ホス狂（ほすきょう）とは？ホストに没頭しやすい女性の特徴と対策を紹介

「ホス狂」とは、「ホスト狂い」を略した語で「ほすきょう」、または「ほすぐるい」と読みます。

読んで字のごとく、狂うほどにホストにハマってしまった女性や、ホストクラブに通いすぎたせいで人生が狂った状態を示す言葉です。
 

平均的なホストクラブは、どれだけ安く済んだとしても、1時間で1万円ほどのお金がかかります。

ホス狂の状態に陥った女性は、ホストクラブに通い始める前の金銭感覚を失ってしまいます。
ハマったホストに会うため、週に何度も、酷いと毎日通ってしまうようになります。
 また、ホストクラブに勤めるホストたちは、売上成績を競い合っています。

好きなホストが上位の成績を収められるように、ホス狂の女性たちは、担当ホストの売上をあげようとお酒やシャンパンのボトルを注文したり、ホストクラブで長時間過ごしたりするようになります。もちろん、ボトルのお酒は安いものではありません。
よほど裕福な女性なら問題はありませんが、そうでない女性は、生活費を切り詰めはじめます。

手持ちの現金が足りなくなっても、クレジットカードを利用したり、キャッシングをしたり、危険な職業に就いたりしてまでも、ホストクラブに通い続けようという思考になってしまうのです。

大切な家族や友人がホス狂にならないよう、ホス狂に陥りやすい女性の特徴を知っておくことが大切です。
もし、ここでご紹介する特徴を持つ女性がいたら、ホストに通っていないか注意してあげるとよいでしょう。

ローンや分割払いに頼ってまでも買い物をしてしまうという、既に金銭感覚が麻痺しかかっているような女性は、将来的にホス狂になる可能性があります。

1万円というホストクラブの基本料金も、ランチで考えれば15食分です。

ですが、金銭感覚が麻痺してしまっていると「少し他のものを我慢すれば払える」と思ってしまい、ホストクラブの料金が高く感じられないものです。そのような女性が一度、ホストクラブに行ってしまったら、ホス狂の始まりです。

面倒見がよくて世話好きの女性も、ホス狂になる可能性があります。

お気に入りのホストをナンバーワンにしてあげたいがために高価なボトルをあけたり、通い詰めて指名を欠かさないようにしたりして、多少無理をしてでも「私がなんとかしなきゃ！」という思考に陥ってしまいます。そのホストが「将来店を持つのが夢なんだ」と言えば、夢を応援するためにお金と時間を費やして自己犠牲をするのが愛情と履き違えてしまうかもしれません。

よい男性に仕立てようとブランド品を奮発する恐れもあり、ホストからATM扱いされてしまっても気づかない可能性もあるでしょう。

自己評価がとても低く、自分に自信がない女性もホス狂予備軍です。

ホストは女性をお姫様のように扱い、外見は勿論のこと内面も褒めます。「笑顔が素敵だね」「キミといると心が落ち着く」「そんな風に考えられるなんて、心があたたかい証拠だね」といったように具体的に褒めるため、このホストは自分をきちんと見てくれているし認めてくれると舞い上がってしまうのです。

すると、心地よい言葉を聞きたい、自分の居場所はホストクラブだと思うようになっていつのまにか通い詰めてしまいます。寂しがりやの女性も同じような心理状態になりやすいので要注意です。周りから「危険だよ」と言われれば言われるほど、自分の居場所はやはりホストクラブしかないと思い詰めてしまう場合もあります。

普段からマウントを取ってしまいがちの女性も、ホス狂いになる可能性大です。

ホストクラブで高いボトルを開ければ、「〇〇さんからいただきました！」と大喝采を浴びます。
シャンパンコールも注目を集めるので、自分はほかの人と違うという優越感に浸れます。

注目を浴びる心地よさと、ホストからうける特別扱いが忘れられずに大金をつぎ込んでしまうパターンです。

ホストにハマって、どんどんお金を使うようになってくると、手持ちの現金だけで遊ぶのは物足りないと感じるように感覚が麻痺してきます。
すると、クレジットカードやキャッシングに手を出すようになります。

さらにエスカレートして、給料だけでは返済が難しいくらいに借金が膨らんでしまったホス狂の女性は、風俗などの危険な仕事に足を踏み入れてしまうことも多いです。
悪徳なホストだと、女性が返しきれないよう借金をさせたうえで、繋がりのある風俗店に紹介をして紹介料を稼ぐということをする人もいるといいます。

ホス狂は、結果的に人生を狂わせてしまう可能性があるので、注意しなくてはなりません。