悪魔の名前について、種類や特徴一覧を紹介！最強の悪魔についても解説

悪魔は、宗教や神話などにおいて悪とされる超常現象的存在です。

悪魔には映画やドラマなどで「悪魔に魂を売った」という言葉あるように悪魔に魂を差し出すことで願いを叶えてくれる能力があるとされています。

実際に、悪魔に魂を売ったと噂されていたり魂を売ったと告白したりしている人もいます。

宗教や神話に登場する悪魔にも階級があり、1612年にセバスチャン・ミカエリス神父が出版した「驚嘆すべき物語」に記されています。
 

セバスチャン・ミカエリス神父が悪魔祓いをした修道女に取り付いていた悪魔「バルベリト」から悪魔の階級と序列、役割、苦手な聖人の名前まで聞き出しました。

悪魔の序列ですが、元々天使であった場合天使時代の階級が高いほど悪魔の階級も高くなります。

最上位にいたルシファーは神に背いたことにより、天から追放され悪魔になり名前も「サタン」になりました。

天使時代の階級が悪魔の階級に関係するため、天使時代序列が上であったルシファーはサタンとなった後も階級が高いです。

最強の悪魔は有名なサタンであり、サタンに近い悪魔から3階層に分かれ、サタンに近いほど高い階級の悪魔です。

海外では階級高い悪魔のことを「デビル（Devil）」と呼び、階級の低い下等な悪霊は「デーモン（Demon）」と呼んでいますが、日本では特に区別せず一括りに「悪魔」の名前で呼んでいます。

悪魔と堕天使は混同されやすいですが違いがあります。

悪魔は悪という概念を具現化したものとされており、最初から悪とされています。

しかし、堕天使は名前に天使が付くように元々は神に仕えていた天使であり、天から追放されてしまった元天使です。

唯一、悪魔になった元天使はルシファーだけと言われています。

悪魔に魂を売った有名人には、ジャンヌダルクの側近であるジル・ドレやローマの聖職者テオルフィスなどがいます。

また、フランス人初のローマ教皇シルウェステル2世は、悪魔に魂を売ったおかげでローマ教皇の座につけたと噂され、魔女だと発言したアントワーヌ・ローズは、ロビネという悪魔に魂を売ったと告白しました。