おみくじの処分は違う神社でもよい?
古いおみくじの処分は違う神社でも問題ありませんが、やはりいただいた神社にお返しすることが一番良いでしょう。
しかし、旅行中などに参拝した遠方の神社にはなかなかお礼参りにも行けない場合があります。その場合どうするのがよいのか、いくつかの方法をまとめました。
- 同じ系統の神社に返す
- おみくじを神社に郵送する
- 地元の神社に返す
自宅でのおみくじの処分方法
着物ちゃん
どうしても神社に行く時間がなくて家で処分する時のいい方法はないのかしら?
神主さん
古いおみくじは清めの塩と一緒に封筒に入れて捨ててください。神様は怒りませんよ。
2018年ウエザーニュース調べの調査では、おみくじを引いた方の22%が自宅までおみくじを持って帰るという結果が出ています。おみくじは神様からのメッセージでありアドバイスでもありますので、自宅に持ち帰り改めて読み返すことは大変良い行いといえるでしょう。
また、自宅に持ち帰ったおみくじを処分する場合には、簡単にゴミ箱などに捨ててしまうのではなく、神様に敬意を払うためにも下記のような方法を取るのがよいでしょう。
- 封筒、和紙、半紙など古いおみくじを入れるものを用意する。
- 古いおみくじと一緒に粗塩をくるみお清めとする。
- しっかりと封をする。
- 感謝の気持ちを込めて再度心の中でお礼の言葉をのべる。
まとめ
おみくじという言葉は、籤に御がついて「みくじ」となり、さらにみくじに御がついておみくじとなっています。本来は御御籤と書くものですが真ん中の御が神に置き換えられており、これは御神輿(おみこし)などと同様の表記の変化です。
おみくじに書かれている託宣は、それほど大切で敬うべき言葉といえるでしょう。
おみくじを引いたらそのあとは、やはり神様に感謝の気持ちを込めて大切に扱いたいものですね。
着物ちゃん
おみくじは持ち帰って神様からのアドバイスを大切に読み返したいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。
- おみくじは神様からのアドバイスなので生活や行動の指針として大切に扱う。
- 引いたおみくじを神社の木に結ぶことで「実が結ぶ」といわれるが、結ぶ場所は神社の指示に従うことが大切。
- 自宅に持ち帰ったおみくじは、後日神社に返納することがベター。
- 神社に返納できない場合は、封筒などにお清めの塩と一緒に入れて感謝の気持ちを込めれば自宅で捨てても問題はない。
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