未年の守護本尊
未年の守護本尊は、申年(さるどし)と同じ「大日如来(だいにちにょらい)」です。
「大日」とは「あまねく光りかがやく太陽」という意味で、梵語に漢字を当てた音写では「摩訶毘盧遮那(まかびるしゃな)」と記されます。とりわけ密教では最高位の仏です。
大日如来は、人々に贅沢をすすめる仏としても知られています。ここでいう「贅沢」とは、エゴや欲望に応じるものではありません。魂の成長には楽しい経験もあってしかるべきという、精神性の豊かさを推奨しているのです。俗にいう自己投資と考えてもいいでしょう。
自分を押し殺してしまいがちな未年生まれの人は、そんな大日如来の教えを意識することが開運に繋がるといえます。
まとめ
分別があって謙虚な未年生まれの人は、慎み深くもあたたかい存在です。意外な頑固さで周囲を驚かせることもありますが、人情味ある親しみやすいキャラクターといえます。
反面では、なかなか本心を見せないのが未年生まれの人です。ここぞというときには守護本尊の教えを思い出して、自分をアピールするなど積極的な行動を心掛ければ、未年生まれの人の日常はさらに充実したものとなるでしょう。
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