ひふみ祝詞を唱えるとどのような効果があるの?
ひふみ祝詞を日常に取り入れて唱えることで、心身浄化や奇跡を呼び込む幸運体質へと変化するなどの効果があると言われています。
「言霊の力が宿る祝詞」です。
厄災が幸福に転換されることから除災招福のご利益、鎮魂法としても使われてきました。
実際に病気が治ったり受験や試験に合格したりという事例もあります。
これは、祝詞の言霊のパワーで日常的に波動を高い状態にキープできることと、邪気を常に祓うことができているからです。
しかし、ひふみ祝詞は強力な力を秘めているので、その唱え方が重要だとも言われています。
正しい唱え方をしないと逆効果となり危険だという意見もあります。
では、ひふみ祝詞で幸運を呼び込むための効果的な唱え方とは、どのような唱え方なのでしょうか。
ひふみ祝詞の正しい唱え方
邪念を持って唱えると危険だという、ひふみ祝詞を正しく唱えるにはどのように唱えたらいいのでしょうか。
ひふみ祝詞は神職が神様に奏上する神聖な言葉です。
そのため、唱える時には方法をしっかり守って唱える必要があります。
実際に唱えて幸運を引き寄せたい!と思っている人が具体的にどのようなことに気をつけたらいいのかを詳しくご説明いたします。
正しいリズムで唱える
ひふみ祝詞は「3・5・7」のリズムで区切ってゆっくりと歌うように唱えましょう。
具体的には以下のように1拍伸ばして唱えてください。
最後の2字は2拍伸ばして唱えるようにしてください。
また、この時は普段の声より少し高めのトーンで声を出すように心がけてください。
ひーふーみー よーいーむーなーやー こーとーもーちーろーらーねー
しーきーるー ゆーゐ(い)ーつーわーぬー そーをーたーはーめーくーかー
うーおーえー にーさーりーへーてー のーまーすーあーせーゑ(え)ーほー
れーーけーー
1日3回唱える
ひふみ祝詞は朝・昼・晩の1日3回唱えるのが効果的です。
これは、ひふみ祝詞を日常に取り入れて習慣化させるという意味と高波動を常にキープさせるという両方の意味で必要なことです。
1日3回気持ちを祝詞に集中させることで、心の在り方が驚くほど平静になるでしょう。
雑念を持たずに唱える
ひふみ祝詞はとても神聖な言霊です。
唱える時は精神を集中させ、雑念を取り払って唱えるようにしましょう。
邪念を持って唱えると、そちらに強力に働く可能性もあり危険です。
心を落ち着かせ、感謝の気持ちを持って祝詞を唱えるようにしてください。
また、カタカムナ文字を頭に思い浮かべながらひふみ祝詞を唱えるのも効果的です。
ひふみ祝詞を聞くことができる石上神宮
奈良県天理市の石上神宮では「ひふみ祓詞(はらえことば)」という、ひふみ祝詞の一種が現在も使われています。このひふみ祓詞はお祓いを目的としており、神事の前に使われる強力な祝詞です。
ひふみ祓詞の言葉自体はひふみ祝詞と全く同じ47音で構成されています。
船井総合研究所の創業者である船井幸雄(舩井幸雄)さんの著書「素晴らしき真言」で紹介されている唱え方でもあります。
石上神宮にはひふみ祓詞以外に「ひふみ祓」というお祓いを目的とした祝詞があります。
この祝詞は「布瑠の言」とも言われています。ひふみ祓(布瑠の言)の全文は以下の通りです。
一二三 四五六七八 九十(ひふみ よいむなや ここのたり)
布瑠部 由良由良止 布瑠部(ふるべ ゆらゆらと ふるべ)
「一~十」は「十種の神宝」を表し、「布瑠部~」はその神宝を振る様子を表しています。
この祝詞はとても強力で、十種の神宝を使いながら神に奏上することで死者を生き返らせることもできると言われています。
ひふみ祝詞の意味や効果のまとめ
- ひふみ祝詞は日本語の清音47字をすべて使った祝詞
- ひふみ祝詞は心身の浄化や幸運を招き入れる強力な言霊を持つ
- 1日3回、感謝の気持ちで集中して唱えることで効果が出る
- 石上神宮では「ひふみ祓詞(はらえことば)」という、ひふみ祝詞が現在も神事で使われている
- ひふみ祝詞は日本神道において古くから奏上されてきた祝詞で由来がはっきりとしていない
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