「OMG」の意味とは?
「OMG」は「Oh my God 」の略語です。直訳すると「おお、神よ!」になりますが、「なんてこった!」や「やってしまった!」、「ヤバイ!」などの激しい感情を表現する間投詞として使われています。「Oh my God 」は、口グセのように使う人もいるほど、非常に良く使われるフレーズです。
「OMG」はSNSやチャット、メールなどで、主に10代~30代の若い世代が使うスラングとして有名です。読み方は「オー・エム・ジー」とそのまま読みます。また書くときには文頭に置くことが多く、「omg」や「Omg」と記されることもあります。
「OMG」は略語表現なので、目上の人に対して送るメッセージや、かしこまった場面には向きません。「Oh my God 」という表現自体がカジュアルな印象ですので、家族や友人、同僚などの親しい人に限定して使ったほうが良いでしょう。
「OMG」の由来について
「OMG」は”Oh my God ”の頭文字をとって作られた言葉です。今やSNSやメールにおいて、「OMG」のような略語を使うことが一般的になっています。
ネットが普及した現代では、文字を入力する機会が増え、長いスペルをいちいち書いていては面倒です。そんな手間を省く目的で、少ない文字数で入力できる便利な略語が、どんどん生み出されているのです。
「OMG」の使い方と用例
「OMG」は激しい感情を伴う、さまざまな場面で広く使うことが可能です。下記のようなシーンにおいて、「OMG」は良く使われます。
- 驚きをあらわすとき
- 嬉しいとき
- 感動したとき
- 怒ったとき
- ショックなとき
「OMG」の例文
それぞれのシーンにおける「OMG」の使い方を、例文を挙げて説明します。
驚きを表すとき
ボブ
OMG! I can't believe that happened!
(ええっ! そんなことがあったなんて信じらんない!)
嬉しいとき
チャーリー
OMG…I can’t believe it(that)!
(やばい・・・信じられないくらい嬉しい!)
感動したとき
萌え袖ちゃん
OMG, those shoes are so cute!
(うわぁ、この靴超かわいいんだけど!)
怒ったとき
プロゲーマー君
OMG!I’m so angry! (あぁ、ムカつく!)
ショックなとき
ボブ
OMG!! My wallet has been stolen!
(なんてこった!俺の財布が盗まれちゃった!
「Oh my God」の類語
「OMG」の元となる言葉「Oh my God」を使うときには注意が必要です。神の名を使った、類似の表現には最初の”Oh”を省いたMy God!や、キリストの名を使ったJesus Christ!やJesus!があります。しかし、クリスチャンにとって、神の名を気軽に呼ぶことは良くないとされており、「God(神)」や「Jesus Christ(イエス・キリスト)」という表現が好まれない場合があります。
そんな時は「God」を別の表現に変えた類語を使うのが一般的です。相手の宗教がわからないときは、下記の類語を使ったほうが無難でしょう。
類語 |
読み方 |
意味 |
例文 |
oh my gosh | オウ・マイ・ゴッシュ | なんてことだ | Oh my gosh, I saw my girlfriend cheating on me yesterday! (なんてことだ、昨日、彼女が浮気しているのを目撃してしまった!) |
oh my goodness | オウ・マイ・グッドネス | あらまあ | Oh my goodness! I won an around the world ticket! (あらまぁ!世界一周チケットが当たった!) |
上記の類語は、どちらも略すと「OMG」ですが、元となる言葉の違いをしっかり認識しておきましょう。
「OMG」まとめ
- 「OMG」は「OMG」は「Oh my God 」の略語で、「なんてこった!」「やってしまった!」「ヤバイ!」などの激しい感情を表す。
- 「OMG」は主に10代~30代の若い世代がネットスラングとして使っている。
- 宗教上の理由で「Oh my god」が好まれない場合は、「Oh my gosh」や「oh my goodness」を使う