丹光とは?
丹光とは、暗い場所で目を閉じるとまぶたの裏側に見える光のことを指しています。
丹光は心身ともにリラックスしているときにしか見えません。怒りを感じているときや不安や心配事で頭がいっぱいになっているのなら、まず丹光は見えないでしょう。
落ち着いて、自分自身へと意識を向けてください。
丹光を眺めていると、色が変化していることに気づきます。これはなぜかというと、あなたの状態が変化しているからです。丹光とはあなたのチャクラの色です。チャクラは色によって今のあなたの状態を教えてくれているのです。
色ごとのメッセージについては後述しているので、そちらをご覧ください。
丹光を見ることの効果
丹光を見ることによって、今の自分の体や精神状態が大まかにわかります。
多忙な日々に疲れ果てていたり、本来の自分を見失っているときに、自分が本来どのように生きたいかを丹光は色や模様で示してくれます。
その色や模様によっては宇宙、神から送られる愛や守護のメッセージであることもあります。
また丹光は肉眼で見ているわけではありません。第三の目と呼ばれているところで知覚しています。
第三の目が開かれていると、視覚や聴覚などの五感では感じとれないことを感じることができます。第六感ともいわれているものでカンが冴え渡り予知能力のようなものが芽生えたり、人の心が読み取れるようになる可能性があります。
丹光が見える人の特徴
丹光が見える人には次のような特徴があります。
・リラックスしている人
・自分の直感を信頼している人
・霊気を受けたことがある人
・ヨガ・瞑想を習慣的に行っている人
・スピリチュアルな能力に目覚めている人
以上の特徴について、一つ一つ具体的に解説していきます。
リラックスしている人
丹光は第3の目で見ていると、上で紹介しました。第三の目は雑念も湧かないほどリラックスしているときに開きやすいです。
感情が穏やかでリラックスしている人は丹光を見るための条件が整いやすい人と言えます。
自分の直感を信頼している人
直感を信頼し、大切にしてきた人は子どものときに開いていた第三の目が閉じていません。そのため、以下で紹介するような訓練をする必要がありません。そのままの状態で丹光を知覚できるからです。
霊気を受けたことがある人
霊気、というのはヒーリングの一つです。身体などに手を当てて生命エネルギーを送るというもので、健康に導くためのものです。
これを続けているとストレスなどから解放され、リラックス状態に入ることができ、丹光が見えるようになります。
ヨガ・瞑想を習慣的に行っている人
瞑想、ヨガを習慣にしている人は丹光を見る条件が整っています。
丹光はチャクラの色を知覚しています。ヨガや瞑想はそのチャクラを感じることを大切にしています。チャクラを感じることができるのなら、丹光を見ることもできます。
また、瞑想やヨガは心身共にリラックスすることができるのも要因の一つです。
スピリチュアルな能力に目覚めている人
スピリチュアルな能力に目覚めている人というのは、オーラなどの霊的なものが見えたりする人のことです。
目覚めている人、だけでなくスピリチュアルな能力が目覚めようとしている人も含みます。
第三の目は肉眼では見えないものを見ます。つまりオーラなどの通常目に見えないものを見ることができる人は、丹光も見ることができるでしょう。
丹光の色別のスピリチュアルな意味
丹光には色ごとに意味があります。意味をしっかりと覚えて、自分自身が発しているメッセージを受け取りましょう。丹光は色がくすんでいるか、鮮やかかでも意味が異なります。
それも合わせて解説していきますので、ぜひご覧ください。
今、あなたが何かに悩んでいるのなら、解決の手がかりになるかもしれません。
赤
赤い丹光は、グラウンディングを表しています。
グラウンディングとは現実的に人生を生きていることを意味します。
赤い丹光が鮮やかに見える場合は、地に足のついた生き方ができていることを表します。逆にくすんでいると、地に足のついた生き方ができていません。
心機一転、気を引き締めましょう。
赤は第一チャクラの色でもあります。
「怒り、決断、忍耐、衝動、行動、熱意、力、性欲」などの性質を内包しています。
オレンジ
オレンジの丹光は創造のための行動力を表しています。
鮮やかな場合は創造性が満ちていることを示しています。生活の中でちょっとした工夫を楽しんだり、創作活動に励んでいたりするのではないでしょうか。
逆にくすんでいると、行動力に陰りが出ます。自分の人生を、他人任せにしていませんか?
オレンジは第二チャクラの色でもあります。
「想い、活力、健康、友愛、創造性、魅力、自信」などの性質を内包しています。
黄
黄色の丹光は感情を表します。
鮮やかな黄色ならば、あなたは感情をコントロールできています。明るく快活で、とても良い状態です。
逆にくすんでいるなら感情のコントロールができていません。
深呼吸して気持ちを落ち着けましょう。
黄色は第三チャクラの色です。
「感情、幸福、明朗快活、好奇心、自信、天真爛漫、偽り」などの性質を内包しています。
緑
緑色の丹光は愛情を表しています。
色が鮮やかならば、あなたは愛に満ち溢れています。逆にくすんでいるならば、あなた自身の愛が不足していることを意味しています。
相手の良いところを意識的に見てみましょう。愛を思い出すことができるかもしれません。
緑は第四チャクラの色です。
「愛、癒し、友愛、自然、大器晩成、苦労性、気遣い」などの性質を内包しています。
青
青い丹光はコミュニケーション能力を表しています。
色が鮮やかなら、良い人間関係を築くことができます。自分の世界を広げるチャンスと言えるでしょう。
逆にくすんでいるなら、人間関係が悪くなる可能性があります。いつもより謙虚に行動してみましょう。
青は第五チャクラの色です。
「誠実、理想主義、意志、理知、内向、センス、学問」などの性質を内包しています。
水色
水色の丹光は自己表現を表しています。
鮮やかならばあなたは自分の意思を言葉で表現できています。文章や絵画などの創作活動をしているなら、創作の中できちんと自分を表現できています。
逆にくすんでいるなら、自己表現ができていません。自分の意思を抑えて、言葉を閉じ込めていませんか?少しずつ言葉に出してみましょう。
水色には第五チャクラの他に、第四チャクラとも関わりがあります。
「自由、解放、友愛、気遣い、自然、理想主義、平和主義」などの性質を内包しています。
紺(インディゴ)
紺色の丹光は第三の目を表しています。
色が鮮やかなら第三の目が開いていることを意味します。逆にくすんでいると、第三の目が閉じかかっています。雑念にとらわれてはいませんか?
紺色は第六チャクラの色です。
「思考的、霊力、直感、二元性、極端、知性、奉仕」などの性質を内包しています。
紫
紫の丹光はバランスを表しています。
色が鮮やかなら物質面と精神面のどちらにおいてもバランスが取れており、安定していることを示します。逆に色がくすんでいるならどちらか片方にバランスが傾いています。
紫は第七チャクラの色です。
「神秘、創造性、高貴、信仰、探求、目的意識、カリスマ」などの性質を内包しています。
白
白い丹光は宇宙との交信を表します。
色鮮やかならば、高次の存在からメッセージを受け取りやすい状態にあります。瞑想などをしているときにメッセージを受け取ることができるかもしれません。
逆にくすんでいる場合は、高次の存在からメッセージを受け取りにくい状態にあります。
白は第六、第七チャクラと深い関わりがあります。
「純粋さ、浄化、無垢、繊細、神性、感受性、弱さ」などの性質を内包しています。
金・銀
金・銀色の丹光はフォトンエネルギーを表しています。
フォトンエネルギーとは宇宙から地上へと降り注いでいるエネルギーのことです。このエネルギーをたくさん受け取ることで、あなたは魂的にレベルアップでき、大きく変化することができます。
丹光の色が金や銀なら、あなたはレベルアップに必要なフォトンエネルギーを受け取っています。レベルアップは目の前でしょう。
虹色
虹色の丹光は幸運を表しています。幸運のエネルギーが宇宙から降り注いでいます。
この色の丹光が見えたのなら、チャンスです。
あなたが今、一番望んでいることが起こるでしょう。もし叶えたい夢があるのなら、叶えるチャンスがやってきます。
マーブル
マーブル模様の丹光は、トラブルを表しています。
マーブル模様は様々な人のエネルギーが混ざり合いつつも、それぞれが主張を曲げていません。別々の方向を向いています。
もしこの模様が出たらトラブルに巻き込まれる可能性が大きいです。巻き込まれないうちに、こっそりと遠ざかりましょう。
三十六計逃げるにしかずです。
水玉
水玉模様の丹光は、問題の解決を意味しています。
丹光が水玉になるのは、あなたが抱えている問題が小分けにされている状態です。少しずつですが、確実に解決へと向かっています。
大きな問題は小さくして、一つ一つ解決していきましょう。晴れやかな明日はすぐそこにありますよ。
幾何学模様
幾何学模様の丹光は、たくさんの選択肢を意味します。
あなたは今、分岐点に立っています。目の前にはたくさんの選択肢が示されており、あなたは選ぶことができます。
今まで経験してきた出来事を思い出して、一番楽しそうな選択肢を選ぶのが良いでしょう。
丹光を見る方法
丹光が見えるようになるためには、第三の目を開くことが近道です。オススメしたい方法が3つほどございますので、一つ一つ、やり方を含めてご紹介していきます。
瞑想
丹光が見えるようになる方法の一つが瞑想です。
瞑想は丹光が見えるようになる、以外にもたくさんのメリットがあります。
・人間関係が良くなる
・落ち込まなくなる
・仕事の効率が上がる
・ストレスが減った
など、その効果は大きいものです。
瞑想のやり方は、坐禅が最も一般的です。しかし必ずしも坐禅でなければいけないということではなく、椅子に座って行ってもいいのです。
座ったら背筋を伸ばしましょう。両手の手のひらを上に向けて、目を軽く閉じます。力を入れず、体をリラックスさせて腹式呼吸をします。
ポイントは3つあります。
・呼吸に意識を向ける
・ゆっくりと呼吸する
・雑念が浮かんだら流れるままにする
練習を重ねているうちに、必ず丹光は見えてきます。なかなか成果が出なくても諦めずに続けていきましょう。得るものがきっとあります。
丹田呼吸法
丹田呼吸法は、瞑想の種類の一つです。呼吸に特徴があります。
丹田とはおへその上あたりを指します。ここは人間の中心ともなっており、意識を集中させると体全体のエネルギーの流れを知覚できます。
丹田呼吸法のやり方は以下の通りです。
- 肩幅程度に両足を開く
- ゆっくり目を閉じる。腹式呼吸を深くする
- 体中の空気を全部吐き出す。
- ゆっくりと口から息を吸う。この時、両足から大地のエネルギーを吸いあげるようにイメージする
- 吸い上げたエネルギーは体の中心を通り、頭の一番上まで通すイメージをする
- エネルギーが一番上まできたら、息を止める。大地のエネルギーを丹田まで下ろすイメージで行う
- 丹田までエネルギーを下りたなら、口からエネルギーをゆっくりと吐き出すように外へと空気を出す。
以上が丹田呼吸法の基本です。丹光が見たい人は、大地のエネルギーが上がってきたときに、第三の目にある額あたりでエネルギーを一周させてください。大地のエネルギーを第三の目に集中させることによって、開眼を促進します。
ヒーリング音楽
ヒーリング音楽を聴き、心身共にリラックスすることで丹光が見えやすい状態へと導きます。ストレスや怒りなどを沈め、心に溜まった淀みを浄化しましょう。
オススメはモーツアルトやバッハなどのクラッシック音楽ですが、あなたの好きな音楽でも効果があります。
ただしロックなどの激しい曲や、バラードなどの悲しさを誘う曲は避けましょう。感情が動くものは、かえって丹光を見えにくくしてしまいます。ゆったりとした曲を選びましょう。
川のせせらぎや森のさざめく音、雨の音や焚き火の音などの自然音などもヒーリング効果があります。
丹光が見えると自分以外の丹光も見えてくる
自分の丹光が見えるようになると、他の人の丹光も見えるようになります。そうすると周囲の人たちの体調がわかるようになります。
大切な人のちょっとした変化を察知できるようになるので、良い関係を築くことができるでしょう。
丹光とは?丹光が見える人の特徴・色別の意味のまとめ
- 丹光とは、目を閉じた時に見える光のこと。
- 丹光が見える人はスピリチュアルな能力に覚醒していたり、心身ともにリラックスしている人が多い。
- 見える色によって自分の状態がわかる。
- 虹色の場合は幸運を、マーブル模様はトラブルを表している。幾何学模様は選択肢がたくさんあることを意味する。