カマキリのスピリチュアルな意味は幸運が訪れる前触れ？白いカマキリや卵とは

カマキリといえば、比較的身近で見かける緑色でやや大きめの、腕の部分にギザギザとした鎌を持っているのが特徴の虫です。
顔だちも目や口が大きく、虫嫌いの方にとっては敬遠すべき存在です。
できれば避けたいと思われることも多いでしょう。

しかしカマキリを見かけた場合、スピリチュアル的には縁起の良い意味を持っている場合が多いです。カマキリに出会ったら、ぜひとも前向きな気持ちになってみてください。

カマキリが持つスピリチュアル的な意味は、基本的に縁起が良く開運につながるものです。
というのもカマキリはギリシア語で「預言者」、つまり神様からのメッセージを運んでくる存在とされていたからです。
それも古代ギリシアのころから良い未来をもたらす「拝み虫」とされてきたほどです。
古くから「預言者」として親しまれてきた生き物で目の前に現れると「神の使い」だといわれるような存在。

カマキリが持つ幸運なエネルギーは比較的強く、今ご自身で抱えている困難さえも打ち払うほどの威力を持っています。
カマキリを見たときに大切なのがカマキリに対して抱く感情で、かわいいなど親しみを感じる感情を持っていればより強い幸運エネルギーをいただけます。
一方でカマキリに嫌悪感を持った場合は、逆にせっかくの開運エネルギーが弱まってしまうため注意が必要です。

カマキリを偶然見かけて捕まえた場合は、現在抱えている問題が近い将来解決する意味があります。正確には大いなる存在がカマキリを通じて、ご自身の問題がじきに解決するお告げをするということです。

ここで注意すべきなのが、問題解決のために草むらなどに分け入ってカマキリを多く捕まえれば良いわけではない点です。たまたまカマキリに出会って捕まえることという、偶然性にも意味があることを理解してください。

カマキリを見かけたときに、偶然足で踏んだり殺虫剤をかけたりして殺すこともあるでしょう。しかしこのような経験をしても悲観的になる必要はありません。カマキリに手を下してしまう行為にも、ご自身の心のバランスがうまく保たれているという良いスピリチュアル的な意味があります。

具体的には冷静さと情熱さが程良く調和していて、そのために的確な判断を下して意欲的に物事に取り組める意味です。もちろん偶然殺したことに対するスピリチュアル的な意味であるため、草むらなどで意味もなく殺してはいけません。

カマキリについては生きて動いているものだけではなく、脱皮で残した抜け殻や生んだ卵にも縁起が良いお告げの意味があるため、見かけたらラッキーと思うべきです。ここではカマキリの抜け殻や卵が持つスピリチュアル的な意味を見ていきます。

カマキリは昆虫の中でも多くの卵を産むことで有名です。このためカマキリの卵を見かけたら、将来子宝に恵まれることを意味します。このような縁起はちょうどお正月のおせち料理でいうカズノコと同じようなものであるため、カマキリの卵を見たら将来親として子供が持てることに前向きな気持ちになると良いです。

一方カマキリの抜け殻には「進化の象徴」という意味があります。カマキリが脱皮するのは自身の新しい段階を迎えるためです。このため抜け殻を見た人も、近いうちに人生の新しい段階を迎えたり、今抱えている問題が良い方向に進展したりする意味があります。

カマキリの中にも見た目が白いものもいますが、もしこのようなカマキリを見かけたら、少し縁起が良くないお告げと考えた方が良いです。白いカマキリはスピリチュアル的には「自己責任」を意味しますが、より具体的には自分が蒔いた種によって生じた問題の解決を先延ばしにしているという警告の意味を指します。

このため白いカマキリを見かけたときは不幸がやってくると考えるのではなく、むしろ自分自身の行いや気持ちを振り返ってみる良い機会と考えるべきです。そして、未解決の問題があれば逃げることなく立ち向かうべきといえます。

カマキリはスピリチュアル面では基本的に幸運をもたらしてくれる拝み虫です。捕まえたり殺したりしても偶然やったことであれば、むしろ良い意味のお告げになるといえます。

ただしカマキリがいくら開運をもたらしてくれる拝み虫であっても、見たときに良い感情を持っていなければせっかくの幸運エネルギーをあまり受け取れなくなってしまいかねません。だからこそカマキリを見たら「神様が私に良いものを与えてくれるのだ」というように前向きな意味でとらえるようにしてください。