「初詣」とは?意味と起源・歴史・由来やルール・風習を紹介!

「初詣」とは?意味と起源・歴史・由来やルール・風習を紹介!

「初詣」とは、年の初めにこれまでの感謝とこれから一年の平穏無事を祈願するため、神社仏閣に参拝することです。神への感謝や祈りは昔から行われていましたが、現代の「初詣」のスタイルになったのは明治以降といわれています。初詣の由来や縁起物などについて紹介します。

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  1. 1「初詣」とは?
  2. 2「初詣」をする意味
  3. 3「初詣」の起源と歴史・由来
  4. 3.1恵方参り
  5. 4「初詣」の風習やルール・やり方
  6. 4.1お守り
  7. 4.2破魔矢
  8. 4.3絵馬
  9. 4.4初詣はいつからいつまでに行くべき?
  10. 5「初詣」にオススメの神社 東京
  11. 5.1明治神宮
  12. 5.2浅草寺
  13. 5.3大圓寺
  14. 6「初詣」にオススメの神社 関西
  15. 6.1大国主神社
  16. 6.2住吉大社
  17. 6.3堀越神社
  18. 7まとめ
華ちゃん

華ちゃん

「初詣」って毎年必ずするけどどんな意味があるのかな?
その歴史や起源についても知りたいな。

「初詣」とは?

「初詣」とは
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「初詣」とは、これまで無事に生活できたことに対する感謝とこれから始まる一年の平安無事の祈りを捧げるため、年の初めに神社仏閣に参拝することをいいます。初参り(はつまいり)とも呼ばれます。

現代の一般的な宗教観では、神道と仏教は別のものとして捉えられています。そのため「初詣」に行く対象としては、どちらが正しいのか迷う人もいるでしょう。

明治維新になって神道と仏教は区別されましたが、それ以前は神仏習合信仰(神仏が融合された信仰体系)が1000年以上続いてきました。その名残から、「初詣」の対象は神道であっても仏教であっても問題ないと考えられています。

「初詣」をする意味

「初詣」をする意味
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日本人は古来より自然や万物の中に神の存在を信じ、感謝や畏敬の念を持って手を合わせてきた民族です。古い時代には「初詣」という概念は存在していませんでしたが、豊作を願う季節ごとの祈りや日々の暮らしの中で祈りが行われてきました。

現在のように一年間の平穏無事を願う「初詣」が慣習として日本人の心の中に浸透したのは、明治時代の半ばごろからと考えられています。

「初詣」の起源と歴史・由来

「初詣」の起源と歴史・由来
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「初詣」の起源は、家長が一年に一度執り行う「年籠り(としごもり・としこもり)」といわれています年籠りとは、一家の長である家長が家族の健康や安全を願って、大晦日から新年にかけて氏神神社に籠り祈願することです。

それまで夜通し行われていた年籠りが、あるときから大晦日に参拝する「除夜詣」と、新年に参拝する「元旦詣」の二日に分かれて行われるようになりました。現在の初詣の原型となったのが「元旦詣」といわれています。

今でも地方によっては、除夜に氏神様を参拝して一年の感謝を捧げ、一度帰宅して元旦に再び参拝しこれから一年の平安を祈願する(二年参り)風習が残っているところがあります。

恵方参り

もう一方では、源頼朝が鶴岡若宮に参拝したことが現代の初詣に繋がったという話もあります。

江戸時代後半ごろまでは、元旦に歳神様のいる方角の神社へ参拝する(恵方参り)習慣がありました。この習慣が現代の「年籠り」や「恵方参り」、「氏神神社参り」などの形式に捕らわれない神社への参拝形式に変化してきたと考える人もいます。

俳句の季語として登場した時期から読み解くと、現代の「初詣」の形式が日本全国に浸透してきたのは明治末期といえるようです。「初詣」が俳句の歳時記に登場したのが明治末期で、「初詣」の季語を俳句の中に詠まれだしたのは大正時代に入ってからといわれています。

「初詣」の風習やルール・やり方

「初詣」の風習やルール・やり方
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「初詣」の日にちややり方、より良い一年にするための風習などについてご紹介します。神聖な領域に踏み入れる前に、まず手水舎で手や口をゆすぎ、身を清めます。神社の本殿では鈴を鳴らし、2礼2拍手1礼で参拝しましょう。

「初詣」に参拝すると、多くの神社が熊手や破魔矢など縁起物を取り揃えています。おごそかな雰囲気の中にも新年の活気を感じ取ることができるでしょう。「初詣」でこれから一年間良い年であることを願いつつお守りや破魔矢などを授かるのは、日本全国共通の風習です。

前年にお世話になったお守りや縁起物は、「初詣」のとき持参して神社にお焚き上げをお願いしましょう。

神主さん

神主さん

初詣で願いを適えたい人は、神様から喜ばれる作法を身につけよ。大勢の人が祈願する中では特に神様から好感もたれることが大事だからね。

お守り

お守りとは、願いを成就させるための身近な祈願神具といえます。神社の社務所では、健康祈願や無病息災、商売繁盛、縁結び、合格祈願、交通安全、厄除けなどさまざまなお守りを揃えています。自分に必要だと感じるお札を授かると良いでしょう。

ちなみに、お札を持てば願いが必ず叶うと約束されたものではありません。お守りとは神様の存在を感じることのできる神具です。自分の願いを成就するための努力を怠らず、その努力に力を少し貸してくれる存在がお守りと考えるとよいでしょう。

一年間お世話になったお守りは大事に扱います。「初詣」に持参し、感謝を持って神社にお焚き上げを依頼してください。

神主さん

神主さん

お守りには神様の力・分身が宿っていますので、数え方は1個、1つなどではなく「1体」となりますよ。

破魔矢

破魔矢(はまや)とは呼んで字のごとく魔を破る矢。つまり魔除けや厄除けのための神具で、一般的には正月に授かることができます。

初詣の帰りに一年間の厄除け祈願や招福祈願(幸福を射止める)として破魔矢を授かる人も多く、お正月の風物詩として参道を賑わしています。

昨年授かった破魔矢もお守り同様、神社にお焚き上げをお願いしましょう。

絵馬

絵馬
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絵馬とは願い事や祈願成就のお礼に神様へ奉納するための神具です。

絵馬の由来は平安時代以前に遡ります。「馬」は神様を運ぶ動物と考えられていたことから、その当時は生きた馬が奉納されていました。平版時代以降になると、本物の馬の代わりに馬を描いた絵や武具が奉納されるようになったようです。現在では、馬の絵だけではなく船であったり人であったりとさまざまな絵のパターンがあります。

絵馬を扱っている多くの神社では、絵馬を奉納する場所が設けられています。絵馬を持ち帰ってはいけないという話はありませんが、粗末にならないためにも奉納して帰るとよいでしょう。

初詣はいつからいつまでに行くべき?

「初詣」の日にちは由来から考えると1月1日の元旦参りとなりますが、今日では正月三が日の間で参拝することを初詣と呼んでいます。

近年では時代の移り変わりに伴い正月の迎え方も変化してきました。元旦から営業しているお店が多くなり、お正月を自宅でゆっくり休めない人も少なくありません。ライフスタイルの変化により1月7日の松の内までに参拝することを初詣と考える人もいます。

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「初詣」にオススメの神社 東京

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