干支の「子年」生まれの人はどんな性格?
ネズミ年生まれの方は、真面目な人が多く働き者と言われています。一方でずる賢いイメージも有るのがネズミ年の特徴です。何故そのようなイメージがあるのか?それは昔から語られている民話にあります。
ある日神様が「新年の挨拶に早く来た12匹に干支を与えてあげよう」という干支レースを開催します。レースの先頭を走っていた牛の背中に乗ったネズミは、ゴール直前に飛び降り1着でゴールしたのです。又苦手な猫には別の日を教えて干支レースに参加させませんでした。
このような昔話からネズミ年の人は「ずる賢く要領が良い」等のイメージを持っている人が多く居ます。本当にそのような性格なのでしょうか?詳しく解説していきます。
子年の読み方
子年は「ネズミ年」と呼びます。音読みで「し」です。子の刻は深夜0時を中心に約2時間を指します。子の刻の中心の深夜0時を正子(しょうし)又は子夜(しや)と言います。
漢書で十二支の「子」は増えるという意味があります。種子の状態を表していて、子孫繫栄などの意味があると言われています。
子年生まれの人の特徴
見た目が可愛い愛されキャラの「ネズミ」ですが、子年生まれの人の性格もネズミのような可愛い性格なのでしょうか。ネズミ年の人の性格・恋愛傾向・仕事に対する姿勢など詳しく解説します。
基本性格
ネズミ年の人は、社交的で明るい性格です。家族や友人を大切にし明るく楽天的な性格ですので、いつも周りに人が集まり賑やかです。
適応能力も高く、どんな環境に置かれても対応する事ができます。観察能力も高いので、今必要な事を素早く判断し行動に移します。適応能力を合わせて空気を読み、その場に合った行動を起こすので「賢い人、頭の回転が速い」等言われます。
責任感も強く、完璧主義な所もあります。その為無理をしてでも目標を達成しようとし、ストレスで体調を崩す事も多いです。常に動くネズミの特徴で「立ち止まる・休む」事が苦手で、ついつい無理をしてしまう頑張り屋さんです。
恋愛傾向
ネズミ年の人は、賢い方が多いですが恋愛には不器用です。性格が真面目で純粋な為、好きな人が出来ると一途に愛を貫きます。しかし、恋愛への不器用さが出てしまい告白するタイミングを逃して片想いが多くなってしまいます。じっと告白されるのを待っている事も多いです。
恋人同士になれば相手の為に尽くし真面目な交際をする誠実な人です。真剣交際を望みますので、結婚を意識してお付き合いをしようとします。
そんな一途なネズミ年生まれの方は、結婚後も家庭を大切にし浮気の心配もありません。家族を思う気持ちは自分の家族だけでなく、配偶者の家族の事まで思いやる配慮があります。安定した結婚生活を望む方には、子年生まれの人がおすすめです。
仕事に対する姿勢
真面目な性格なネズミ年の人は、仕事に対しても真面目に取り組み一生懸命に仕事をします。几帳面さもありますので、丁寧にコツコツと作業をするのが得意です。
書類の整理や細かい計算、物事の記録を詳細に取る等、裏方のような仕事でも、真剣に仕事に向き合い手を抜く事がありません。この為、会計士・経理事務・銀行員等の事務担当などが適職と言われます。
仕事に対する人間性の部分もルールを守ろうと努力します。「遅刻はダメ」「仕事は休まない」「挨拶をする」「周囲への気配りをする」等、仕事をするだけでなく周囲への配慮も忘れません。職場では「仕事ができて信頼出来る人」と思われている人が多いです。
真面目で、周囲への気配りも忘れないネズミ年の方は周囲の環境、人間関係を考える為に本音を押し殺して我慢してしまう事も多いです。我慢強い性格ですが、時には自分を追い込むほどに我慢を重ねて、ストレスを抱えてしまう事もあります。