「ICYMI」の意味や読み方とは?
「ICYMI」は”in case you missed it”を表す略語で、「あなたが見逃していたら」や「見逃した人向けに」という意味を持つ英語圏のネットスラングです。
読み方はアルファベットをそのまま「アイシーワイエムアイ」と発音します。
「ICYMI」は日本語に直すと「再掲」と同義になります。主にTwitterなどのSNS上で、以前投稿した記事を再拡散する際に使用されます。
再注目されたい記事に「#ICYMI」とハッシュタグをつけてツイートする使い方や、記事のURLの前に「ICYMI:」をつけてツイートする使い方が一般的です。他者の投稿をリツイートする際に「# ICYMI」をつけるという使い方もあります。
「ICYMI」の使い方と用例
ここでは、「ICYMI」を使った例文と、実際に「ICYMI」を使ったツイートを紹介していきます。
ICYMIを使った例文①今日のニュースの再投稿する時
情熱系社員
ICYMI:I will inform you of today's big news!
(見逃した人向けに、今日の良いニュースをお知らせします!)
ICYMIを使った例文②同僚とのメールのやりとり
ボブ
Hello Charlie.
Attached are the presentation materials, ICYMI.
(やあチャーリー。見逃してると思ってプレゼン資料を添付したよ。)
チャーリー
I was saved. Thank you for the materials!
(助かったよ。資料をありがとう!)
ICYMIを使った実際のツイート
ICYMI: My #OpeningStatement from Saturday night, take a look! pic.twitter.com/JFk5YoRpEr
— Jeanine Pirro (@JudgeJeanine) October 29, 2019
#ICMI
— Icy Sole (@IcySoleOnline) May 24, 2018
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Twitterで使われるネットスラング
Twitterにはツイートする際の文字数制限が存在します。どの英単語1つをとっても文字数が多いので、英語圏ではこの文字数制限がネックとなります。そのため、英単語の略語であるネットスラングが普及していきました。
ICMI以外の英語スラングの例
ここでは、「ICYMI」以外にも使われている英語圏のネットスラングをご紹介します。
MT(Modified Tweet)
MTは”Modified Tweet”の略で「修正されたツイート」という意味を持つスラングです。これは他者のツイート内容を修正した上でリツイートする時に使用します。
他者がツイートした内容に自分のコメントを付け加えてリツイートしたい場合、文字数制限がネックとなりリツイートできない可能性が出てきます。そのため、他者のツイート内容に修正を加えることで自分のコメントを加えられるように文字数を調整する必要があるのです。
MTを修正したツイートの文末に入れることで、リツイートする際に修正しましたというメッセージになります。
HT(Hat Tip)
HTは”Hat Tip”(To tip one's hat)の略で「敬意を表する」という意味を持つスラングです。直訳では「帽子を脱ぐ」となり、挨拶の際に相手に敬意を込めて帽子をとる仕草を表現しています。HTは他者のツイート内容や他者が開発したアプリなどを賞賛する時に使用します。
ツイートする際に、文末にHT@〜(@以降は出典元のアカウント名)を入れることで、出典者を明確に提示するために生まれたスラングです。
まとめ
SNSの普及で、日本のみならず世界各国でネットスラングが生まれ、またそのスラングも普及する時代となってきました。英語のスラングは、何の英語の略かを調べることで英語圏の文化に触れることもできます。
日常のつぶやきを掲載するTwitterで、異文化に触れるのも面白いかもしれません。
女神さま
英語圏のネットスラングは「ICYMI」以外にもたくさんあるわ。チェックしてみて!