闇の存在「XXX」
「かごめかごめ」とは?
幼い頃に一度は聞いたことがある、童謡「かごめかごめ」ですが、この遊びは、一人が目を閉じて座り、その周りを数人で「かごめかごめ」の歌を唄いながら手を繋ぎ、円を作って廻りながら歩きます。最後の『後ろの正面だあれ』と歌い終わると、座っている人が、真後ろにいる人を誰なのかを当てる遊びです。
子どもたちが無邪気に歌っている「かごめかごめ」の歌には、ヘブライ語伝説や徳川埋蔵金伝説などの、実はさまざまな秘密が隠されていると言われています。
闇の存在「XXX」
子供の頃によく遊んだ「かごめかごめ」。歌詞をじっくりと読んでいくと、不可解な言葉が多くあるのがわかるね。
「かごめかごめ」の歌詞に隠された意味
「かごめかごめ」の歌詞は次の通りです。
かごめかごめ
籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けのばんに
鶴と亀がすべった
後ろの正面だあれ
「かごめかごめ」は江戸時代以前から日本各地で、唄われてきたと言われています。発祥の地と言われている千葉県野田市には「かごめの歌の碑」が建っていますが、誰がなんのためにこの唄を作詞したのかは、謎に包まれています。
歌詞をよく見ていくと「夜明けの晩」や「鶴と亀がすべった」「後ろの正面だあれ」など、不可解な言葉がいくつか見られ、そのため、歌詞の中に重要な暗号のようなものが隠されているのではないか、と考えられるようになったのです。
闇の存在「XXX」
確かに「夜明けの晩」や「後ろの正面」という言葉は奇妙で、意味が判らないな。この歌詞を、どんな風に解釈するのか見てみよう。
遊女の悲しい気持ち描いた歌
昔の日本は貧しく、特に農家は天候に左右されるため、凶作のときには年貢を支払うことができず、多くの農民が借金をして支払っていました。そのため、借金を返済できない場合は、娘がいる家では、娘を遊郭などに売って借金の返済に当てていたのです。
遊郭に売られた娘は遊女となって、借金の返済が終わるまでは、遊郭の外には出ることができす、その自分の姿を「籠の中の鳥」と例えたのでした。「かごめ」を「籠女」と読んで、『この遊郭から、いつ出ることができるのだろう』と嘆き悲しんでいる唄だと言われています。
フィアちゃん
遊女が自分では、どうすることも出来ない人生を、嘆き悲しんでいる唄なのね。
いじめられっ子の気持ちを描いた歌
「かごめかごめ」は「いじめを受けている子供の歌」だと言う説もあります。それは遊ぶときに一人を数人で囲っている姿が、いじめをしているように見えるからです。
- かごめかごめ→ 囲め囲め
- 籠の中の鳥→ 友達と言う名の籠
- いついつでやる→ いつになったら止めるのだろう
- 夜明けの晩→ 夜が明けても、夜になっても=終わらない
このように、大勢の子供に囲まれていじめられている子供が、いじめがいつになったら終わるのだろうと、悲しんでいる唄だと解釈されているのです。
フィアちゃん
いじめられっ子の気持ちを唄った歌だったなんて、知らなかったわ。
「かごめかごめ」は呪いの歌という説も
「かごめかごめ」の歌は、呪いの歌だったと言う説もあります。
それは「鶴と亀がすべった」と言う歌詞から解釈されます。日本では「鶴」と「亀」は吉兆の象徴とし、その「鶴」と「亀」をすべらすと言うことは、不幸を呼ぶと考えられています。
そして「夜明けの晩」=夜が明けても、また夜が来るとして、不幸がずっと続くと解釈されます。そのため不幸がずっと続くようにと願った、呪いの歌だと言われるようになったのです。
闇の存在「XXX」
呪いの歌を、子どもたちに歌わせて、呪いを広めさせようとしたと言うことだね。
逆再生で呪いのメッセージが再生される?
実は、「かごめかごめ」を逆から聞いてみると、「お母さんが見捨てた」や「死ぬ」「きらいーきらいー」などの言葉が出てきます。恐らくは、母親に捨てられた子供が、自分を捨てた母親を恨みながら、死ぬことを考えている唄なのではないでしょうか?
昔の日本では子沢山で、貧しい家は口減らしのために、男の子は小間使いとして、女の子は遊女として売られていきました。自分を売った母親を恨んでいることを残したい子どもたちが、普通ではわからないように、歌詞を逆にしたのだと言われています。
ここに「かごめかごめ」を逆に再生したバージョンのYouTubeの動画にアップされているので、聞いてみてください。
フィアちゃん
かなりインパクトのある歌なので、注意して聞いた方がいいわね。
子供の遊び歌として知られる「かごめかごめ」だが、様々な都市伝説があることを知っているかな?
今回は、多くの人が一度は聞いたことがある「かごめかごめ」の歌詞に込められた怖い本当の意味や都市伝説について紹介していくよ!