「やばたにえん」の意味とは？言葉の由来・語源や使い方をわかりやすく紹介

やばたにえんとは「ヤバい」と同じ意味で、凄い・楽しい・悲しい・辛い・可愛いなどを表す様々な場面で使用される言葉です。

特に決まった意味はなく、感情を揺さぶるような物事や出来事、相手などに対しても使われています。そのため使用する状況や場面によって様々な意味を持ちます。

やばたにえんは「ヤバい」と「永谷園」を合わせたのが、言葉の由来・語源とされています。元々あったヤバいという言葉を多用していく内に、言葉遊びが始まり「やばたん」という派生語が生まれています。

「やばたん」がさらに派生して、語呂が良く面白味もある「やばたにえん」になったようです。元はギャルの間で使われていた言葉で、それがSNSによって世間に広まっていきました。その後漫画や芸能人に使われたことで、さらに多くの人に知られるようになりました。

やばたにえんはどのような時に使うのか、使用例をご紹介します。通常の使用方法だけではなく、やばたにえんを他の言葉と合わせた例も解説していきます。

ポジティブな意味を持ったやばたにえんです。楽しい時や嬉しい時、驚いた時などに使えます。元々普段の日常を楽しくしようとして、若者たちが考えついた言葉であり、深く考えずノリで使われている面もあります。

仲の良い友人同士など、堅苦しい場や目上の人を相手にしていない場合なら、特にどのような場面で使用しても問題ありません。普段の話し言葉としては使っていなくても、SNS上だけで使用している人も大勢います。

その際は一緒に貼った画像で状況が分かるようにして、やばたにえんに意味を持たせていることもあります。

やばたにえんには他の言葉と合わせたバージョンもあります。聞いたことがあるような語呂、響きの良さや面白さが増し、やばたにえんのアレンジとして使われています。

やばたにえんとムーリー春雨を合わせた「やばたにえんのムーリー春雨」や、無理茶漬けを合わせた「やばたにえんの無理茶漬け」などが合わせ技として使用されています。

「ヤバすぎて無理」という状況の時に、やばたにえんだけよりインパクトのある言葉として使われることが多く、SNS上などでも多用されています。

やばたにえんには「わろたにえん」「つらたにえん」などの派生語があります。やばたにえんは様々な場面で使えますが、それをさらに細分化させ、どのような場面で使用されるのか分かりやすくなっています。
 

• わろたにえん・・・「笑った」「笑える」などの意味を持っています。元は「笑った」が「ワロタ」「わろたん」という言葉に変化し、やばたにえんが流行りだしてから「わろたにえん」という造語が誕生しました。
• つらたにえん・・・「辛い」という意味で、こちらもわろたにえんと同じで「つらたん」という言葉が作られ、その後「つらたにえん」が使われるようになりました。

若者言葉として作られたやばたにえんはヤバいと同じ意味で、使う状況や場面で様々な意味を持つ便利な言葉合いとして使われています。

気の知れた仲間同士なら、笑いに繋がる可能性もあるので、使ってみてもいいかもしれません。ただし言葉遣いに厳しい方や、目上の方を相手にする際、堅苦しい場などに適した言葉ではないので、相手や状況をしっかり考えましょう。

SNSや仲間内で使用してみると意外と使い勝手がよく、ハマってしまうかもしれません。