【干支】寅年生まれの特徴や性格について解説します

寅年生まれの人は、強い正義感と信念を持っています。前向きで、困難を克服する努力を惜しみません。

獲物を狩る時のトラのように計画的で慎重なので、チャンスが来るまで待ち続けることができ、ここぞという時は一気に攻める勇敢さがあります。負けず嫌いで個人プレーに走りやすく、やや反抗的で協調性に欠けるという短所がある反面、意外と小心者なところもあります。

そんな寅年生まれの人の性格を、詳しくご紹介します。

「寅年」は「とらどし」と読みます。「とら年」と表記されることもあります。動物のトラは「虎」、干支のトラは「寅」と書き分けられています。

十二支の由来は、春から冬にかけて植物が変化する様子に、音や韻をあてはめて動物が割り当てられたところからきています。「とら年」の「寅」の本来の読みは「いん」で、同じ読みの「引・伸」と同系の語にあたります。十二支の3番目にあたる年は、万物が初めて地上に生ずるという意味の「引・伸」と、同じ読み方のトラが割り当てられ寅年になりました。

こちらでは、決断力と強さを意味するトラが割り当てられている寅年生まれの、基本性格・恋愛傾向・仕事に対する姿勢を詳しく解説していきます。

寅年生まれの人は、明るい性格で人を楽しませることが得意です。人の注意を引きたい目立ちたがり屋で、注目されている時はエネルギッシュになります。いたずらをすることも好きで、相手の反応が楽しいと思ってしまうと、される側の気持ちを考えずにしつこく仕掛けてしまうという短所があります。

勇ましいトラらしく、メンタルが強く成功への執着が強いため、失敗を恐れず挑戦を繰り返すことができる努力家です。失敗やミスで立ち直れなくなることはなく、次は気を付けようと気分を切り替えることができる楽天家でもあります。

激情型で無鉄砲な一面がありますが、目標に向かうときは計画的に取り組みます。自分で色々と考えて行動することが得意なため個人行動を好み、束縛を嫌います。ただ、負けず嫌いで反骨精神が強く、集団行動でも自分のペースを優先しがちで意見を曲げないので周りと衝突することが多くなってしまいます。そして意外と小心者の一面もあります。実は他人を気にしてオドオドしてしていることがあり、それを知られないように強がります。
 

寅年生まれの恋愛傾向は、情熱的で一途な純愛です。基本的にロマンチストなため、理想の人を見つけると、色々な手段でアプローチし猛アタックで愛を伝えます。しかし相手に合わせることが苦手で、自分の気持ちを優先しがちです。そのためひとりよがりな恋愛をしてしまい、相手から愛想をつかされることが多い傾向にあります。

程よい嫉妬心はありますが、自分が束縛を嫌うため、相手のことを束縛することはありません。しかし自分が愛したいように愛すという感覚のため、相手に気持ちが伝わりにくく誤解されやすい一面があります。

恋愛において意外と小心者な寅年生まれの特徴を活かし、相手の気持ちや都合を考えて行動しましょう。意地をはらずに素直な心を見せることができれば、良縁に恵まれます。

 

寅年生まれの人は仕事に対してやり遂げることや結果を残すことにこだわり、自分に対して厳格です。完璧主義のため、仕事仲間にまで厳格さを要求してしまい周りを疲れさせてしまうことがあります。周囲をよく観察してうまく立ち回ることができる寅年の特徴を活かし、人の気持ちを考えて行動すると信頼が得られ、スムーズに仕事が進むようになるでしょう。

寅年の人の慎重で努力家、チャンスを逃さないところは、周りの協力を得ることでより活かされます。明るくおしゃべり好きな一面を活かし、協調性を大切にしましょう。

寅年の守護本尊は「虚空蔵菩薩（こくうぞうぼさつ）」です。

虚空蔵菩薩は、無限に広がる蔵（虚空蔵）から知恵や知識、慈悲を取り出して陰からサポートをしてくれる菩薩さまです。ご利益は技芸・成績向上、記憶力増進、頭脳明晰などです。菩薩さまなので天衣やアクセサリーを身につけ、宝冠を戴いている像が標準的です。

周囲に細かい気配りをするのが苦手な寅年の人を優しくフォローしてくれます。虚空蔵菩薩は知恵と記憶力を謳っていますので、問題を防ぐための知恵、目標に到達するための判断力や洞察力も授けてくれます。

真面目に努力していれば、虚空蔵菩薩は寅年の人を支えてくれるでしょう。

芯が強く、目標達成に向かって努力できる寅年生まれの人は、自分の手で成功をつかみ取ることができます。

集団よりも個人プレーを好み協調性に欠けていますが、面白いこととお喋りが好きな部分を生かしムードメーカーになれる一面も持っています。周りの人に合わせたり、他人の気持ちを考えることができるようになれば、寅年の個性をさらに活かすことができるでしょう。

目標のために虎視眈々と様子をうかがうことができる性格なので、その注意力を周りの人に向けてみることからはじめてみてはいかがでしょうか。