近年に起きた神隠し
近年起きた神隠しについていくつかご紹介します。
未解決のもの
突然姿を消してしまい未だに解決に至っていていない神隠しをご紹介します。
ココアを残して消えたゆきちゃん
1991年三重県四日市市の出来事です。小学2年生だった加茂前ゆきちゃんは帰宅した後姿を消しています。
机の上にはまだ温かいココアが残されていたそうです。1994年には「ミゆサンにツイテ カアイソウ カアイソウ」などの怪文書が届くなど不思議な点の多い事件です。
バイト先に行けなかった麻未さん
2001年北海道室蘭市で当時16歳だった千田麻未さんは、バイト先に行く途中で失踪しました。
バスで移動していた麻未さんですが、下車予定バス停より3つ先のバス停にいる姿が目撃されています。また、買い物している姿も目撃されています。しかし、その後消息を絶っており未解決事件になっています。
解決済みのもの
解決済みの事件についてもいくつかご紹介します。
新潟監禁事件
1990年の出来事です。小学4年生の少女が姿を消しました。警察が捜索を行いましたが、見つかりませんでした。そして、約10年が過ぎたある日、少女がある家で監禁された状態で発見されました。
群馬殺害事件
1990年当時小学5年生の娘が父親の車を降りた後、行方が分からなくなりました。
その娘は1週間後に遺体で発見され、翌日犯人が逮捕されました。犯人として逮捕されたのは娘の父親で、保険金目当てという悲しいものでした。
神隠しの原因と考えられるもの
神隠しという、子供らが突然消える現象の背景にはどのようなものが考えられるのでしょうか。
誘拐事件
「神隠し」は「誘拐」や「拉致」などの事件性のあるもの考えるのが一般的です。特に、小さい子供などが突然姿を消すなど、家出が考えられない場合は誘拐や拉致が真っ先に疑われます。
殺人事件
一向に探しても行方が見つからない場合、すでに殺されてしまったのではと考えられます。
殺害された後、人の目に触れない場所に隠されたのではないかという考えです。
迷子になった説
警察は誰かが突然姿を消した場合、迷子や家出などを疑うそうです。
特に、小さい子供の場合は迷子が考えられます。親が目を離した隙に消えてしまうなど親が見えない場所に行ってしまう場合も多くあります。
異次元に飛ばされた説
神隠しは異世界に飛ばされたという説も存在します。
何かをきっかけに異世界に飛ばされてしまうため、現実世界では急に姿を消したように見えるという説です。
間引き説
増えすぎた人を減らすために間引きの理由として使われていたという説です。
現代では考えられませんが、間引いた事実を隠すために「神隠し」という言葉を使ったとも考えられています。
まだまだ謎の多い神隠し
神隠しは神の仕業だけでなく、拉致や監禁など事件の場合も多くあります。
しかし、人間の仕業だとは考えられないことも多く、未だに多くの謎を残しています。
未だに消息が分からない人々はどこに消えてしまったのでしょうか。
「神隠し」まとめ
- 「人間がある日突然消えてしまう現象」を意味する
- 遭いやすい人は「物事に対する考え方や感覚がほかの人と異なっている人、そういう状態の人」とされている
- 神隠しは、神域に迷い込んだと考えられるときもある
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