満月の日に出産する確率は?
月の周期は約29.5日なので、満月の日は1年の中で約12日しかありません。単純に考えれば、満月の日に出産する確率は「365分の12」になり、約0.03%になります。
確率だけ見ると、満月の日に出産する方はそれほど多くないのかもしれません。
出産しやすい日の統計
統計方法は助産所や産婦人科で異なるため、出産しやすい日の正確な統計を出すことは基本的に難しいようです。
というのも、助産所は自然分娩だけですが、産婦人科では陣痛促進剤で陣痛を早める場合があるので、同じ条件で出産日を計算することが難しいのです。
ちなみに、出産の時間帯に関してはデータがあるようで、統計的に明け方に出産する方が多いようです。
満月の日に出産が多いという噂は実体験が根拠?
満月の日と出産に関する正確な統計データはありませんが、妊娠中のお母さん向けアプリを配信する企業が統計を取ったところ、満月の日に陣痛がきたかもという方は全体と比較しても1%に満たない誤差しかなかったようです。
この結果だけでは何とも言えませんが、満月の日と出産の関係は、実体験が根拠になっているかもしれませんね。
新月の日も出産は増える?
@viva_dol 大潮の日程ですよ〜( *´艸`)
— 猫暖房🐾 (@nekodanbou299) July 15, 2015
大潮で満月 または 新月で出産する確率が多いそうですよ。 pic.twitter.com/IYoNxcbGXB
満月の日と同様に新月の日も出産が増えると言われています。満月の日よりは噂がすくないものの、月の影響によるものと考える方が多いようです。
そのほか、台風の日や低気圧の日だと生まれやすいという声もあります。ただし、どれも科学的な根拠はなく、出産のリアルな現場の声が生んだ噂のようです。
2020年の満月や新月の日をまとめたカレンダー
出産予定日は、満月の日に早まったり遅れるケースもあります。出産日が大きく変わると、予定を立てるのも大変ですよね。
事前に出産予定日周辺の月の満ち欠けを知っておくと便利です。当サイトでは、2020年の満月新月情報が一目瞭然の満月、新月カレンダーを掲載しています。
臨月や年内出産予定の方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
満月の日には出産が多いことについてまとめ
満月の日は出産が多いと言われていますが、公式な統計データがないので、実際の因果関係は不明となっています。しかし、牛を用いた研究の結果では、満月と出産には関係があることが立証されています。
また、実際に妊娠している方や助産婦さんなどの現場で働いている方は、体感的に満月の日は出産が多いと感じているようです。
満月に出産する人は多い?まとめ
- 満月と出産に科学的根拠はない
- 助産師や看護婦、産婦人科医など、出産現場のリアルな声だった
- 出産予定日がズレるので、事前に月の満ち欠けを知っておくと便利