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マリアナ海溝の謎についてまとめ。世界で一番深い海の深さ、水圧、そこに住む生物について解説

マリアナ海溝の謎についてまとめ。世界で一番深い海の深さ、水圧、そこに住む生物について解説

マリアナ海溝は地球上の海の中で最も深い場所。多くの研究者がマリアナ海溝を調査していますが、未解明な謎に包まれた世界です。非常に水圧の高い場所ですが、そこでも適応して生きている生物がいます。この記事では、マリアナ海溝とそこに生きる生物などを紹介していきます。

世界で一番深い海、マリアナ海溝とは

世界で一番深い海、マリアナ海溝とは

世界には未解明で謎の多い場所がたくさんありますが、今回はその1つであるマリアナ海溝について紹介します。

マリアナ海溝は1957年に、ソ連海軍の艦艇である「ヴィチャージ」が深度11,034mの計測に成功したと発表しました。この深度は「ヴィチャージ(ビチアス)海淵」と名付けられ、一時マリアナ海溝の公式深度とされていました。
しかしその後幾度調査を行ってもこれほどの深さを計測できずにいるため、この記録は疑問を持たれることとなり、現在では公式の記録とはされていません。

その後日本やアメリカが計測を繰り返し、2009年5月にアメリカのウッズホール海洋研究所の無人探査機であるNereusが10,902mに到達しています。

マリアナ海溝は地球のどこにある?

マリアナ海溝は地球のどこにある?

マリアナ海溝は北西太平洋マリアナ諸島の東、北緯11度21分、東経142度12分にあります。北大西洋のグアムから約320㎞ほど南西に向かったところです。マリアナ海溝の近くには日本やパプアニューギニア、インドネシア、フィリピンなどの国々があります。

マリアナ海溝の最深部、チャレンジャー海淵

マリアナ海溝の最深部、チャレンジャー海淵

イギリスのチャレンジャー8世号が測定したマリアナ海溝の最深部分は、チャレンジャー海淵と呼ばれています。

マリアナ海溝最深探索の歴史

  • 1875年、イギリスのチャレンジャー号により初めて測深される。この時は8,184mと測定。
  • 1899年、イギリスのUSS Neroが9,636mと測定。
  • 1925年、日本の測量船である満州号が9,814mと測定。
  • 1951年、イギリス海軍のチャレンジャー8世号が10,910mと測定。その後、修正されて10,863mとなっている。
  • 1957年、ソ連海軍のヴィチャージが11,034mと測定するも正確さに欠けるとされている。
  • 1962年、調査船スペンサー・ベアード号が10,915mと測定。
  • 1984年、日本の調査船であり拓洋が10,924mと測定。
  • 1995年、日本の無人探査機かいこうが10,911mと測定。
  • 2009年、アメリカのウッズホール海洋研究所の無人探査機Nereusが10,902mに到達。

チャレンジャー海淵の深さ

チャレンジャー海淵の深さ

チャレンジャー海淵は測定時は最深部の深さは10,910mとされましたが、その後手動計測による誤差を修正し、現在はより厳密な10,863mと記録されています。これは世界一の高さを誇るエベレストをひっくり返したとしても、その山頂が最深部に届かないほどの高さです。当然これだけの深さのため、最深部に光は全くとどきません。

当時使われた測定方法は音響測深でした。これは、調査船から発した音波を反響させて推進を測る方法です。

チャレンジャー海淵の水圧はどの位?

チャレンジャー海淵の水圧はどの位?

チャレンジャー海淵の水圧はかなり高く、海抜0地点の1,000倍以上の圧力がかかります。1㎠辺り1117.2Kgほどと言われています。

水圧はかなり重く、面白い例えでは水深1,000m辺りでは小指の先にお相撲さん約4人が乗っかるほどの重さ、水深8,000m辺りではゾウ16頭分の重さなどがあります。

チャレンジャー海淵に挑んだ人々

チャレンジャー海淵は本日まで様々な軍や海洋研究所の人々が調査に挑んでいます。調査には有人や無人の潜水機が使われ、研究者が潜水機に乗ることがほとんどです。

ただ1人珍しい人物がおり、有名な映画監督ジェームズ・キャメロン氏がチャレンジャー海淵に挑んでいます。キャメロン氏は1人用の潜水機に乗り込んで潜行し、10,898mまで達することができたと言われています。

マリアナ海溝に住む深海生物たち

地上の生物であれば生きてはいけないマリアナ海溝ですが、その水圧に耐えて暮らしている生物がいます。その中の3種類を、以下に紹介します。

深海生物は見た目がグロテスクで怪物のようなものが多くいますので、閲覧には注意してください。

ヒレナガチョウチンアンコウ

ヒレナガチョウチンアンコウ

ヒレナガの名の通り、ヒレが長いアンコウです。体の至るところから長い針のような突起物がでていますが、これは周りの様子を探る役割を持ちます。見た目は怪物のようです。
ヒレナガチョウチンアンコウは目が退化していますので、この突起物を使って敵や獲物を感知します。
またチョウチンアンコウの名も持ちますが、他のチョウチンアンコウのように頭の突起物から発行体は出せません。

メスの大きさは25㎝ほどありますが、オスの大きさは6㎝そこそこしかありません。そのためか交尾を行うと、オスはメスに同化します。生物の世界では交尾後にメスがオスを食べるということはよくあることですが、ヒレナガチョウチンアンコウの場合はメスが食べるのではなくオスを吸収して同化し、1体のアンコウとなります。

シンカイクサウオ

シンカイクサウオは、水深6,000mから8,000m辺りに生息している深海魚です。見た目はウーパールーパーに似ていて、半透明の体は内臓が透けています。体調は20㎝ほどです。体には他の魚に多い鱗がなく、粘膜に覆われています。一応目のようなものはありますが、深海魚のため退化しているようです。その代わりに、感覚毛や匂いを感じるための感覚孔などの感覚器官が口の周りにあります。深海魚は怪物のような見た目の生物が多いものですが、シンカイクサウオは見た目はとても可愛いです。

未解明の謎が多いシンカイクサウオは家族単位で群れを作って行動し、子育てをしている可能性があるとも言われています。

マリアナスネイルフィッシュ

2014年にマリアナ海溝の水深 8,145m地点で、シンカイクサウオの仲間が発見されています。この魚はまだ学名がつけられておらず、マリアナスネイルフィッシュと呼ばれています。2017年4月に中国が水深8,152m地点で魚の撮影に成功したと発表しましたが、同じ年の8月には日本が水深8,178m地点でマリアナスネイルフィッシュと見られる魚の撮影に成功しています。

マリアナスネイルフィッシュを含む多くの深海生物が、 なぜこれほど 水圧の高い場所に住むようになったのかはまだ謎のままで解明はされていません。
しかし近年のDNA研究より深海生物は南極からの深層流に乗って深海底に広がり、高水圧に適応できるようになったのではないかと言われています。そしてマリアナスネイルフィッシュなど、マリアナ海溝の深海生物はさらに超深海と言われる水域に
まで生存場所を広げていったと考えられています。

なお8,200mを超えると、マリアナスネイルフィッシュを含めどのような生物も存在していないと言われています。

マリアナ海溝の深海にはまだまだ謎が多い

マリアナ海溝の深海にはまだまだ謎が多い

マリアナ海溝は未だ謎が満ちている場所で、今後も多くの発見があると予想できます。
もしかすると絶滅したとされる生物がひっそりと生きているかもしれないと思うと、余計に新しい発見が楽しみになります。

 

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