コトリバコの怖すぎる作り方とは?
強力すぎる呪いを持つコトリバコの作り方を分かりやすくまとめました。
1.木細工のからくり箱を作る
2.メスの動物の血を箱いっぱいに入れる
3.一週間放置し、中の血が乾く前に箱の蓋を閉める
4.胎児から10歳までの子どもを殺し、子どもの体の一部を箱の中に入れる
これで、完成です。
4の工程で入れられる身体の一部は、集落で食いぶちを減らすために身体の弱い子や、役に立たないなどの理由で間引かれた子どもたちが使われていたと言われています。
コトリバコの「ハッカイ」とは?
「ハッカイ」とは、8人の子どもの体の一部を使って作られた箱を示しています。
コトリバコにはいくつかの名前があり、「ハッカイ」が一番強力な呪いを持っています。
名前 | 子どもの数 |
イッポウ | 1人 |
ニホウ | 2人 |
サンポウ | 3人 |
シッポウ | 4人 |
ゴホウ | 5人 |
ロッポウ | 6人 |
チッポウ | 7人 |
ハッカイ | 8人 |
作る際に使う子どもの数が多くなればなるほど、呪いの威力は強力になっていくと言われています。また、この呪いの効力はかなり持続し、7人分の子どもの体の一部を使ったチッポウの呪いは140年以上続くと言われています。
そのため、作り方を集落に教えた男は、チッポウ、つまり7人の子どもを体の一部使ったものまでしか作ってはいけないと集落の人々に教えていました。
また、8人の子どもの体の一部を使った「ハッカイ」を作るのが限界だと言われています。9人以上の子どもの体の一部を使ってしまうと作ってる最中に作り手に呪いがかかってしまうと言われています。
集落の人々にはチッポウまでしか作ってはいけないと言っていた男ですが、その男は8人の子どもの体の一部を使った「ハッカイ」を所有しており、集落からいつの間にか姿を消していたと言われています。
コトリバコは実在する?
2006年に島根県でコトリバコらしき箱が確認されています。確認されたのは神社の倉庫を解体している時でした。その木箱は何者かによって持ち出されており、現在その木箱の行方は分かっておらず、持ち出した人物がどうなったのかも分かっていません。
しかし、この都市伝説は「蟲毒(こどく)」と呼ばれる中国に存在する呪術を元にした創作話という説がとても濃厚です。男が逃げたと言われる隠岐の島は、当時流刑が行われていた場所であり、各地からさまざまな身分の人が流れ着いていました。
流れ着いてきた人の中に、中国の呪術に詳しい人物がいたのではないかと言われています。隠岐の島が、当時流刑に使われていたことや、中国の呪術に詳しい人がいたことによる創作話ではないかと言われています。
また、この話に登場する男に関する情報がほとんどないため、この呪術がどこで誕生したものなのか分かっておらず、創作と言われる所以になっているようです。
コトリバコには関わらないのが一番!
この都市伝説は現在の島根県での出来事ではないかと言われており、コトリバコらしき木箱が目撃されています。ですが、実際に存在していたのか、現在どこにあるのかなどは判明しませんでした。
中国に似たような動物の血を使った蟲毒と呼ばれる呪術があり、蟲毒を元にした創作という説が濃厚です。蟲毒はかなり強力な呪術の一種だと言われています。
現在も全国に隠されている可能性があり、コトリバコらしい木箱を見つけた際には関わらないようにしましょう。また呪術系には関わらない方が身のためです。
フィアちゃん
コトリバコのまとめ
- 「子取り箱」と書き、子孫を残さないようにする呪いがかけられている
- 現在の島根県での話だと言われている
- 使われる子どの数が多いほど呪いは強力になる
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