの生活に由来する呼び名が付いています。