「sup」の意味とは?
「sup」は「調子はどう?」という意味の言葉で、若い男性が使う挨拶言葉です。
読み方をカタカナで表現すると「サァプ」であり、発音記号は「sʌ'p」となります。
ネイティブの人たちは「Sup?」と相手から言われたときの返事は、同じく「Sup?」という単語を使います。
一見「調子はどう?」と聞かれているのに「調子はどう?」と相手にオウム返しをしているように見えます。ですが、日本語に直すと「よ!」、「うす!」といった軽い挨拶の会話になります。
そのため、ネイティブが一番する返事は「Sup?」と言われています。「Sup!」以外の返事の仕方としては「Hi!」などがあります。
「sup」と同じような意味を持つ挨拶言葉は日本人も聞き馴染みのある「How are you?」です。学校などでは例文として「How are you?」と言われたら「I'm fine thank you.」と書かれていることが多いです。
しかし、「sup」に対しては「I'm fine thank you.」で返事をするのは堅苦しく不自然です。
目上の人には使わないように注意!
「sup」は基本的に1対1の挨拶として使われますが、大人数に挨拶したい場合は「sup guys」を使います。
しかし、「sup」と同じように、目上の人や上司がその集団にいる場合は使うのを避けましょう。
また「sup guys」の他に「sup dude」や「sup bro」なども存在します。
「dude」は「お前」や「彼」などの砕けた表現です。また、「bro」は「brother」を意味しており、男性に呼びかける時に使います。
「sup」は「やあ」や「よう」など、相手へ呼びかる言葉として使われることが多いため、他の英単語と組み合わせて、慣用句として使われることが非常に多い単語です。目上の人や上司に対して「sup」を使うと失礼に当たるため、絶対に使わないようにしましょう。
「sup」の由来について
「sup」は「what's up」(最近どう?)という慣用句が省略されて誕生した単語です。
ですが、「sup」と「what’s up?」には微妙な意味の差があり、「what’s up」 より「sup」の方がカジュアルで若者の印象の強い単語になっています。
そのため、主にネイティブの若い男性同士が挨拶として使っており、フォーマルな場面や目上の人や上司に対して使うことはありません。
「sup」の使い方と用例
「sup」はネイティブの若い男性がよく使う言葉ですが、どのような使い方をするのでしょうか。「sup」を使った例文や返事も方法をいくつかご紹介します。
ボブ
Sup!
(やぁ!)
チャーリー
Sup!
(よう!)
相手からの「sup」に対して、「sup」と返事をする以外のパターンをいくつかご紹介します。
プロゲーマー君
Sup?
(元気?)
チャーリー
I’m doing great. How about you?
(ぼくはとても元気だよ。君はどうだい?)
プロゲーマー君
Hey, sup?
(最近調子はどうだい?)
ボブ
Oh, the usual. You?
(ぼくはとくに変化はないよ。君はどうだい?)
プロゲーマー君
Sup?
(どうしたの?)
チャーリー
I am looking for my dog.
(迷子になった犬を捜しているんだ)
「sup」まとめ
- 「sup」の意味は「調子はどう?」
- 「sup」は「what's up」が省略された単語
- ネイティブは「sup」と返事することが多い
- フォーマルな場面や、目上の人や上司に対しては使わない