国民の祝日・敬老の日とは?
少子高齢化が著しい現代の日本ですが、年配の方は非常に元気とさえいわれています。一方で年配の方も長い人生にわたってさまざまな面で社会に貢献したり、いろいろな経験を積んでは伝えたりする存在です。
日本では年配の方に感謝し祝うための祝日として、「敬老の日」があります。具体的にどのような日なのでしょうか?
敬老の日はいつ?
敬老の日は毎年9月の第3月曜日に迎えます。2002年までは9月15日の固定でしたが、2001年にハッピーマンデーを導入したため、現在のようになりました。なお9月23日には秋分の日ですが、日によっては2015年のようにシルバーウィークを構成する場合もあります。
女神さま
2019年の敬老の日は9月16日(月曜日)ですよ!
敬老の日は何を祝う日なのか?
敬老の日が年配の方を記念する日というのは文字から見てわかることですが、具体的に年配の方をどのような意味で祝うのでしょうか?
祝日法では、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ための日としています。簡単に言い換えれば、長年にわたって日本社会に貢献してきた年配の方に尊敬の気持ちを示すとともに、彼らが長生きしていることを祝うための日といってよいでしょう。
敬老の日はいつからあるの?
この敬老の日ですが、いつごろから存在しているのでしょうか?
国民の祝日として制定されたのは半世紀以上昔の1966年のことです。ただし次の項で見ていくように、国民の祝日になる以前から敬老の日に当たるものはすでに存在していました。
なお同時に国民の祝日になったものに、2月11日の建国記念の日と10月の第2月曜日に迎える体育の日(2020年からはスポーツの日)もあります。