【タロット】女教皇の正位置・逆位置の意味について解説!

【タロット】女教皇の正位置・逆位置の意味について解説!

タロットカードの大アルカナ2番目の女教皇(ハイプリーステス)は、2本の柱の間に座っている女性、そして十字架や三日月といったモチーフが印象的で、落ち着いた神秘的な雰囲気が強いカードです。タロットカードの女教皇にはどういった意味が秘められているのでしょうか?

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  1. 1女教皇の基本的な意味
  2. 1.1リーディングのキーワード
  3. 1.2関連した数字
  4. 2女教皇の寓意画について
  5. 3女教皇の意味の解釈
  6. 3.1女教皇が正位置で出たときの意味
  7. 3.2女教皇が逆位置で出たときの意味
  8. 4女教皇の恋愛・結婚に関する解釈とアドバイス
  9. 4.1正位置
  10. 4.2逆位置
  11. 5女教皇の仕事・勉強に関する解釈とアドバイス
  12. 5.1正位置
  13. 5.2逆位置
  14. 5.3まとめ

女教皇の基本的な意味

リーディングのキーワード

女教皇のリーディングのキーワード
女教皇のリーディングの際のキーワードについて

大アルカナの2番目のカード「女教皇(ハイプリーステス)」には次のような意味があります。

  • 直感やひらめき、インスピレーション
  • 神秘的、宗教的なこと
  • 冷静さ・落ち着き
  • 知性、学びの姿勢
  • 誠実・まじめ
  • 内面的に充実し、落ち着きのある女性

関連した数字

壁に取り付けられた2
2という数字が示しているものは?

女教皇(ハイプリーステス)は大アルカナの2番目のカードです。2という数字は2つの性質の異なるものを示しており、カードに描かれている白と黒の柱、太陽を象徴するクロスと三日月、ナツメヤシとザクロ(詳しくはこの後で)などがこれに当たります。
 

女教皇の寓意画について

大アルカナ2番目「女教皇」
女教皇の寓意画に象徴されているもの

女教皇はタロットによっては、女司祭長・高等女司祭とも呼ばれています。カードに描かれている女性は、伝説上の女教皇ヨハンナがモデルになっているともされます。
この女教皇の頭上には古代エジプトの女神「イシス」と同じような冠があります。また胸には太陽を象徴するクロスがあり、足元には三日月を踏んでいます。こちらは新約聖書の黙示録に登場する「ひとりの女が太陽を着て、月を足の下に踏み…」という部分にマッチすると考えられます。
手にはTORAと記された書物があり、ヘブライ語で「教え」という意味です。神の教えが記された書物ですが、女教皇のローブに隠されている部分があるのは、TORAの一部が口伝される、暗示として伝えられていることを表しています。隠されている部分を見ることができるのは、一部の人間だけです。すべての部分が公になることがない、あるいは文字で説明することができないものの象徴です。
さらに女教皇のバックには白と黒の柱があります。これは旧約聖書に登場する神殿の柱です。白い柱にはヤキンの「J」が記され、「設立する」という意味です。黒い柱にはボアズの「B」があり、こちらは「力によって」という意味になります。
2つの柱の間にはナツメヤシ(男性の象徴)とザクロ(女性の象徴)の絵の幕が張られており、さらにそのバックには湖と思われる水面が描かれています。
大アルカナの1番目魔術師が、神秘的なパワーを魔術として外部の世界に表すのに対して、女教皇の場合は神秘的なパワーを内に秘めていることを意味しています。神秘的なパワーを公にすることなく内に秘めることによって、神秘性を高めることを意味しています。
 

女教皇の意味の解釈

女教皇が正位置で出たときの意味

女教皇の正位置の意味
女教皇の正位置の意味は?

大アルカナ「女教皇(ハイプリーステス)」のカードが正位置で出た場合には、次のような意味があります。

  • 直感やひらめき・アイディア。
  • 観察力や洞察力に優れています。
  • 誠実で純粋な心。
  • 感情よりも理性を重んじる、冷静さ。
  • 物質的(肉体的)な物よりも精神的なものを重んじます。
  • プラトニックな恋愛。
  • アクティブに動きまわるよりも沈思黙考(ちんしもっこう)です。
  • 秘められている、あるいは隠された何らかのパワーです。
  • 人に直接手を貸すよりも、自力で改善できるようにサポートします。

女教皇が逆位置で出たときの意味

女教皇の逆位置の意味
女教皇の逆位置の意味は?

大アルカナ「女教皇(ハイプリーステス)」のカードが逆位置で出た時には、次のような意味があります。

  • 疑い深く、なかなか人を信じることができないです。
  • ウソや偽り、利己的になります。
  • 感情的になりやすい、ヒステリックです。
  • 冷たい態度や無関心です。
  • よい恋愛に恵まれない、あるいは潔癖症です。
  • 必要以上に厳しい態度です。

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女教皇の恋愛・結婚に関する解釈とアドバイス

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