おみくじは何回引いていい?枝に結ぶ?持ち帰る?「おみくじ」について解説

おみくじは何回引いていい?枝に結ぶ?持ち帰る?「おみくじ」について解説

神社へお参りに行った際、おみくじを引いて一喜一憂する方も多いでしょう。本記事では、凶が出てしまったらおみくじを再度引くことは可能なのか?何回も引いて良いのか?などおみくじの素朴な疑問について解説します。また引いた後のおみくじはどうすれば良いのかもお伝えします。

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  1. 1「おみくじ」とは?
  2. 2おみくじの由来は?
  3. 3おみくじは何回引いてもいい?
  4. 3.1別の神社で引いたり、違うお願いについて引きなおすのはアリ!?
  5. 4おみくじは枝に結ぶ?持って帰る?
  6. 4.1おみくじの結び方
  7. 5まとめ

おみくじは枝に結ぶ?持って帰る?

フリー写真素材ぱくたそ



前もってみくじ掛けが用意されていると、おみくじを引いた後に結ぶ場所で悩まずに済みます。

凶などのおみくじを引いたときの対処法としては、自分の利き手とは逆の手でおみくじを結ぶと「困難を成し遂げた」と位置づけられ、「吉に転じる」という説もあります。もし残念と思えるおみくじを引いてしまった時には、右利きの人は左手を使っておみくじを結んでみましょう。

 

萌え袖ちゃん

萌え袖ちゃん

おみくじで「大吉」を引いた時、枝に結ぶのと、持って帰るのは、どっちがいいのかしら?

神主さん

神主さん

おみくじは結んでも、持って帰っても、どちらでも良いのです。
ただし、それぞれの行為の意味を理解しておきましょう。

神社の木々におみくじが結ばれているのを見かけますが、これは縁を結ぶと考えられ江戸時代から行われているしきたりです。凶を引いてしまった時には「凶を吉に転ずる」という意味から枝などに結ぶ風習が生まれました。ただ最近では、木の枝におみくじを結んでしまうと木に負担をかけてしまう、生育が悪くなるなどの理由で枝に結ぶことを禁じ、おみくじを結ぶためのみくじ掛けがあらかじめ用意されている神社仏閣も増えています。

おみくじの結び方

着物ちゃん

着物ちゃん

おみくじを結ぶ時って毎回悩むのよね。正しい結び方ってあるのかしら?

おみくじの結び方についてはこれといった決まりはありませんが、おみくじが破れてしまったり、落ちたりしないように気持ちを込めて結ぶようにしましょう。おみくじの形やサイズもありますが、結ぶ前に細長く折っておくと比較的結びやすくなります。

まとめ

人は誰しも悩んだり、考えが迷走したりするものです。願掛けとして引いたおみくじを頼りにしたい、背中を押して欲しい・・・そのような気持ちを抱くこともあるでしょう。おみくじを引く意味は、自分の中の否定的・後ろ向きな気持ちを神様からのお言葉を借りて前向きにしていくことです。結果は何であれ、神様からのメッセージを丁寧に読んで理解しようとする気持ちが大切と言えます。

神主さん

神主さん

ここまで読んでくださってありがとうございます。
おみくじは、吉凶よりも書かれているアドバイスを理解し活かすことが肝心なのです。

  • おみくじは神様の神意を知るためのト術
  • 昔は位の高い人たちが政治(まつりごと)として利用していた
  • おみくじの結果に一喜一憂するより、神様からのメッセージを理解し日々の生活に取り入れる
  • おみくじはみくじ掛けに結んでも、持って帰っても良い
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