七夕の食べ物は何がいい?行事食やデザートについてご紹介!

七夕の食べ物は何がいい?行事食やデザートについてご紹介!

織姫と彦星が一年に一度だけ出会えるといわれる、7月7日に行われる行事の七夕。七夕料理といえばそうめんを思い浮かべる方も多いですが、そうめん以外にも意外なメニューやお菓子そしてデザートなどの食べ物もあります。七夕の食べ物をご紹介します。

この記事には広告が含まれます。

コンテンツ [表示]

  1. 1七夕とは?
  2. 2七夕の食べ物は決まっている?
  3. 2.1七夕の行事食「そうめん」
  4. 2.2そうめんを食べる由来となった食べ物とは?
  5. 3七夕はそうめん以外の食べ物でも良いの?
  6. 3.1七夕の食べ物「ちらし寿司」
  7. 3.2七夕の食べ物「カレーライス」
  8. 4七夕に食べたいデザートは?
  9. 4.1七夕に合った手作りデザートを作るのもあり!

七夕とは?

七夕飾りを飾る

この記事では七夕の食べ物をご紹介していきます。
そもそも七夕とは、江戸時代頃から7月7日に行われるようになった日本の行事です。

元々七夕はお盆の行事だったのですが、旧暦から新暦に変わったことで、地域によっては別の月に行われることもあります。実は七夕が行われている7月7日は旧暦で、8月に仙台で行われることで有名な「仙台七夕」は新暦を採用しているのです。

七夕と言えば、天の川に離されて一年に一回しか会えない織姫と彦星の物語が有名ですが、話の原型は奈良時代に中国から伝わってきたと言われています。

織姫と彦星の物語は中国からそのまま輸入されたわけではなく、日本に元々あった伝説や風習と迎合して今に伝わっています。

七夕の行事では、笹にお願いごとを書いて吊す短冊も有名です。ちなみに、お願いごとを書く短冊の五色は、陰陽道の木火土金水を表しています。

北海道の七夕が8月7日の理由とは?「ろうそく出せ」はどんな風習なのか?のイメージ
北海道の七夕が8月7日の理由とは?「ろうそく出せ」はどんな風習なのか?
七夕と言えば7月7日のはずですが、北海道では8月7日が七夕の日とされている地域が多いのはなぜでしょうか?北海道の七夕イベント「ろうそく出せ」について解説します。

七夕の食べ物は決まっている?

七夕の食べ物といえば何を思い浮かべますか?

お正月ならお雑煮、節分なら太巻き寿司、土用の丑の日にはウナギというように行事食を食べる風習が思い浮かびますが、七夕料理と言われてもあまりぴんと来ませんよね。

実は、七夕にはそうめんを食べるのが古くからの風習です。それでは、七夕にそうめんが食べられるようになった理由をご紹介します。

七夕の行事食「そうめん」

七夕の行事食「そうめん」

七夕にそうめんを食べる習慣は平安時代から続いていますが、七夕にそうめんを食べるようになった理由はいくつかあります。

  • 白く長いそうめんを糸にたとえ、裁縫の上達や、機織りの姫である織姫のように良い布が織れるようにと女性たちが願いを込めた。
  • 織姫と彦星のロマンチックな伝説に関連づけて、恋愛成就を祈願した。
  • 細く長いそうめんの形状から、長寿と幸せを祈った。
そうめんの形状や織り姫と彦星の物語から、昔の人は様々な願い事を込めて七夕にそうめんを食べていたのですね。

また、そうめんの原料である麦は体の毒を消すとされていたため、七夕の暑さを凌ぐのにもそうめんは一役買っていました。

うどん発祥の地は福岡?香川?うどんの歴史と起源についてご紹介!のイメージ
うどん発祥の地は福岡?香川?うどんの歴史と起源についてご紹介!
私たち日本人が日ごろよく食べる料理のひとつがうどんです。しかし一般的によく食べられているにもかかわらずうどんの発祥や歴史は意外と知られていません。実はうどんの発祥にはさまざまな説があり、なおかつ長い歴史を持っています。うどんの起源や歴史を見ていきましょう。

そうめんを食べる由来となった食べ物とは?

七夕にそうめんを食べる風習は、織り姫と彦星の物語が中国にルーツがあるのと同じように、中国から伝わってきました。

そうめんのルーツになったものは中国にある「索餅(さくへい)」というお菓子で、日本では「麦縄(むぎなわ)」と呼ばれています。中国では無病息災を祈願して、7月7日に索餅を食べる風習がありました。

索餅は、小麦粉を米粉と合わせてうどんのような太さのものをぐるぐると巻いて作ります。長崎で「よりより」という揚げたお菓子が売られていますが、それとよく似ています。

七夕はそうめん以外の食べ物でも良いの?

七夕料理といえばそうめんですが、最近では意外な料理も七夕料理として登場しています。

七夕の夜空に見立てた料理であれば、七夕の行事食であるそうめん以外にも七夕らしさを感じることが出来ます。季節の行事を大切にして、そして何よりも楽しむ気持ちが大事なのです。

それでは、そうめん以外の七夕の食べ物をご紹介します。
 

七夕の食べ物「ちらし寿司」

七夕に食べる行事食として、ちらし寿司がオススメです。酢飯を空に見立てて、具材でカラフルに夜空を彩るのです。ハムやチーズを星の形に切り取って可愛いちらし寿司を作るのも素敵ですね。

さっぱりとした酢飯で作ったちらし寿司で、みんな集まって七夕パーティをするのはいかがでしょうか。
 

七夕の食べ物「カレーライス」

七夕料理としては意外なカレーライスですが、誰もが好きなカレーライスを七夕料理としてアレンジするのもオススメです。

カレーのルーを夜空に見立てて真ん中にライスを敷くことで、天の川を表現することが出来ます。星形に切ったにんじんなどを散らしてみるのも良いですね。

七夕に食べたいデザートは?

七夕のある7月7日は夏も盛りの時期なので、冷たいデザートも七夕料理としてオススメです。七夕に食べたいデザートをご紹介します。

七夕に合った手作りデザートを作るのもあり!

キラキラとして綺麗なゼリーは夜空に瞬く星を連想させるので、七夕に食べるデザートに最適です。

ゼリーは混ぜて冷やすだけなので、作るのがとても簡単です。自分でゼリーを作ることで、色を混ぜてグラデーションにすることも出来ます。できあがったゼリーを星形の金型で切り抜くのもオススメです。

料理が苦手な方でも、買ってきたゼリーに星形に切った果物やお菓子やアラザン、金平糖などを散らせば七夕ゼリーの出来上がりです。

七夕の食べ物のまとめ

  • 七夕の行事食には、平安時代から続くそうめんがあります。
  • 七夕にそうめんが食べられるようになったルーツは、中国のお菓子「索餅」にあります。
  • 七夕に食べるものでは、そうめん以外にも七夕モチーフの食べ物もオススメです。
七夕の願い事ランキング!願いが叶う例文紹介と短冊への書き方をご紹介のイメージ
七夕の願い事ランキング!願いが叶う例文紹介と短冊への書き方をご紹介
端午の節句である七夕が中国から伝わってきたのは、奈良時代です。それ以前から、日本神話に存在していた棚機津女(たなばたつめ)の伝説と重なり、今日の七夕が行われています。七夕に願い事が叶うための例文や、願い事ランキングなどをご紹介します。
北海道の七夕が8月7日の理由とは?「ろうそく出せ」はどんな風習なのか?のイメージ
北海道の七夕が8月7日の理由とは?「ろうそく出せ」はどんな風習なのか?
七夕と言えば7月7日のはずですが、北海道では8月7日が七夕の日とされている地域が多いのはなぜでしょうか?北海道の七夕イベント「ろうそく出せ」について解説します。
七夕の歌の「笹の葉さらさら」の歌詞の意味についてご紹介!【金銀砂子/五色/のきば】のイメージ
七夕の歌の「笹の葉さらさら」の歌詞の意味についてご紹介!【金銀砂子/五色/のきば】
七夕の歌といえば”ささのはさらさら~”という歌詞の童謡「たなばたさま」ですね。七夕の歌として子供の頃に教わった童謡ですが歌詞の中には”のきば”や”五色のたんざく”といった耳慣れない言葉も含まれています。「笹の葉さらさら」の歌詞の意味を詳しくご説明します。

関連記事

アクセスランキング