ワンドの4の逆位置の意味
ワンドの4の逆位置の意味は、基本的に正位置と変わりはありません。しかし、そこに少しの不安や不満が内包されています。
また、ワンドの4の逆位置は、安定した状態ではあるものの物事が停滞しており、先行きが不透明であるという意味にも解釈することが出来そうです。
それでは、タロット占いでワンドの4の逆位置が出た場合にどのような解釈をするのが良いのか、仕事、恋愛・復縁、相手の気持ちの状況別に意味をくわしく見ていきましょう。
ワンドの4の逆位置【仕事】
ワンドの4が逆位置で出た場合、仕事において、大きな変化はなく、日々穏やかに過ぎていくことを意味します。
そのため、成功を求めている人には物足りなさを感じます。焦って行動しても、中身のない成果しか上げられず、満足感は得られません。
ワンドの4の逆位置からは、仕事上における人間関係について表向きは良好であるものの、どことなく違和感があり、周囲と完全には打ち解けていない状況であるという意味も読みとることが出来ます。
業務内容については目的意識が持てず、単調なルーティンワークになってしまい、自身の成長や仕事の成功は期待できないようです。
ワンドの4の逆位置【恋愛・復縁】
ワンドの4が逆位置で出た場合、恋愛において、良くも悪くも現状維持の状況となり、マンネリを感じてしまうことを意味します。
交際中の場合、現在のふたりの恋愛はうまくいっているものの、あまりに落ち着いた状況に退屈を感じ始める兆しです。変化や刺激を求めてしまうかも知れません。
結婚に関しても、タイミングが合わずに話が進まないようです。
片思い中にワンドの4の逆位置が出た場合は、片思いしている相手とあなたの心が通じていないため、恋が実る可能性が低いという意味になります。
復縁を望んでいる場合にワンドの4の逆位置が出現した場合も、相手はあなたとの関係の修復について、あまり意欲的ではありません。もしも復縁が叶ったとしても、心からの愛情が感じられない上辺だけの関係になるでしょう。
ワンドの4が逆位置で出たときの相手の気持ち【タロット占い】
タロット占いでワンドの4が逆位置で出たときの相手の気持ちは、あなたとの関係に退屈や見込みのなさを感じていることを意味します。
相手はあなたとの関係について、進展させたいという意欲を感じておらず、良くも悪くも今のままで良いと考えているようです。
片思い中の場合、あなたが相手にとって、リラックスを感じさせる相手であることは確かですが、退屈で面白味のない人物として映っている可能性があります。自己満足の片思いで終わらせないための工夫が必要とされるときです。
タロット占いにおけるワンドの4の逆位置からは、相手の気持ちとして「今はもっと他の刺激的なことに目を向けたいと考えている」というような意味を読みとることも出来るでしょう。
ワンドの4についてまとめ
タロット占いにおいてワンドの4は「祝福」や「幸福」、「安定」などといったポジティブな印象を感じさせる意味を持ちます。
穏やかで調和がとれ、状況が安定しているということは喜ばしいものですが、ときに、これより先に進むことはないという「満ち足りているがゆえの飽和」も感じさせるものです。
ワンドの4のタロットが正位置で出た場合には、困難から解放され、見通しが明るくなっていくことを意味するものとなります。
一方、逆位置で出た場合には、刺激のない日々が続く状況に、退屈や飽きを感じ始めることを暗示しているとみることが出来るでしょう。
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