【タロット】月の正位置・逆位置の意味について解説!

【タロット】月の正位置・逆位置の意味について解説!

タロットカードの大アルカナ18番目は「月」です。月は私たちにとって身近な存在ですが、タロットに描かれた月や動物たち・風景は不思議な世界を醸し出しています。月のカードは何を意味しているのでしょうか?月のカードを理解し、深く読み解くためのヒントをお伝えしましょう。

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  1. 1月の基本的な意味
  2. 1.1リーディングのキーワード
  3. 1.2関連した数字
  4. 2月の寓意画について
  5. 3月の意味の解釈
  6. 3.1月が正位置で出たときの意味
  7. 3.2月が逆位置で出たときの意味
  8. 4月の恋愛・結婚に関する解釈とアドバイス
  9. 4.1正位置
  10. 4.2逆位置
  11. 5月の仕事・勉強に関する解釈とアドバイス
  12. 5.1正位置
  13. 5.2逆位置
  14. 5.3まとめ

月の基本的な意味

リーディングのキーワード

「月(ムーン)」は、人間の潜在意識や能力といったものを表す

タロットカード「月(ムーン)」のキーワード

タロットカードの大アルカナ18番目の「月(ムーン)」は、人間の潜在意識や能力といったものを表しています。さらに月は満ち欠けすることから、状況の不安定さなどを示しています。

  • インスピレーションやひらめき、創造力
  • 心の奥深くに潜む人間の本能
  • 不安定な感情、喜怒哀楽が激しい
  • 落ちこむような出来事やトラブル・アクシデント
  • 状況が目まぐるしく変化する、不安定な状態
  • 気が付いていない嘘や秘密
  • 夢や神話を表していることも

 

関連した数字

6は感受性や母性、精神世界や美的感覚を表しています

タロットカード「月」は大アルカナ18番目

タロットカード「月(ムーン)」は大アルカナの18番目のカードです。18という数字は6+6+6から導き出される数字です。新約聖書「ヨハネも黙示録」で666は獣の数字として忌み嫌われます。しかしカバラ数秘術における6は感受性や母性、精神世界や美的感覚を表しています。
 

月の寓意画について

月のカードがセフィロトの樹と関連づけされることもあります。

タロットカード「月」

月からは長い光線と短い光線が放たれています。合計32本。これはカバラのセフィロトの樹の22のパスと10個のセフィラーの合計と同じです。そのため月のカードがセフィロトの樹と関連づけされることもあります。
この月が放つ光は実際には太陽の光が月面に反射した光です。月のカードの次に来る大アルカナの19番目のカード「太陽」が、万物を明るく照らし出す光であるのに対して、月の光は人間の内面的な部分を照らし出す光と解釈されます。
月の下には小さな木の葉のようなものが降っていますが、これはヘブライ文字のヨド(聖なる四文字の最初の文字)です。マナと解釈されることもあります。
そして中央の小さな道を挟んで左側には犬、右側には狼が月を見上げています。なぜ犬と狼のか?これにはさまざまな解釈があり、犬は社会性を、狼は野性的な部分や本能を示しているとされます。
下の部分にはザリガニがいます。ザリガニは醜い魔物(死神とも)の象徴とされますが、水(無意識の世界)のない所では生きられません。しばしば地上(顕在意識)に姿を現しますが、最終的には無意識の世界に戻っていきます。
両側にある2つの塔は、大アルカナ13番目の「死神」の右奥にも描かれています。手前の世界にいる犬や狼・ザリガニといったものが死神と同じダークな領域のものだとしたら、塔の向こう側のヨドが降る世界、つまり奥の山は私たちが理想とする世界なのかもしれません。理想の領域に行くための道、そしてその前に立ちふさがる不安や心配を月の光が照らしだして、私たちに示しているのです。
 

月の意味の解釈

月が正位置で出たときの意味

心の不安定な状態

月(ムーン)の正位置の意味

月(ムーン)のカードが正位置で出た際には次のような意味があります。
心の不安定な状態。インスピレーション。直感力・霊能力などのサイキック能力。クリエイティブなパワー。心の奥深くに眠る感情など。裏切り。嘘。トラブルやアクシデント。

 

月が逆位置で出たときの意味

月(ムーン)の逆位置の意味

月(ムーン)のカードが逆位置で出た際には次のような意味があります。
苦しい状況が改善される。明るい見通し。アクシデント・トラブルが鎮静化し、解決に向かう。隠されていた真実・秘密が明らかになる。不安や恐怖から解放される。
 

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