ダークウェブとは?専用ブラウザでしか入れない闇サイトの実態に迫る!

ダークウェブとは?専用ブラウザでしか入れない闇サイトの実態に迫る!

通常の検索エンジンには表示されないネットの領域には、ユーザーにとって危険性の高いダークウェブが存在し、そこでは薬物や児童ポルノなどの違法なコンテンツが取引されています。
ダークウェブへの入り方や、コンテンツの内容、有名サイトなどを紹介していきます。

コンテンツ [表示]

  1. 1通常の方法ではアクセスできないウェブ領域があるのをご存知ですか?
  2. 2ダークウェブ・深層ウェブとはそもそも何か?
  3. 2.1ウェブの3階層
  4. 3ダークウェブにはどんなコンテンツがあるのか
  5. 3.1ヤバすぎるダークウェブコンテンツ一覧
  6. 3.2ダークウェブの買い物はビットコインやアルトコインなどの仮想通貨で行う
  7. 4ダークウェブにアクセスするには専用ブラウザ「tor」が必要
  8. 5有名なダークウェブのサイト一覧
  9. 5.1シルクロード
  10. 5.2Besa Mafia
  11. 5.3AlphaBay
  12. 5.4Onionちゃんねる
  13. 5.5The Human Experiment
  14. 6ダークウェブの利用は危険

武器・銃器を購入できる

日本など銃刀法のある国に向けて、銃器などの武器を販売するサイトもダークウェブには存在します。しかし輸出入の時点で犯罪が露呈してしまうなどリスクが高いため、武器の通販はダークウェブの中ではかなり小規模なマーケットです。

マリファナなどの薬物

ダークウェブにはマリファナなどの違法な麻薬や、販売が禁止されている薬物を取り扱うオークションサイトが存在します。海外ではダークウェブで猛毒を購入した16歳の少年が自殺してしまったという痛ましい事件があったため、警察による捜査が活発化してきているマーケットです。

臓器

ダークウェブでは臓器の密売や人身売買が行われており、肝臓や腎臓以外にも眼球や心臓などが取引されていると言われています。臓器の入手経路は定かではありませんが、誘拐や殺人の被害者の臓器である可能性が否定できないため、売買する両方にとって非常にリスクの高いマーケットとなっています。

ダークウェブの買い物はビットコインやアルトコインなどの仮想通貨で行う

ビットコインを掴む指
Photo bygeralt

ダークウェブの買い物はビットコインやアルトコインなどの仮想通貨で行う

ダークウェブ上の取引にはビットコインが一般的に使用されています。ビットコインは現金と違って銀行を介さずに個人同士で取引することが出来るので、販売者と購入者の双方にとって安全な通貨なのです。取引において匿名性の高いビットコインは、ダークウェブだけでなくディープウェブでも一般的な通貨となっています。

ダークウェブにアクセスするには専用ブラウザ「tor」が必要

水中のタマネギ
Photo byulleo

ダークウェブにアクセスするには専用ブラウザ「tor」が必要

ダークウェブの入り方は深層webにアクセスできる環境を作るだけという大変シンプルな方法です。深層webにアクセス出来る専用ブラウザとして最も有名なのが「tor(the onion router)」で、このブラウザを通すことでIPアドレスや現在地を隠したままネットサーフィンをすることが出来るようになります。
torは一般的な検索エンジンで検索でき、ダウンロードも無料なので、誰でも簡単にtorを使い始めることが出来ます。しかし、何度も言うようですがダークウェブは危険性の高い場所です。自分の知識に自信があり、自己責任の取れる人以外は、不用意に近づくことはオススメできません。

有名なダークウェブのサイト一覧

パソコンの画面
Photo byjamesmarkosborne

有名なダークウェブのサイト一覧

これまでに紹介してきた危険なコンテンツを取り扱うダークウェブの有名サイトを紹介します。

シルクロード

「シルクロード」は麻薬や違法ドラッグ、パスワードなどの個人情報、PCウイルス、盗品や海賊版など数多くの闇取引が行われていた大規模なオークションサイトです。約96万人の登録者を抱えていたシルクロードですが、2013年にアメリカの警察によってサイトの運営者は逮捕され、現在サイトは閉鎖されています。

Besa Mafia

ダークウェブに今でも存在するサイト「Besa Mafia」では、殺人を依頼することが出来ます。海外では実際に、怨恨などの理由で知人の殺人を誰かに依頼するという事件が起きていますが、Besa Mafiaで依頼された殺人があったのかどうかは未だに謎のままです。

AlphaBay

「AlphaBay」は1万人を超える利用者がいると言われる、大規模なブラックマーケットです。シルクロードが無くなった現在でも安定して使用されているオークションサイトで、麻薬や薬物、武器、PCウイルスなどが取引されています。

Onionちゃんねる

サーフェイスウェブにかつてあった「2ちゃんねる」と酷似したデザインを使用した、ダークウェブに存在する交流サイトです。日本語なので日本人にも使いやすいのですが、最近ではダークウェブにアクセスしたばかりのユーザーが銃や薬物の手に入れ方を尋ねるなどして、古参ユーザーの反感を買うこともあるようです。一見すると危険性のない掲示板サイトに見えますが、ドラッグやポルノなどの違法取引が行われているという噂もあります。

The Human Experiment

「The Human Experiment」はその名の通り人体実験を紹介しているサイトです。サーフェイスウェブでは規制がかかって見れないようなグロテスク極まりない画像や動画が載っています。人体実験の内容も事細かに紹介されており、閲覧すると精神に悪影響が出てしまう恐れがあります。

ダークウェブの利用は危険

ヘルメットをかぶった男性
フリー写真素材ぱくたそ

ダークウェブの利用は危険

特殊なブラウザを使用するだけで簡単に入り方がわかるディープウェブは、今までサーフェイスウェブでは知り得なかった情報が手に入るため、ネットユーザーにとって魅力的な場所に思えます。しかし、ディープウェブ内に存在するダークウェブは、アクセスしただけでパソコンがウイルスに感染したり、個人情報が抜き取られてしまったりして犯罪に巻き込まれる可能性がある危険な領域です。アクセスする際には、個人情報を守る技術や自ら犯罪に手を染めない強い意志を持つように心がけましょう。

ダークウェブの中身とは?

  • ダークウェブでは違法ドラッグや武器、児童ポルノ、盗品などの違法な取引が行われるオークションサイトや掲示板が多く存在しています。
  • ディープウェブではサーフェイスウェブで手に入らない情報を知ることが出来ますが、ウイルス感染や個人情報漏洩などの危険性を持ったダークウェブにアクセスしてしまう可能性がある為、自己防衛が出来る人以外は不用意にアクセスしないで下さい。

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