「lol」の意味とは?
「lol」は大笑いという意味のネットスラングで、「Laugh out loud」の 略語になります。日本語のチャットでの「w」や「(笑)」「ワロタ」と同じニュアンスになります。
読み方は「エル・オー・エル」が一般的ですが、なかには「ラフ・アウト・ラウド」とそのまま読む人もいます。
また表記は「Lol」や「LOL」などがありますが、大笑いという意味は同じなのであまり気にしなくて良いでしょう。
「lol」の由来について
「lol」の由来は1980年代のコンピューターの黎明期に使われていた、当時の電子掲示板まで遡ります。
電子掲示板でWayne Pearsonと名乗る某人物が「lol」とメッセージに使っていた記録が一番古く、そこから「lol」と使われるようになったのではないか、という説が今のところ濃厚です。
昔のインターネットは今よりも低速でなおかつとても高額だったので、限られたデータ内でより多くの情報を伝える事がカギでした。そこからネットスラングが生まれたのは自然な流れだと言えます。
「lol」の使い方と用例
「lol」の意味をわかりやすく、いくつかまとめて解説してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
萌え袖ちゃん
Oh my god, I spent 500 dollers a day lol.
(やっば、1日で5万円も使っちゃったw)
ここでのlolは客観的にも少しびっくりする出来事に対して自嘲的に使っています。
ボブ
Oh! you look so gorgeous ... lol.
(ああ!君とても綺麗だね・・・笑)
英語話者は皮肉を日常的に使います。ここでボブは、「綺麗とは思えないけれど、綺麗と言っておこう」と皮肉を込めつつ、さらに語尾にlolをつける事によって、それが皮肉なのをわかりやすくシンプルに相手に伝えているわけです。
チャーリー
HAHAHA! That was a really funny story dude! loooool!
(はっはっは!君〜あの話はとても面白かったよwwww)
チャーリーのように「o」の数を多くして 綴り方を敢えて崩すことでより「大笑い」を強調したりフランクさを出したりする場合もあります。 ただ、このような話し方はあまり好まれませんので気をつけましょう。
こちらで紹介した例文はほんの一例です。一つ注意して欲しいのが「lol」を始めとする略語は、フォーマルな場面では使うべきではありません。日本のビジネスメールにおいて「w」や「ワロ」を使わないのと一緒です。
こうした略語は若年層が中心に使うことを念頭に置いて、TPOをわきまえてカジュアルに使うことがコツです。
「lol」以外の英語表現の「(笑)、w、ワロタ」をマスターしよう!
「lol」に似た表現をチェックして、他の人と差をつけましょう。
今ホットなトレンドの言い回しを紹介します。
スラング | 元となる文章 | 意味 |
LMAO | Laughing my ass off | 爆笑 腹の底から笑う |
LMBO | Laughing my butt off | 爆笑 腹の底から笑う |
JK | Just kidding | 冗談だよ |
上の例は、(笑)、w、ワロタなどに当てはまるネットスラングの一例です。ここでアドバイスですが、LMAOとLMBOは品がよくない言葉なので、使う場合は気のおけない仲間同士で使うように心がけましょう。
他の使えるネットスラングを紹介!
「lol」の意味や読み方、由来、使い方などを学びましたが、他にもいくつか定番のネットスラングを紹介します。2019年現在流行っているのでぜひチェックして下さい。
スラング | 元となる文章 | 意味 |
IDK | I don't know | 分からない、知らない |
BFF | Best friend forever | ずっと親友、ずっ友 |
BTW | By the way | ところで |
SMH | Shake my head | 頭を振る(がっかりしたまたは呆れた感情) |
ここで挙げたのはほんの一例ですので、使い方を含めいろいろな英語表現のスラングを知りたい方は関連記事をご参照ください。
ネットスラングは「ノリ」で使うものですが、悪ノリし過ぎて相手を不愉快にさせないようにしましょう。
「lol」意味のまとめ。
- 「lol」は日本語で「w」「笑」「ワロタ」の意味
- 「lol」は「laugh out loud」の略
- 「lol」の読み方は「エル・オー・エル」