「a.k.a」とは?どういう意味?
ヒップホップの歌詞やラッパーの名前でよく目にする「a.k.a~」(または「aka」)は、「またの名を~」「別名~」「~としても知られる」という意味を持つスラングで、「エー・ケー・エー」と発音します。
「as known as」を省略したもので、「~」の部分には人の名前や物の名前といった名詞が入ります。
たとえばあなたの名前が「田中花子」さんであだ名が「花ちゃん」だった場合、「田中花子a.k.a花ちゃん」となり、「田中花子、またの名を花ちゃん」という意味になります。
MC・和光
「a.k.a」の読み方は「アカ」じゃなくて「エーケーエー」だからな!注意しろYO!
「a.k.a」の解釈
ヒップホップ界隈では、「漢 a.k.a. GAMI」や「AK-69 a.k.a. Kalassy Nikoff」「OZworld a.k.a R'kuma」のように、「a.k.a」を使って公式の名前と別名を同時に名乗っているラッパーが多いです。
どのように解釈するのかというと、「a.k.a」の前が公式の名前で、「a.k.a」の後ろがサブ的な名前、もしくはその人らしさを主張する名称になります。
つまり、「漢、別名GAMI」「AK-69、またの名をKalassy Nikoff」「R'kumaとしても知られる、OZworld」ということです。
どちらで呼べば良いのかというと、「a.k.a」の前にある名前で呼ぶのが一般的です。
as known as
「a.k.a」は「as known as」を省略した形とご説明しましたが、「also known as」の略という説もあります。
どちらも「別名」「~としても知られる」を意味(meaning)するフレーズなのですが、英語圏に住む方にとっては「also known as」=「a.k.a」と認識するのが一般的なようです。
「a.k.a」のよくある使い方と例
ここでは、「a.k.a」のよくある使い方と用例をご紹介します。
「a.k.a」を一番使うのは、自己紹介をする場面です。
たとえば英語で、「私は人からこう呼ばれているよ」と伝えたいときに使います。
- My name is David, a.k.a. Dave.(俺の名前はデイヴィッド。あだ名はデイヴ。)
- Hi. I’m Johnny Depp, a.k.a. Big John.(やあ。俺はジョニー・デップ。別名ビッグジョン。)
日本で普段「a.k.a」を使うことはほぼありませんが、ヒップホップ界隈では馴染みのある言葉で、ラッパーの名前だけでなく、ヒップホップの歌詞にも「a.k.a」はよく出てきます。
また、「DJ HASEBE aka OLD NICK」、「村上信五 A.K.A KING」というように、ヒップホップ界隈ほどではありませんが、DJやアイドルの中にも「a.k.a」を使って名前を名乗る人はいます。
MC・和光
「DJ HASEBE、別名OLD NICK」、「村上信五、またの名をKING」ってことだな。
俺の場合は、MC.和光 a.k.a …別名を何にするか迷うぜ。
「a.k.a」とは?まとめ
「a.k.a」は「as known as」もしくは「also known as」の略で、発音は「エー・ケー・エー」です。
「別名~」「またの名を~」という意味で、自己紹介をするシーンで人から呼ばれている名前を紹介したいときに、「My name is David, a.k.a. Dave.(俺の名前はデイヴィッド。別名デイヴ。)」のように使います。
「a.k.a」が名前に入っているラッパーは多く、「◯◯a.k.a△△」は「◯◯、別名△△」という意味です。
日本で使う機会はほとんどありませんが、ヒップホップ界隈に馴染みがある方なら耳にすることは多いでしょう。
「a.k.a」まとめ
- 「a.k.a」は「as known as」または「also known as」の略
- 意味は「別名」で、代表的な名前の他に呼び名があるときに使う
- 読み方は「アカ」ではなく「エーケーエー」
- ヒップホップ界隈では馴染み深い言葉
MC・和光
ここまで読んでくれてありがとう!
HIP-HOPの楽しさを少しでも感じてくれたら嬉しいYO!