動物たちのエピソード
ねずみ
うし
うしは自分の足が遅いことを知っていたので前日から出発。到着寸前ねずみに先を越され、干支の順番は2番に。でも、うしは満足でした。
とら
とらは足の速いことにプライドを持っており、早く着くため日の出とともに出発。しかし、うしには勝てず干支の順番は3番となりました。
うさぎ
うさぎは道中休むことなくひたすら跳んで向かったことで、干支の順番は4番となりました。
龍
龍は空を悠々と飛んでへびと共に神様のもとへ到着。修行を積んだ崇高な龍にへびが順位を譲り、干支の順番は5番となりました。
へび
へびは体をくねらせ進み神様のもとへ。龍と一緒に到着となりました。尊敬する龍に先を譲り、干支の順番は6番となりました。
馬
馬は足が速い方ですが道草ばかりしてしまい、干支の順番は7番となってしまいました。
ひつじ
ひつじは神様のもとへ向かいてくてくと歩きました。しかし道に迷ってしまい干支の順番は8番になりました。
猿
猿は仲の良かった犬と向かっていましたが、喧嘩になってしまいます。幸いとりが仲裁に入り、神様のもとへ到着したのは9番となりました。
とり
とりは途中、猿と犬の喧嘩に遭遇。喧嘩する二人を諭し、猿と犬の間に入って神様のもとへ到着。干支の順番は10番となりました。
犬
犬は、とりのおかげでなんとか11番に到着することができました。この逸話は「犬猿の仲」のことわざの由来の一説です。
いのしし
いのししはまっしぐらに向かいました。しかし神様のいる場所を通り過ぎてしまい、引き返す羽目に。そのため干支の順番は12番となりました。
十二支には登場しない猫ですが、干支に入れなかったほろ苦いエピソードがあります。神様への挨拶はいつ行けばいいのか、猫がねずみに聞いたところ、わざと1日遅い日付を告げられたのです。そのため猫は到着が1日遅れてしまいました。
猫
神様は「顔を洗って出直して来い」と猫を諫めました。そのため猫は顔を洗うんですね。ねずみを捕まえるのもこの因縁が所以とか。
干支(十二支)の覚え方は?
干支を覚えるには、歌で覚えてしまうのもおすすめです。以下のyoutubeは子ども向けですが、十二支の物語を誰もが知っている「大きな古時計」のメロディーに載せているので順番を覚えやすいでしょう。
ほかにも検索すると多くの十二支の覚え歌があがってきます。ご自身が覚えやすい歌を見つけてみてください。
それぞれの干支の性格や特徴はこちら
生まれ年による干支の性格や特徴は下記リンクから見られます。
干支の順番まとめ
干支は発祥が追えない程昔から暦だけでなく方位や時刻に用いられてきました。
未だ時刻や方位を表す言葉が残っているのも頷けます。干支の順番にまつわる物語は12種類全てにエピソードがあり、順番を覚える一助になるでしょう。
干支の順番や由来についてまとめ
- 干支の正しい順番と読み方
- 干支の順番となったことがわかる物語がある
- 干支の順番は歌にして覚えよう
- 1
- 2
頭のいいねずみは、前日から支度しているうしの背中にこっそり乗って神様のもとへ。一歩先に飛び出して干支の順番は一番となりました。