「XD」の意味とは
顔文字ですので、フォーマルな場面では使用せず、家族や友人などと楽しみます。
「XD」の由来について
英語圏では顔文字のことを「emoticon (エモーティコン)」や「face mark (フェイスマーク)」「smiley (スマイリー)」もしくは「emoji (エモジ)」などと呼びます。アメリカでは「emoji」を使うことが多いようですが、「emticon」が一番オーソドックスな呼び方のようです。
この英語圏での顔文字の起源については諸説あるようですが、記録として残っているものでは、コンピューター科学者であり、カーネギーメロン大学の名誉教授でもあるスコットエリオットフォールマン 氏が、電子掲示板でのメッセージが真面目なものなのか冗談なのかを区別する助けになるのではないかと考え、1982年9月19日に【 :-( 】と【 :-) 】の顔文字の使用を提案し、支持を得たのが始まりのようです。
ちなみに日本で顔文字が使われたのは、1986年6月20日 に 若林泰志 氏が当時のパソコン通信「アスキーネット」の電子掲示板で使用したのが最初のようです。
「XD」の使い方と用例
顔文字は日本と同様、特に決まりがあるわけではありません。その顔文字が肯定的な意味として使われているのか、否定的な使われ方をしているのか、文脈で判断する必要があります。しかし、顔文字が使用されるのはSNS やオンラインゲーム、友人や家族といったくだけた場面なので、気楽に楽しむものだと考えて下さい。
それでは「XD」の使い方の例として、いくつかご紹介していきます。
ボブ
That's really funny XD
それ、おもしろい (≧▽≦)
マイルド君
OH! Do you want my sunglasses? XD
おっ!俺のサングラスが欲しいのか? (≧▽≦)
ボブ
Let's go to the movie tomorrow!
明日、映画に行こうよ!
チャーリー
Sounds nice! XD
いいね!(≧▽≦)
「XD」以外のよく使われる英語の顔文字
「XD」以外にも色々な面白い顔文字が使用されています。ここではいくつかよく使われている顔文字をご紹介したいと思います。
英語圏の顔文字 | 意味 | 日本で使われる顔文字 |
:) | 嬉しいときによく使われる、オーソドックスなものです。 | (^_^) |
:( | 悲しいときに使われます。 | (´へ`) |
:@ | 怒りを表すときに使われます。 | (`ヘ´#) |
:-x | キスを表します。他に【 :* 】もキスを意味します。 | (*^3^) |
XDD | XDにさらにDが加わることで強調を表し、大爆笑となります。 | ((´∀`))ケラケラ |
DX | 右が上になる顔文字です。しまった!がっかり!といった感じです。 | (+o+) (´Д`) |
OX | 上のDXと同じように使われます。こちらも右が上になります。 | (+o+) (´Д`) |
その他の英語スラングはこちら
顔文字以外でも、インターネットには多くのネットスラングが溢れています。それは昔からある略語から、最近のオンラインゲームなどで作られた比較的新しいものまで、多種多様です。普通に文章を打つより略語を使った方が会話の展開が早いため好んで使われます。下の「スラング・英語表現」の記事もあわせてお読みいただけると、より理解が深まることと思います。