「awesome」の意味とは?
「awesome」には本来持っている意味である「畏怖の念を抱かせる」と、のちに使われるようになったネットスラング「素晴らしい」や「ヤバい」などの意味があります。
「awesome」の読み方は「オーサム」であり、発音記号で表すと、「ˈɔːsəm」となります。「オゥサム」という読み方は間違いなので注意しましょう。
「畏敬」とは「驚きや恐怖を感じるほどの尊敬の気持ち」のことを指しています。そのため、「畏敬の念を抱かせる」という表現は、自然や神などの圧倒的な力を持っている存在に使います。
「awesome」がネットスラングとして使用される場合はほぼ、「素晴らしい」や「ヤバい」、「カッコイイ」、「最高」などの相手を褒めるポジティブな意味で使用されています。
しかし、皮肉的を込めて「awesome」を言い、「全然ダメじゃん」と相手を指摘する際に使われる場合もあります。
「awesome」の由来について
「awesome」という単語のの語源には「awe」と「some」という2つの単語が関係しています。名詞である「awe」に「some」が加わり、新しい名詞として「awesome」が誕生しました。「awe」には「畏怖」、「畏敬の念」、「おそれ」という意味があります。
「awesome」が誕生したのは1950年代であり、最初は1つ目の意味である「畏敬の念を抱くような」という意味で使われていました。しかし、その後1980年代に入ると、若者を中心にスラングとして使われ始めました。
「awesome」が本来持っている意味である「畏敬の念を起こさせる」という意味から、発展してポジティブで前向きな「素晴らしい」や「カッコイイ」、「ヤバい」などインターネットやSNS上でスラングとして使われるようになったようです。
「awesome」の使い方と用例
2つの意味を持つ「awesome」という言葉ですが、実際はどのように使われるのでしょうか。「awesome」の使い方とその返事の仕方について例文を使ってご紹介します。
プロゲーマー君
I've always held artists in awesome.
(ぼくはいつも芸術家に対して畏敬の念を抱いてきた)
チャーリー
Wow, that's awesome! Congrats!
(うわー、すごいね!おめでとう!)
ボブ
Awesome! I've never seen such a beautiful lake in my life!
(素晴らしい!こんなに美しい湖は人生で見たことがない!)
「awesome」を使った例文をご紹介してきましたが、相手から「awesome」を使って褒められたときは「Thank you」と返すのが定番で間違いのない返事です。会話形式でご紹介します。
プロゲーマー君
(とても美味しい晩御飯でした!)
ボブ
Thank you!
(ありがとう!)
TwitterなどのSNSでは「awesome」だけを使って相手に「素晴らしい!」と送るのが最も多い使われ方です。返し方は同じくネットスラングである「Thanks」の略語である「Thx」を使うといいでしょう。「thx」の使い方や意味については下のリンク先で詳しく解説してあるので、気になる人はチェックしてみましょう。
チャーリー
Awesome!!
(素晴らしいよ!!)
プロゲーマー君
Thx!
(ありがとう!)
実際に「awesome」が使われているツイートを紹介します。
First day in #Penang was awesome! pic.twitter.com/6MRNxDqJID
— Nemo (@_nemohoney) July 21, 2019
awesomeまとめ
- 「awesome」の意味は「畏怖の念を抱かせる」、「素晴らしい」など
- 読み方は「オーサム」、発音は「ˈɔːsəm」
- 語源は「awe」と「some」